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MOTHER3

まざーすりー

2006年4月20日に任天堂から発売されたRPG。『MOTHER』シリーズの第3作目である。
目次 [非表示]

「あんなウルッてくるとは思わなかった。仕事柄、台詞に引き込まれる所があって……その一行一行が重いですよね」


奇妙で、おもしろい。

   そして、せつない。

(※本作のキャッチコピー)


概要

データ

種類オリジナル版VC版※1NIntendo Switch Online
機種GBAWiiUNintendo Switch
発売日2006年4月20日2015年12月20日2024年2月21日
開発元任天堂HAL研究所ブラウニーブラウン・東京糸井重里事務所同左同左
販売元任天堂同左同左
レーティングCERO-A同左同左

※2023年3月28日に配信終了(購入済なら再ダウンロードは可)


2006年4月20日に任天堂から発売されたRPGで、前作の正式な続編。ただし、本作では別世界が舞台と思われる事や続投するキャラクターがごく一部に限られている為、仮にシリーズ内で最初にプレイしても一応楽しめるようになっている。

だが、とある登場人物の隠れた一面を知りたい場合は前作を遊び込む事が必須となるだろう。


プロデュースは前2作と同様に糸井重里が担当し、開発は元スクウェア組のブラウニーブラウン(現:1-UPスタジオ)が新たに参加。一方、音楽は前2作で関わった鈴木慶一と田中宏和に代わり、HAL研究所の酒井省吾が全曲を担当した。

そして、糸井は本作を持って『MOTHERシリーズ』を完結とし、今後自身の手で続編を製作する予定は無いと明言している。

ただし、「『MOTHER4』を作りたいという声に対しては許可を出すかもしれない」と答えている。


なお、本作は現在もシリーズ内で唯一国内版しか発売されていない。その為、海外では認知されにくい作品となっているが、有志による翻訳大乱闘スマッシュブラザーズシリーズへの外部出演によって徐々に知られるようになっている。


発売までの開発経緯

幻となったN64版

本作は元々N64専用ソフトとして開発が進められていた。

当初は1997年に『MOTHER3 キマイラの森』として発表したが、後にプラットフォームをN64 DDに移行しタイトルも『MOTHER3 奇怪生物の森』へと変更。

更に、1999年にタイトルが『MOTHER3 豚王の最期』に変更され、2000年5月に発売を決定。当時のイベントで試遊台やトレーラームービーなども披露された。


当時は、マップキャラクターがフル3DCGで描画されたクォータービューのRPGで、物語は全12章仕立てだった。世界観や物語はこの時から既に完成しており、当時のトレーラーを確認すると3Dで描かれた現在のキャラクター達を垣間見る事が出来る。


しかし、容量や開発期間の都合で12章から8章に短縮されるなどN64のスペックでも糸井の求めるゲームデザインを行えなかった他、前作を開発中止から救ったプログラマー岩田聡の離脱(本社業務への関与)、開発の長期化によるファンからの期待の膨大化、開発側の大作志向化など様々な問題が山積みするようになった。

また、任天堂では同時期に次世代ハードであるGCをメインとしたソフト開発が行われるようになり、N64向けソフトの開発に多くの人員や予算を割く事も出来なくなっていた。

そして、2000年8月に公式から開発中止発表。約6年の開発期間でもなお完成しないまま、『MOTHER3』は沈黙する事になった。


しかし、岩田と糸井、宮本茂は何とか別の形で発売にこぎつけられないかとこの時から検討をしていた。また、ファンからの発売を求める声も大きくなる一方であった。


再開発からのカムバック

2003年6月20日、『MOTHER1+2』の発表と同時に本作の再開発を発表。プラットフォームをGBAに移し、物語やキャラクターはそのままで前2作の雰囲気を色濃く受け継いだドット画による2DRPGとして生まれ変わる事になった。


そして、2006年4月20日に発売。前作から12年の時を経て、遂に復活を遂げたのであった。


ゲームシステム

本編は全8章で構成されており、1つの巨大な島の内部で物語が繰り広げられる、前半部では章ごとに主人公が変わる、序盤から重たい展開があるなどの点が見られる。これらは、ほのぼのしたような雰囲気の中で終始主人公の視点で世界中へ旅をしながら物語が進む前2作とは大きく異なっている。


システム自体は普通のRPGだが、現在では『マリオ&ルイージRPG』などで定番となったシンボルエンカウントと、本シリーズの特徴であるHP減少が時間差で反映されるドラムロールカウンター、幾何学的な戦闘BGMやPSIエフェクトは前作から続投。


