概要
ペルソナ5TVアニメ版における主人公(原作では自由に名前が決められる)。
『ペルソナ5 ダンシングスターナイト』およびグランブルーファンタジー、コトダマンでのペルソナ5コラボイベントでもこの名前が使われている(詳細は後述)。
アニメでは基本的に口数が少なく、杏が縛られている場に乱入して発した第一声が「どうも、雨宮蓮です」であるなど天然の気もある。
しかし、原作同様歪みきった悪党に対して熱い闘志を燃やすなど義賊らしいところもある。
キャラの方向性はアニメ版鋼のシスコン番長と似ているが、彼とは違って杏が入浴している姿を想像して赤くなる、三島の提案したメイドルッキンパーティにためらいを見せつつも乗っかるなど、年相応に異性が気になっているようである。
ペルソナはこれまでのアニメ主人公たちとは違い、雑魚シャドウとの戦闘で入手したものやそれらのペルソナを合体させたものを使っている。
序盤も序盤でジャックランタン(Lv.32)を呼び出したりしたことのあるP4A主人公とは違い、原作でもそのダンジョンなら呼び出せるレベルのペルソナを使う現実主義である。
また、川上と協力関係を築いたのに節制アルカナのペルソナを使わなかったり、逆に協力関係のない岩井が担当するはずの刑死者アルカナのペルソナをあっさり使用したりと、基本的にコープと関係なしにペルソナを生成していることがわかる。
総じて、ペルソナとの関係はこれまでのアニメ版と違って原作寄りであると言える。
アニメでの使用ペルソナ
ペルソナ | アルカナ | 備考 |
---|---|---|
アルセーヌ | 愚者 | 最初のペルソナ アガシオンの素材となり消滅、TV特番「Dark sun...」にて復活 |
アガシオン | 戦車 | アルセーヌ+ピクシー シャドウ鴨志田戦 |
リャナンシー | 恋愛 | シャドウ斑目戦 |
ヌエ | 月 | スライム+アークエンジェル シャドウ金城戦 |
ホワイトライダー | 戦車 | フタバパレスボス戦 |
ヘカトンケイル | 刑死者 | シャドウ奥村戦 |
オオクニヌシ | 皇帝 | ニイジマパレス内闘技場 |
セト | 塔 | シャドウ冴戦 |
ヨシツネ | 塔 | シャドウ獅童戦(先鋒) |
アリス | 死神 | 同上(中堅) |
ベルゼブブ | 悪魔 | 同上(トリ) |
ヴィシュヌ | 愚者 | ???戦 |
mementos mission
コミカライズであるこの作品でもアニメと同じ主人公の名前となっている。
アニメ版と比べると口数は標準で他のメンバーと大差ないが、褒められたり動揺するとどもって口数が少なくなる。
学業とバイト稼業に加え怪盗団生活を行っていることで学校の課題に追われ、寝不足気味。
それもあってか目つきが悪く、保護観察のレッテルを知らない者から見ても良い印象を持たれにくい。
ペルソナはアルセーヌのみ描写が確認されている。
なお、この作品の時系列は10月であり、アニメの22~23話内に相当するがそのまま当てはめても整合性が取り切れない。
そのため、アニメ版とは別人として扱うのが自然だが、同一人物として見ても然程問題ない。
P5D
グラブルコラボ
2018年6月初頭に行われたグラブルとのコラボイベントで、グラブル主人公の騎空団のプレイアブルキャラとして仲間になる。
イベントにおける彼のレアリティは、最高のSSRという破格の扱いである(コラボイベントで仲間になるコラボプレイアブルキャラでは5人目)。
経緯
コラボの際のP5側の時系列は、祐介が加入した後(マダラメパレスクリア)。
斑目改心後、次なる大きな目標もまだ定まっておらず日常活動の一環としてメメントス探索を続ける怪盗団。
探索中に、メメントスのとある箇所で奇妙な『青い大きな亀裂』に出くわした一行は、不意にその亀裂の中に吸い込まれる。
出てきた先は、赤暗い宵闇に満ちるパレスやメメントスとも、現実世界の日本の東京ともまるで違うどこまでも広がる森や山河、ファンタジーそのものの街や人々の存在する、モルガナですら知らない青い大空の世界だった…。
キャラ性能
騎空団におけるキャラ名義は「ジョーカー」。上述のとおり、レアリティはSSR。
種族はヒューマン、属性は闇。得意武器は原作準拠で短剣および銃。
流石にゲームシステムの違いがあるためペルソナチェンジはなく、コラボの作中ではペルソナはアルセーヌで固定。
戦闘で使用可能なアビリティ
- エイハ(敵1体に闇属性4倍ダメージ。使用間隔6ターン)
- スクンダ(敵の回避率・命中率ダウン(3ターン持続)。使用間隔7ターン)
- トカチェフ(弾薬ポイントを1消費し、敵をランダムターゲットで5回銃撃。使用後に蓮の奥義ゲージ30%UP。使用間隔2ターン。なお、弾薬ポイントは戦闘1回につき最大3で固定されてスタートし、使い切ったらその戦闘中のリロードは不可。ただし、『戦闘不能から復活した場合』はまた3までフルチャージされる)
- 夢見針(敵1体に闇属性2倍ダメージ&「昏睡」のバッドステータス付与。Lv45到達後の追加フェイトエピソード攻略で体得)
サポートアビリティ
- 逆境の覚悟(オーバードライブ中の敵に対しクリティカル率UP)
