KONAMIの音ゲー『pop'n music』に登場するキャラクターについては勇者ああああを参照。
概要
「ゲームの面白さが何となくでもいいから伝わればいいな」をテーマにゲーム実況や、ゲームの情報、豆知識を芸人達が紹介するバラエティ番組である。
ゲーム知識がまったく無い人でも楽しめるようにクラスの男子が悪ふざけしている雰囲気を意識しているため、出演者は学生服を着ていることが多い。
2017年4月7日から2021年3月27日まで4年も放送し、最後の数カ月間は深夜のプライム帯にも進出したが、最終回はティッシュもハンカチも必要ない過去最高レベルの地獄みたいな回と番組公式Twitterでもツイートされていた。
宣伝された通り、スタッフ出演者一同悲しむ余韻もなくあっさりと淡白な感じで番組は終了した。
以降は不定期ながらもオンラインイベントやリアルイベントが開催されており、「勇者ああああ サウンドテスト 〜ゲーマーの異常なコンサート〜」は前後編に分けられTVでも放送された。
ゲームセンターCXとの関係性
直接的な関係は無いが「ゲームセンターCX」を意識して制作されており、同番組の構成作家である岐部昌幸氏も担当している。
番組テーマ曲
ヤバイTシャツ屋さん - 「あつまれ!パーティーピーポー」
深夜時代はエンディングテーマがひと月ごとに代わっていたが、プライム帯進出後は「あつまれ!パーティーピーポー」で固定された。
出演者
レギュラー
準レギュラー
等
主な企画
ミスれば連帯責任 コマンド危機一髪
一発目の放送から何度か行っている企画。格闘ゲームにある複雑な必殺技のコマンド入力や、ゲームのお題などを失敗せずにクリアする企画。誰かが失敗した瞬間、参加者全員に電流の罰ゲームが執行される。
芸人以外にも当番組のテーマ曲を担当しているヤバイTシャツ屋さんも参加した。
芸能界ゲーム風紀委員会
プロフィールにゲーム好きと書いているアイドルなどがエセゲーム好きなのかそうでないのかをはっきりさせる企画。
最初に面接形式で好きなゲームについて質問するが、初回からして好きなゲームは『ドラゴンクエストⅣ』と公言するグラビアアイドルに同一シリーズとはいえ別作品の『ドラゴンクエストⅤ』の話題を振るなど意地悪な企画で、アルピー自身も平子が『F1ゲーム』のBGMとして口ずさんだ曲が『エキサイトバイク』のBGMだったという出オチぶりだった。
後半では面接で好きなゲームと答えたゲームと無関係なゲームをプレイさせ、アルピーに敗北すればプロフィールから「ゲーム好き」を外してもらうという触れ込みだった。
『電車でGO!!』稼働開始時には吉川正洋(ダーリンハニー)を招いて「芸能界鉄道風紀委員会」と題したコラボ回もあったが、このころを境にパッタリとなくなってしまった。
ゲーム芸人公開オーディション
ゲームに関するネタを披露してくれる芸人を探す企画。面白さよりもゲームらしさが重要。中には高橋名人のモノマネをしにきた小石田純一もいた。小石田とボンバーマンに扮したばびぼびおが「ハドソンズ」というコンビを組んで出演した回もあった。
どちらかというと穴埋め的な企画であり、回を重ねるごとに別企画で時間を埋めることも増えてきて放送される機会が徐々になくなってしまった。
ワンコンタッグマッチ
初期から放送されていた企画。お笑いコンビの片方が目隠しをしてコントローラーを持ち、もう片方が司令塔として指示を出す。敗北したチームは「仲良し向上プログラム」と題した罰ゲームを受ける。
ラブレターズやチョコレートプラネット、ニューヨークなどが挑戦した。
世界一豪華なゲーム実況
大物タレントに扮したモノマネ芸人が大物タレントになりきりながらゲーム実況を行う。
田島直弥(アイデンティティ)などネタを交えつつ見事なプレイを見せた芸人もいた一方、ゴジーラ久山のようにモノマネのネタを忘れた芸人やBBゴローのようにネタに集中しすぎてゲームオーバーになった芸人もいる。
Mr.シャチホコは『デトロイトビカムヒューマン』で滅多に到達しないバッドエンドを引き当てて話題になった。
天下一武道会
アイデンティティ、R藤本、山本正剛(BANBANBAN)ら『ドラゴンボール』のモノマネ芸人DB芸人が集まってゲームで対決する。
ゲーマーの異常な愛情
芸人や著名人が、至極のゲームを紹介する企画でプレゼン力の高さを試される。
ヤマグチクエストやノブオ(ペンギンズ)、田口尚平(テレビ東京アナウンサー)がプレゼン力の高さを評価されており、『LIVE A LIVE』、『鈴木爆発』、『UNDERTALE』といった隠れた名作と呼ばれているゲームの魅力を伝えていた。
名作ゲーム人狼
『MOTHER2』や『クロノ・トリガー』などの名作ゲームを愛する芸人・タレントたちの中にひとりだけ一夜漬けで知識だけを叩きこんだ人狼が混ざっている。アルピーは別室でモニターしながらゲームについて語り合うタレントたちの中から人狼を探す。
『MOTHER2』回に出演した朝井麻由美はその『MOTHER』愛から「ゲーマーの異常な愛情」にも出演、『MOTHER3』をプレゼンした。
ゲームガンジー選手権
敵に一切攻撃することなく突破するゲーム対決。そのため、仕様上ボスに攻撃せず倒す・突破することのできるゲームが選ばれていたが、そういったゲームはあまりないため終盤では『Dr.MARIO』のような人類に仇なすウイルスを退治するゲームをする企画になっていた。
罰ゲームは足つぼマッサージだが、痛がってはいけないという制約があった。主に板倉俊之(インパルス)が登場していた企画。
リズム-1グランプリ
リズムネタとリズムゲームの合計点を競い、得点の高いグループが優勝する企画。ネタは面白さよりもリズムに乗れているかどうかが重要になってくる。
審査員はアルピーの平子とフレンズのひろせひろせが担当する。
全4回行われた(第1回、第2回、さよなら、帰ってきた)が、優勝は全てサシャナゴンが勝ち取っている。
クイズ クロスフェード
新旧ハードの移行期間に発売された6本のゲームソフトのうち、次期ハード(ファミリーコンピュータ→スーパーファミコン、プレイステーション→プレイステーション2など)の発売前に発売されたゲームと発売後に発売されたゲームを仕分ける。
派生としてドリームキャストの製造中止発表前に発売されたゲームと発表後に発売されたゲームを仕分ける「クイズ フェードアウト」もあった。
ハリウッドザコシショウとハチミツ二郎は企画の常連であり、特にハリウッドザコシショウは高い正解率からレギュラー出演していた。
企画中にハチミツ二郎が自身とハリウッドザコシショウを「F1層の支持はないかもしれないがP1層というパチンコ行ってるようなヤツらには人気がある」と表現し、以来番組内では両者をP1芸人と称している。
RIFUJIN FIGHTING FEDERATION
原点に立ち返り純粋にゲームを楽しむ企画。敗者には本気にならざるを得ない地味に辛い理不尽な罰を受けてもらう。
野田ゲームショウ
野田クリスタル(マヂカルラブリー)の自作ゲームを品評する。野田同様にゲームを自作した芸人が自作ゲームをプレゼンする「俺のゲームアプリ発表会」などの派生企画もあった。
関連タグ
マヂカルクリエイターズ…入れ替わる形で放送が始まったテレ東系の番組。