そして、本作では新たに戦闘BGMに合わせてボタンを押す事でコンボを重ねられる『サウンドバトル』という要素が追加された。リズム判定はかなりシビアな上、リズムが不規則という嫌らしいフェイントや判定ポイントを持つBGMも多いが、最大までコンボを繋げると2.5倍のダメージとなる。

この為、ダメージや回復の数値はメッセージウインドウには表示されず、敵やパーティに数字がかかるスクウェア作品によく見られる方式になった。


あらすじ

いかにものんびりした美しい風景のなかに、質素な山小屋がたっています。

主人公の少年の、おじいさんの住まいです。

お母さんと一緒に、おじいさんのうちに遊びに行った、双子の少年たちは、今日のうちに、お父さんの待つタツマイリ村に帰ることになっています。


大きく気だてのいい動物ドラゴと全身を使って遊んだり、食卓を囲んでお母さんの手料理を味わったり、たのしい時間は、あっという間に過ぎて行きます。


いつもの森を抜けて、あとは帰るだけ。

不吉な気配など、みじんもありませんでした。

もうじき帰りますよ」という手紙を加えた鳩が、夕暮れの空を飛び立ちました。


ここが世界のどこなのか、いつの時代なのか、さらには、悲劇なのか喜劇なのか・・・・。

すべては謎にされたまま、この物語は始まります。


WELCOME TO MOTHER3 WORLD

ようこそ『MOTHER3』の世界へ!


※『MOTHER3』の公式サイトから引用


登場人物

メインキャラクター

◇リュカ。

本作の主人公で、心優しい少年。父フリント、母ヒナワ、双子クラウスとの4人家族。

幼い頃から超能力の才能があり、後にマジプシーのイオニアの協力を経て『PSI』が使えるようになった。

第4章『チチブーの劇場』以降、プレイヤーとして操作出来るようになる。


クラウス

リュカの双子の。弟と比べるとやんちゃで活発な性格をしており、母のヒナワからは少し心配されている。


もうすぐ父の日だと思う

リュカとクラウスの父親。不器用な性格で向こう見ずな一面もあるが、強くて頼れる存在。

第1章『とむらいの夜』では、プレイヤーとして操作が出来るようになる。


ひまわりのような

フリントので、リュカとクラウスの母親。とても優しく温和な性格で、家族だけでなく『タツマイリ村』の住民達からも愛されている。


ボニー

リュカの家で飼われている勇敢で利口な。全編を通しフリント一家やメンバーを支える。


ドット絵:ダスター

本作の仲間の1人で、何も盗まない正義のドロボー親子の息子。父のウエスから教わった『ドロボー術』を使う。

第2章『泥棒アドベンチャー』では、プレイヤーとして操作が出来るようになる。


クマトラ

本作の仲間の1人で、サルよりすばしっこくクマより強いという『オソヘ城』の姫君。男勝りで仲間思いな性格。

『PSI』では、主に彼女のみが習得する攻撃系の技が使用できる。


  • サルサ

DANCE!

サル質(人質)となったガールフレンドのサルコを助ける為、ヨクバに奴隷としてこき使われている

第3章『あやしい行商人』では、プレイヤーとして操作出来るようになる。


サブキャラクター

マジプシー

『ノーウェア島』で長い時代を生き続けている不思議な人々。中性的でオカマのような外見をしており、各地に存在する7本のハリを守っている。

彼女らの名前は本作の音楽を担当した酒井省吾によって、音楽用語の『教会旋法』に基き命名された。


暖暖

『オリシモ山』で、マジプシーのエオリアの家の裏の洞窟から繋がっている『ドラゴ台地』に住む緑の恐竜。外見に反して人懐っこい性格で、同じ山の近くに建てられているアレックの家までやってくる事もある。

また、リュカやクラウスがよくやる『ケンカごっこ』(ドラゴに体当たりをする遊び)にも気前よく応じてくれる。


ぴょん。 ごようですね?

ぴょん。セーブしておきますか?

