概要
お笑いコンビ・マヂカルラブリーのボケ・ネタ作り担当。
本名:野田光(のだ ひかる)
高校時代にお笑いコンビ「セールスコント」を結成し、学校へ行こう!の「お笑いインターハイ」という企画で優勝したが相方が着いていけず解散。その後お笑いコンビ「役満」を結成して16歳で吉本興業所属になり、M-1グランプリの3回戦まで進出したが相方の希望で解散。更にお笑いコンビ「アンビシャス」を結成したが相方に逃げられて解散し、それからマヂカルラブリー結成まではピン芸人であり、SMA NEET projectに所属していた。
漫才の冒頭では掴みとして村上の「村上です」という自己紹介の後に「◯◯です」と名乗り、村上の「マヂカルラブリーです!」という口上に併せて名乗りを繰り返す。この時に一人称や苗字をきちんと名乗ることは非常に稀で、大抵は「その残像です」や「毒爪を使いこなす男です」などといった本題と無関係な肩書(嘘)を名乗る。
前述した2020年のM-1グランプリ決勝ではせり上がりの時点から頭を上げた土下座のポーズで登場し、「どうしても笑わせたい人がいる男です」と名乗り観客の爆笑をかっさらった。その宣言通りに上沼から94点という高得点を得て客席の拍手喝采を浴びたが、当の上沼は3年前の出来事について「全く覚えてない」と笑い飛ばし、野田は「(覚えてないほど)何人にもあんなことをしてるんだ……!」と改めて恐怖していた。
野田最大の特徴は、ストリートファイターを始めとする格闘ゲームが非常に得意でYouTubeに実況を上げる、東方projectが好きで東方を扱ったネット番組『東方ステーション』に出演するなど大のゲームファンとして知られているだけでなく、自分で独学で習得したプログラミングをしてコンピュータゲームを作れるということ。使用している言語(ツール)は比較的敷居の低いHotSoupProcessor。
しかしそのゲームはネタとして披露するものなのでどれも癖のあるものばかり。多くのゲームは略称が既存のゲームと同じになっている。ゲームバランスは滅茶苦茶で、まともにプレイしたらほぼ無理ゲーのものが多い。
多くのゲームには課金というボタンがあり、課金するとゲームがとても簡単になるがつまらなくなってしまうというオチになっている。ひどいときは課金すると「ゲームクリア」と表示されるだけで終わってしまうものもある。
たまにまともなゲームも作っている。
この野田ゲー2作品を使った実況形コントによってR-1ぐらんぷり2020で優勝したが、時はコロナ禍。テレビの収録も営業も軒並み中止になり、優勝したのに売れることができなくなってしまった。それでも過去のR-1チャンピオンには優勝後も鳴かず飛ばずの芸人が少なくないため、多少は売れたほうかもしれない。
その後2020年にM-1グランプリで優勝したことで、史上初の「同年にR-1とM-1のチャンピオンとなった芸人」になった。
キングオブコントも優勝して前人未到の3冠も目指しており、2021年大会ではファイナリストに進出するも結果は10組中9位に終わった。2023年大会にも出場したが、準々決勝敗退に終わってしまった。
2020年からキンクマハムスターの「はむはむ」を飼っており、かなり飼育管理を気にしたり溺愛したりしていたが、2022年6月に最期を看取った。
デビュー当時から2012年頃まではガリガリの痩せだったが、この頃から筋トレを始めて現在はムキムキのマッチョマン。
その一方、中野〜新宿間の電車(4分)に乗るだけで気分が悪くなるほどの乗り物酔い体質で、酔い止め薬を買い溜めしている。
更に「香辛料が苦手」な為、カレーライスは一番嫌いな食べ物である(2019年の『水曜日のダウンタウン』、2020年の『有吉ゼミ』、2021年の『踊る!さんま御殿!!』、2024年の『クイズ!国民一斉調査』でカミングアウトしている)。
野田が手掛けるゲームは野田ゲーを参照。
余談
R-1ぐらんぷりの2日前に放送された勇者ああああの企画「俺の名作ソフトはこれだ! 勇者ああああ Game of The year 2019」で「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2」を推薦し、それを見事勇者ああああ Game of The year 2019に受賞させていたりする。これ以降も勇者ああああでこのゲームの話をする機会があった。
関連タグ
- 粗品:初めてM-1、R-1の二冠を達成した吉本興業所属の芸人。しかも野田と同じく格闘ゲーム、東方projectなどをたしなむ。
- チェンソーマン:情報解禁生特番の司会を担当。
- ゲームゲノム:第2回の『ペルソナ5』第4回の『ダークソウル』特集回にゲスト出演。
- デッカチャン:ゲーム「スーパーブロックくずして」に登場している。
霜降り明星粗品←マヂカルラブリー野田クリスタル→ゆりやんレトリィバァ