- 1MORE(光属性の敵にエイハ命中後、即座に2発目のエイハが撃てるようになる。同一ターン中1回限定であり、3発目は撃てない。なお、この1MORE発生時にエイハを撃たなかったらそのまま普通に再使用解禁までの6ターン待ちに移行する)
奥義
- 総攻撃(怪盗団メンバーを召喚し、原作おなじみの演出とともに敵を袋叩きにする。闇属性特大ダメージ。また、オマケとしてランダムに追加効果がひとつ発生)
コトダマンコラボ
属性 | 闇 |
---|---|
種族 | 英 |
レアリティ | ☆6(進化後) |
文字 | れ、し、じ |
わざ | エイガ |
わざ効果 | 敵単体に強力な闇属性攻撃+敵が光属性だった場合追加で敵単体に微量な闇属性攻撃 |
すごわざ | 総攻撃 |
すごわざ効果 | 敵単体に超絶強力な闇属性攻撃+わざ・すごわざを発動させた味方が追加で微量な闇属性攻撃 |
リーダーとくせい | 英種族HP100%・ATK140%UP・6コンボ以上で英種族ATK120%UP |
とくせい | トゲガード |
追加とくせい | 霊種族キラー20%・魔種族キラー20%・文字変換「し、じ」追加 |
2019年3月に行われた『ペルソナ5 The Animation』とのコラボイベントにて登場。
期間限定のコラボしょうかんより入手できる。
ジョーカーに限らず、怪盗団のメンバー(モルガナ除く)は進化させる事で文字変換が追加される。
原作の総攻撃を再現したすごわざが非常に強力で、回数バリアに対しても有効。
アナザーエデン 時空を超える猫コラボ
2019年12月12日に開始された作中初めての「キャラが獲得できるコラボ」であり、また最終的に☆5(最高レア)になる配布キャラである。(コラボプレイアブルキャラとしては1人目だが、同じくモナも最初から☆5状態で仲間になる)。
また、期間の終わりはなくゲームがサービス中である限り無期限で開催中である。
経緯
メメントス内でモナ、ナビ、クイーン、スカル、フォックス、パンサー、ノワールらと共にシャドウ討伐にやってきた一行。
討伐後、全員の頭の中に聞こえる女性からの助けを求める声。
その先に向かうと時空の穴が開いており、一行は「見て見ぬ振りはできない」といい飛び込むのであった。
穴の先にある森の中で首輪がついた猫を発見し、森を抜け出た草原で猫の飼い主と出逢いバルオキーに到着する。
場面替わりアルド一行は盗賊を捕まえるために移動中、同じく「世話になった人」のために盗賊を追っていたジョーカー達とぶつかり、盗賊相手に共闘、元の世界に帰るために声の主を救ける冒険に出る。
キャラ性能
ジョーカーはジョーカー、モナはモルガナ名義で加入。ジョーカーはコラボストーリープレイ中は☆4だが、コラボクリアー後に☆5に昇格する。モルガナは最初から☆5で加入となる。
戦闘で使用可能なスキル
- クイックドロー※1 敵単体に突攻撃小2回、最初から所有してるスキル
- トリックショット※1 敵単体に突攻撃大2回
- トリプルバースト※1 敵単体に突攻撃特大2回 ☆5から習得できる
- スラッシュ 敵全体に火属性の斬攻撃小+HP最大時与えるダメージ増加
- 夢見針 敵全体に突攻撃小+睡眠を付与
- エイハ※2 敵単体に魔法攻撃中+全属性耐性-25%(3ターン)
- エイガオン※2 敵単体に魔法攻撃大+全属性耐性-35%(3ターン)
- ヒートライザ 自身に腕力&知性30%UP(3ターン)
- メギドラオン 敵全体に魔法攻撃特大+気絶を付与、敵の数が少ないほどダメージUP
※1 単純に互換スキルとなっている。また、弾丸を1発消費することで確定クリティカルが発生する
※2 スキル習得ではエイハしか習得できないが、コラボダンジョン内で獲得可能な専用装備「トカチェフ」装備時にエイハがエイガオンに切り替わる。
ヴァリアブルチャント
敵全体に突攻撃特大+弾丸を5発装填する
総攻撃演出
作中のオリジナル機能である「アナザーフォース」のゲージが満タンの状態で展開し、ペルソナコラボキャラ達が持つパーソナリティ「心の怪盗団」が多い時、トドメ演出として総攻撃演出が入る。キャラのカットインは第一弾の配布キャラであるジョーカーとモルガナ、第二弾の配布キャラであるヴァイオレットとスカルのうちアナザーフォースに参加したキャラの中からランダムに選出される。
キャラの総評
全体攻撃が多く、ヒット数の多い単体攻撃もあるため雑魚戦、ボス戦共に活躍しやすい。また作中には銃がないため武器種は剣だが、一応銃であるがため突属性の攻撃が多い(通常は斬)。一応斬攻撃も持っているため突が効きにくい相手からでも無事に済む場合がある。
また、魔法攻撃の全てが基本的に知性(魔力)依存なため、杖以外の武器種は魔力がほとんど上がらずエイハやメギドラオンは一見死にスキルだが、専用装備のトカチェフが物理と同等の数値魔力が上がるため専用装備を装備してからが評価の変わるキャラである。
なお、ヴァリアブルチャントとは「後衛から前衛に移動」した時に発動するもので、発動には最低でも2ターンを要する。戦闘開始であれば最初に後衛にいることで1ターンで済むが、装備の組み合わせなどでクリティカル率を100%にすることも可能なので、あくまで「ヴァリアブルチャントで全体攻撃ができる」程度に考えた方が良いだろう。