『ノーウェア島』のいたる所にいたるところに生息し、セーブとお金(DP)の管理をしてくれる。

食べられていたり剥製にされていたり幽霊になっていたりしてもセーブしてくれる。


ギラリーン

『ノーウェア島』に住む生き物。プロローグではリュカとクラウスにいきなり戦いを挑むもあっさり倒され、直後にヒナワに踏まれてしまう。それでも無事に生きていたようで、3年後に『オケラホール』に来たリュカ達にリベンジを挑んでくる。

リュカ達が勝利した後はオケラが道中に度々現れ、商売をしてくれる。負けた場合は口の利き方が少し生意気になる。


おっさん属性

ダスターがオソへ城で手に入れた赤い蛇。名前通りとしての役割で冒険をアシストしてくれる。


  • サルコ

サルサの恋人ならぬ恋ザル。第3章『あやしい行商人』ではサルサと引き離され人質ならぬサル質にされている。


タツマイリ村の人々

タツマイリ北部

  • アレック

ヒナワの父親で、リュカとクラウスの祖父。陽気な性格でよくギャグを言い、リラックスを何より大事にしている。『タツマイリ村』から北側の『オリシモ山』にある山小屋で1人暮らしをしており、娘のヒナワが孫のリュカとクラウスを連れて度々遊びに来る。また、マジプシーのイオニアと親交がある。

第1章『とむらいの夜』中盤では、NPCとしてフリントに同行。戦闘中には薬草を使って体力を回復、催眠攻撃で眠ってしまった時には叩き起こしてくれるが、攻撃力は低く腰痛で動けない事も多い。

3年後では『シアワセのハコ』を受け取らなかったせいか、住居の山小屋に凄まじい数の雷を落とされ老人ホーム『オールドマンズパラダイス』への転居を余儀なくされた。隣室になったウエスとはふざけ合うほどの仲になっている。


  • ライタ

フリントの親友で大工の親方。男気あふれる性格で、息子のフエル曰く"気合で生きている人間"。彼や家に住み着くネズミと一緒に森の中の家で暮らしている。常に角材を持ち歩く為、狭い部屋では少し危なっかしい。

第1章『とむらいの夜』では負傷に加え火事で家が全焼する災難に遭う。それでも、道を塞ぐ倒木をどかして家族を探すフリントをサポートしたり、錯乱した彼を角材で殴って気絶させ正気に戻したりした。

また、ブタマスク達が森に火を放つ所を目撃しており、ブタマスクやヨクバに対しての不信感から『シアワセのハコ』を貰わなかった。

3年後では、フエルはカロリーヌの店の手伝いで、弟子の2人も『コーバ』や漫才の練習でライタの元を離れているため、一人でいることが多い。また、建て直した新しい家も雷に打たれて屋根の一部が抜け落ちてしまった。

フリント一家を心配し、リュカやダスターにも好意的に接してくれる。

  • フエル

ライタの息子で、リュカやクラウスの友達。第1章『とむらいの夜』では、森火事で逃げ遅れてしまった所をフリントに助けられた。

その後、ライタの所へ合流するまでNPCとして行動する事になる。戦闘中では敵に石を投げつけたり、フリントを応援してHPを少しだけ回復してくれる。

しっかりした性格で、火事で怪我をした父親を励ましたり失意にあったリュカには気遣いを見せる。また、3年後には「誰かの手伝いをするのが大好き」といってカロリーヌのパン屋を手伝っている。アンジーに少し気があるようだ。

  • エントツ&アチャト

ライタのもとで働く大工の見習いで、常に一緒に行動している。背の高い方がエントツで、帽子を被った小柄な方がアチャト。

大工として働く場面は見られず、主にエントツがボケでアチャトがツッコミの漫才コンビとして登場する。

エントツはテッシーに憧れており、ダスターをライバル視している。アチャトはクラブ・チチブーの従業員であるヨシコシのファン。

一時期は漫才の事を忘れていた時期もあったが、『コーバ』の閉鎖後は再び漫才を始める。

  • イサク

森の家の中で1人で過ごしている木こり。村の雰囲気にも馴染めず、森の中での暮らしを退屈に感じている。

第1章『とむらいの夜』ではヒナワ達が村に帰ってこない事に最初に気付き、住民達を呼んで積極的に捜索活動を行った。また、捜索時には毒消しを無料で配っていた。

しかし、ヨクバに出会ってからは彼に心酔し、『シアワセのハコ』の影響も大きく受ける事になる。第8章『なにもかも なにもかも』では、ブタマスク軍の一員になっていた。

この村のリーダーへ

『クロスロード』付近にいる、異様に高身長な男性。無口で誰にも口を開く事は無いが、村で何かあった際は鐘を鳴らして皆に知らせてくれる。

  • ニッポリート

『ミソシレ墓場』の墓守で、独特の訛りがある老人。墓には"ばかのはか"や"じんせいははかない"などのダジャレが書かれている。

家の地下に『オソヘ城』への通路があったり、城の跳ね橋の鍵を所持していたり、城の前庭の花畑を『(好きなこんだて)のなえ』と『じゃがじゃがいも』を植えた野菜畑にしてしまっているが、城との関係は不明。フリント一家の事を気遣い続け、第7章『7つの針』ではフリントから預かった『ゆうきのバッヂ』をリュカに託す。

3年後には、『シアワセのハコ』を持っていなかった為に家を雷で破壊されてしまった。『ニューポークシティ』では守る墓が無いと嘆いていた(「墓がない」と「儚い」をかけたダジャレ?)。


タツマイリ東部

  • ウエス

ダスターの父であると同時に師匠で、元・クマトラの養育係。ドロボー術の達人。

息子をよく"あほ"と呼ぶが、彼が行方不明になってからは安否を心配し続け、連れ帰った際には喜びの感情を露わにするなど、優しい一面もある。

第2章『泥棒アドベンチャー』では、ダスターに"ある重要な物"を盗んでくるように命じたが違うものを持ってきてしまった為、2度目の捜索に同行。罠にハマって困っていたクマトラを助け、彼女も加えた捜索を経て目的の品である『ハミングバードのタマゴ』を発見するも、川に流されダスターごとタマゴを見失ってしまう。

第3章『あやしい行商人』では、サルサとクマトラに同行。ヨクバやブタマスクに嫌悪感を持っており、彼らの言葉を信じなかった。

上記の章ではNPCとして戦闘に参加。『ヌスット術の秘技』や『イカヅチ玉』など威力の高い攻撃をしたり、ダスターの靴下を投げて敵の動きを止めたりする。ダスターを叱る、クマトラの身を案じるなど何もしない場合もある。

3年後では自宅を老人ホームに改築され、そこに軟禁されている。ダスターについての噂を聞き彼の元を訪れたリュカ達に、噂の真偽を確かめてほしいと頼む。


  • エド

ちょうろうの息子。スーツを身に付け、時折オリーと共に村の青年のまとめ役を務める。

リュカ達に好意的に接してくれる。

  • ナン

ナンの妻で、3年後は老人ホームで働いている。夫と同様、リュカ達に好意的に接してくれる。

  • アル

エドとナンの娘で、『タツマイリ村』では最年少の住民。少しおしゃまな性格で、『D.C.M.C.』のファン。

3年後には他の子供達と同じく身長が伸びており、髪型もツインテールからショートヘアに変化している。

村にやってきたヨクバの演説を聞いているものの、ブタマスク達の乱暴なやり方については快く思っていない。

  • ちょうろう

エドの家で寝たきりの生活を送っている老人。一応エドの父親らしいが、エドは彼を"うちのちょうろう"と呼ぶ。

テディベアのクマミちゃんが好きで、インコのキューちゃんを飼っている。女の子が見舞いに来てくれると嬉しいらしい。

3年後には既に故人(享年99歳)で、会うことはできない。生前購入した墓に埋葬されており、そこには、単に子供のころからちょろちょろしていたため「ちょうろう」と呼ばれていたということが記されている。

  • マット

アフロヘアーの髪型でヒゲを生やしている牧場の主人。

陽気な性格。酔っているように見えるが、本人曰く「酔っているのではなくしゃっくりの症状」との事。

3年後には、『シアワセのハコ』の影響を受けており、リュカに対して傲慢な態度をとる。

  • ジル

マットの妻。井戸端会議の常連。

見た目はポーキーのママに似ており、太っていて口が大きい。

毎日のおかずはローストチキンと決めている。夫婦仲は良い方である。

ヨクバを気に入ったらしいが、すっかり遊び好きになってしまった息子とその友人に手を焼いている。『シアワセのハコ』の影響は小さく、牧場の一家の中では唯一リュカに好意的に接してくれる。

  • ビフ

マットとジルの息子。顔が長くて背が高く、寒がり。

3年後はブッチと一緒に『コーバ』で働いているが、仕事中に立ち寝をするなど勤務態度は不真面目。

  • ブッチ

ビフの友人。太っており、寒さに強い。

最初にヨクバに目をつけられた男。森が火事になった際に野次馬のような態度をとっていたためエドに止められた。

ヨクバから貰ったカネの隠し場所をドロボーであるダスターに教え、カネが無くなった際は本人不在のまま彼を犯人と断定した。

3年後はビフと一緒に『コーバ』で働いているが、勤務態度は彼以上に不真面目。


タツマイリ中心部

  • トマス

バザールの主人。そそっかしい性格で、変な走り方をする。第1章『とむらいの夜』の序盤でテリの森が火事になった際、フリントの家を訪れ協力を求めた。その後一時的にNPCになるが、戦闘では慌てるだけで攻撃などは全くしない。

3年前のバザールでは誰かが持ち寄った物を欲しい人に無償で提供していたが、第4章『チチブーの劇場』以降はトカイから仕入れた物を販売するようになった。

家族に妻のリサ、2人の子供ニコルとリッチ、父のマイクがいる。

  • リサ

トマスの妻。ヒナワの親友で、フリントに彼女を紹介した人物でもある。

井戸の近くでブレンダやジルとよく世間話をしており、トマスには世話を焼かされている。

  • ニコル

トマスとリサの息子。リュカとクラウスとは同年代で仲が良い。

3年後は他の子供たちと同じく背が伸びており、『コーバ』で働くトマスの代わりに店番を勤めるしっかり者になっている。

  • リッチ

トマスとリサの娘で、ニコルの妹。リュカとクラウスとは同年代で仲が良い。

少し自己意識が強い。

3年後は他の子供たちと同じく背が伸びているほか、服が赤からオレンジに変化している。

  • マイク

トマスの父親で、彼が不在時には代理としてバザールの主人を務めている。趣味で焼いたクッキーを"多少不潔なあまり美味しくないクッキー"と念押しして配っている(ただし、回復量は普通のクッキーと同じ)。

3年後には老人ホームに移り住み、孫たちに会えない寂しさからリュカが彼の元に訪れると小遣いを与えてくれる。老人ホームで働くリンダにセクハラを指摘された際には「世知辛い世の中になった」と嘆いていた。寂しさを紛らわす為『シアワセのハコ』に入り浸っている。

  • ブロンソン

『タツマイリ村』のまとめ役となっている鍛冶屋。入手した素材を元に武器を作る。

洗濯物を外に干しっぱなしにしている。海が好きで、海岸で日光浴をしていたりビーチコーミングをする事もある。

失意に暮れるフリントの事をずっと気にかけていた。『シアワセのハコ』を持っているが、影響はあまり受けていない。

  • ジャッキー

暖かみのある宿屋『YADO』の主人。気が弱い。

3年後には大きなホテルの主人になり、従業員も増えた為にブロンソンと一緒にコーバで働く。『シアワセのハコ』が室内に置かれているが、その影響は小さい。

村での評判が悪いリュカやダスターの来館を歓迎しない姿勢を見せる。

  • ベッツィー

ジャッキーの妻で、気の弱い主人を支えるしっかり者の女将のおばさん。

サルサのことを可愛いと思っている。

3年後は『YADO』への来客が増えた為、村を近代化させたヨクバに感謝している。

  • テッシー

ハードレイン

『YADO』の看板娘で、何処へ行く時もメイド服を普段着として着用している。才色兼備で『タツマイリ村』の青年達の憧れの的だが、当人にあまり自覚は無い。

ジャッキーとベッツィーの娘なのかは不明。

3年後でも『シアワセのハコ』の影響は受けておらず、リュカ達に以前と変わらない態度で接してくれる。『D.C.M.C.』のタメキチが行方不明のダスターであると直感し、彼を心配してクラブ・チチブーのライブ会場に顔を出すようになった。

トカイへの興味は少しはあるものの、他の村人に比べると薄い。

  • アボット

幸せな生活に憧れており、語尾に「オッケィ?」を付ける事が多い。収集癖がある。

3年後はコーバに勤めているが、上手く馴染めずあまり働いていない。『シアワセのハコ』に入り浸るものの、元々お互いの幸せだけを求めていたので影響は小さく、逆に2人の絆が深まった。

その為、リュカ達にも好意的に接してくれる。

  • アビー

アボットの妻。幸せな生活に憧れており、夫婦で『タツマイリポインセチア』という花を育てている。

夫と同様に『シアワセのハコ』に入り浸るものの、元々お互いの幸せだけを求めていたので影響は小さく、逆に2人の絆が深まった。その為、リュカ達にも好意的に接してくれる。

  • ポール

妻のリンダと暮らす男性。夫婦仲は良好で、イサクやリュカ達とも非常に仲が良い。

見た目は前作のジェフに似ている。

眼鏡をかけており冷静な性格だが、煙に敏感で咳が止まらなくなる時がある。

名前の元ネタはポール・マッカートニー

  • リンダ

ポールの妻で、頭に眼鏡を乗せている。夫婦仲は良好で、イサクやリュカ達とも非常に仲が良い。

ヒナワに「ふわふわオムレツ」の作り方を教えてもらう約束をしていた。

夫とは逆に被害妄想が激しくヒステリックな性格で、ヨクバの演説に対して「友人のイサクに余計なことを吹き込まないで欲しい」と思っていた。

3年後には老人ホームで働いているが、マイクの事は良く思っておらず"セクハラじじい"と言って毛嫌いしている。

名前の元ネタはリンダ・マッカートニー

  • カロリーヌ

店を切り盛りする女性。

第1章『とむらいの夜』では、ナッツを持って行くと無料でパンやクッキーを焼いてくれる。第4章『チチブーの劇場』以降は有料での販売になる。

失意の底にあったフリントに対して、彼女なりの言葉で励ましていた。

  • アンジー

カロリーヌの娘。フエルと同じ位の年の少女。母の店を手伝っている。

帽子を被っており大人しい性格だったが、3年後は他の子供達と同様に背が伸び、帽子を被らなくなったほか、気の強さも見せるようになる。好みのタイプは"ジャガイモのような人"で、フエルに対し気のあるようなそぶりを見せている。

母親と同様に、フリント一家の事を励ましてくれる。

  • プッシャー

『タツマイリ村』の村長…ではあるものの村への愛着はなきに等しく、有事の際には何もせず責任を追及されると保身に徹する。

ヨクバに目をつけられ、様々な話を持ちかけられる。リュカ達への態度は冷たいが、ヨクバが傍に居るとコロッと態度を変える。

  • エルモア

プッシャーの妻。家から殆ど出ない。

夫と同じくきつい口調と嫌味な性格で、フリント一家を嫌って厄介者扱いする。息子のオリーが将来大物になって自分達夫婦に楽をさせてくれる事を夢見ている。

  • オリー

プッシャーとエルモアの息子。性格は根暗だが、父親とは違いユーモアを大切にしている。

火事の知らせを聞いて家族の中で唯一手伝いに向かったり、暴れるフリントを止めようとする勇敢な一面もある。村への愛着があったらしく、『ニューポークシティ』に行ってからはすっかり意気消沈していた。

一緒に意気消沈しようぜ!

フリントに対して冷たい態度を取るが、リュカや彼の仲間には優しく好意的に接してくれる。

  • セバスチャン

村長の家で執事として働く男。口癖のように「いそがし いそがし」と言っていて、それ以外の発言はほとんど無い。

家から殆ど出る事も無く、フリント一家や仲間達を邪魔者扱いする。

  • マップソン

通称"ちずずき ちずもちの マップソン"。地図好きで有名で、マジプシーですら彼を知っていた。

リュカ達が向かうべき目的地を地図上に書き込む事が、彼にとってストレス発散となっているらしい。一方、村の事件や様子には興味がないのか、ほとんど言及しない。村人の殆どが『ニューポークシティ』へ行った後も最後まで『タツマイリ村』に残っていた。

他の住民との関係は不明だが、村長宅にいることがある。


タツマイリ西部

  • ヨーネル

『オオウロコ海岸』の近くで妻のブレンダと息子のボブと娘のドナと住んでいる。

フリントとヒナワの事を"森の小鳥達も羨む最高の夫婦"と評しており、第1章『とむらいの夜』では行方不明になったヒナワ親子の捜索で指示を出し、第4章『チチブーの劇場』ではコーバのやり方に独自の案を提示するなどリーダー気質な所がある。

3年後もリュカにフリントの事を何度も尋ねるなど、一家の事を心配し続けている。実はリュカを自分の後継者にしたかったらしい。

また、信仰深く作中冒頭では森の入口の『イノリバ』で祈りを捧げるよう強要してくるが、時が経つにつれ信仰心は薄れていった。

コーバで働いているときは普段被っている帽子を外しており、ツノのような髪型であることを確認できる。

  • ブレンダ

ヨーネルの妻で井戸端会議の常連。夫と違いリュカや仲間達、特にダスターに対してきつく当たる。

口が悪く、厄介事や湿っぽい事が嫌いらしいが涙もろい。また、人魚の伝説を信じているなどロマンチックな一面もある。

  • ボブ

ヨーネルとブレンダの息子。1人で『YADO』に入り浸り、何か良い事がある度に1人で乾杯をしている。

普段はさえない男だが、酔うと紳士的な口調になる。翌朝には二日酔いしている事が多い。

ヨーネルと同様、リュカ達に友好的に接してくれる。

  • ドナ

ヨーネルとブレンダの娘で、ボブの妹。

眼鏡をかけており、芸術を好む。当初から『タツマイリ村』を出たがっていた。

泳ぎが苦手な為、練習用のビート板を持っているが、観賞用としてサーフボードも持っている。

  • レジー

刑務所の近くのテントで暮らす、民族風の楽天的な占い師の男性。独特の雰囲気と口調を持ち、たまに哲学じみた事を言う。

3年後には、『シアワセのハコ』を受け取らなかった影響で雷を落とされテントを焼かれてしまった。

  • バトー

『オオウロコ海岸』にある家に1人で暮らしている男性。

ピッキーに似た髪型をしている。

高所恐怖症で内向的な性格。家の中で沢山のを飼い『タツマイリこけし』というものを作っている。

3年後には郵便局のような仕事をしていた。

好きな海を見るため岬に1人で居る事が多い少女。独特な感性を持ち、話が非常に長いため他の住民から避けられている。

何故かピアノの事を"ヤノピ"という。時々村を訪れてヨクバの演説を見に行っていたが、『シアワセのハコ』には興味を持たなかった様子。


第4章以降に登場

  • ヨシダさん

『コーバ』の責任者を務める人物。少佐のブタマスクだが、彼らの中では珍しくリュカ達に敵意を持っておらず気さくに話し掛けてくれる。

他のブタマスク達と違い『クラブ・チチブー』に行った事がなく、代わりに歌を作成する程『コーバ』への愛着があった為、閉鎖が決まった時には「俺まで必要とされてないみたいで悲しいよ」と嘆いていた。

本編では詳細が明らかにされていなかったが、2007年2月7日に『ほぼ日刊イトイ新聞』で配信されたブックレットで素顔が明らかになった。


DCMC

『クラブ・チチブー』で演奏活動をしている5人組の男性バンド。全員が記憶喪失らしい。

物事で何か迷った時には『ジャンケス』で決める。


残念原画:「おともだち1」のパパ

キングPの命令により、『キマイラ研究所』で働いていた男性。

前作にも同名の人物が登場するが、同一人物なのかは不明。


ぐんまけん

『どせいだに』に住む謎の生命体。気の抜ける話し方や外見に反して高度な科学力を持っている。

怖い話を聞かされると怯えてしまう。



敵キャラクター

ここでは、MOTHER3に登場する一部の敵を紹介する。

全モンスターについてはMOTHERシリーズのモンスター一覧を参照。


RPGツクールXP規格 ブタマスク

キングPに忠誠を誓っている謎の集団。突如『タツマイリ村』に現れ、様々な悪事を働く。


ヨクバ

キングPに仕え、ブタマスク達を統率している男性。バナナが好きで、食べた後にその皮を地面に捨てる癖がある。

第3章『あやしい行商人』ではサルサを奴隷のように扱い、『タツマイリ村』に訪れてからは演説などを通して間接侵略を試みる。


かめんのおとこ

第5章『イカヅチの塔』のラストから登場した謎の人物。キングPに忠誠を誓い、多くのブタマスク達から慕われている。


  • キングP ※リンク先ネタバレ注意!※

絶対安全

ブタマスク達と仮面の男を統率する謎の人物。


  • ぶんちょうぼう

ぶんちょうぼう

文鳥が合体したキマイラ。爆弾が詰められている。


会いたくて

口だけの顔に足が4つついた不思議生物。


Mother3のドラゴ

ブタマスク達によってキマイラに改造されたドラゴで、第1章『とむらいの夜』のボス。


オソヘノオヘソノオソヘビ

『オソヘ城』の地下に潜んでいる巨大なヘビで、第2章『泥棒アドベンチャー』のボス。


VSジェネッタくん

『イカズチタワー』最上階のジェネレーターを守っているロボットで、第5章のボス。

電気がメインの攻撃を繰り出す為、通常攻撃をすると感電してしまう。


きゅうしょくのキムラ

『キマイラ研究所』に監禁されていた生命体。


  • てっきゅうメカゴリラ

VSてっきゅうメカゴリラ

『シログネ山』にある針を抜いた仮面の男が、後を追って来たリュカ達に差し向けたゴリラのメカキマイラ。

凄まじい攻撃力で、手に繋がれた鉄球を振り回してくる。


けっかいトリオ

『タネヒネリ島』にあるミクソリディアのハリを守る謎の生命体。


マシュマロチャーン!

『イカヅチタワー』の『キングPのおへや』に住んでいるメイドロボット。

室内に飾られた『ともだちのヨーヨー』を監視している。


New Pork City

『ニューポークシティ』に置かれている巨大な像。一見するとただの石像のようだが…?


その他

  • あなた

プレイヤーであるあなた自身。リュカの後見人として、メタ的な視点から旅の行く末を見守る。


冒険の舞台

本作の舞台で、村や森、火山、雪山、砂漠など様々なエリアが存在する。


『オオウロコ海岸』から海底ダンジョンを通って辿り着く小さな島。マジプシーの1人・ミクソリディアが針を守っている。

ヨーネル曰く別名"ぶきみじま"で、食べた者にトラウマやネガティブな幻覚を見せるキノコが生えている。


キーワード

  • 7本のハリ

『ノーウェア島』の各地にある不思議なハリ。かつてマジプシーの先祖が闇のドラゴンを封印する際に使用し、現在も封印の要として7人のマジプシーにより守られている。

ハリは特別な『PSI』を覚えた者しか抜く事が出来ず、7本全てが抜かれた時には闇のドラゴンが目覚め、1度世界に終焉を迎えた後、最も多くハリを抜いた者の意思を反映させた新世界へ改変すると言われている。


  • ハミングバードのタマゴ

"ひかりのタマゴ"とも呼ばれる。『オソヘ城』に隠されている秘宝で、世界を滅ぼす力と生み出す力を持っていると言われるタマゴ。第2章『泥棒アドベンチャー』では、ウエスがダスターに"ある重要な物"として盗んでくるように命じた。


  • シアワセのハコ

ヨクバ達が『タツマイリ村』の住民に配ったピンク色で画面付きのハコ。怪しげな光や震えるような音を常に発している。

3年後には完全に普及しており、所持していない住民は社会的、物理的な迫害を受けている。

作中で具体的な役割が明かされることはないが、恐らく……


フリントが子どもの頃から大切にしていたバッヂ。物語の途中で、ニッポリートを介してリュカの手に渡る。

あるタイミングでどせいさんに磨いて貰うことで、本来の模様と効果を取り戻す。


フリントの家のドアノブ。第1章『とむらいの夜』の序盤でトマスに破壊され投げ捨てられてしまい、以降度々目にすることになる。

リュカやサルサが拾おうとしてもヨクバや住民達によって何処かに投げられたりでゲットする事が出来ず、様々な場所を転々とし最終的にとある人物の手に渡る事になる。


メディアミックス

CD

  • MOTHER3+

2006年11月2日から発売されたサウンドトラック。酒井省吾が編曲した楽曲に加え、クレイジーケンバンドの生演奏曲や大貫妙子がボーカルを担当した『We miss you 〜愛のテーマ〜』を収録。

また、初回限定で『おしのびどせいさんストラップ』も付属していた。更に、2007年2月7日からはボーナストラック1曲を追加したネット配信版もリリースされた。


  • MOTHER3i

2007年2月7日からリリースされたアルバム。シリーズ内のアルバムで唯一ネット配信のみでの発売となっており、酒井省吾が編曲したメドレー曲が収録されている。


書籍

  • Pollyanna

ほぼ日『MOTHER』プロジェクト』の第1弾として、2020年6月25日に発売された公式トリビュートコミック。35名の漫画家作家が描き下ろした漫画掲載されている。ほぼ日ストアでは同年6月12日から先行販売が行われていた。


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

スマブラX2周年!

大乱闘スマッシュブラザーズX』以降の作品で、ファイターとしてリュカが参戦、『大乱闘スマッシュブラザーズfor』を除いてステージとしてニューポークシティが登場している。

前述の通り本作は国外では発売されていないため、『スマブラX』が初の全世界デビューとなった。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではクラウスを初めとしたメインキャラクターがスピリットとして登場した。


詳細は当該記事を参照。


余談

  • 舞台としても謎がかなり多く、少なくとも前作との繋がりがあるキャラはごく僅かしか居ない。時代すらはっきりしておらず、糸井重里も現在でも公言していない。
    • 前作との関係性は未来説や太古の時代説、別の世界説もあるがどれも確証が無い。

  • 前2作にもあったBGMも一部使われており、『Pollyanna』『スノーマン』はシリーズ皆勤賞となった。

  • 前作では主要登場人物や一部のモンスターのフィギュアが作られていたが、本作では一切制作されず、長らく他作品で登場する際にはドット絵がそのまま使われていた。
    • しかし、リュカときゅうきょくキマイラは『大乱闘スマッシュブラザーズX』、クマトラとボニーは『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』での登場を機にモデリングされた。

  • 登場人物にまつわると思われる没イベント・没データが複数発見されている。
    • その内の没戦闘データには非常に不気味なエフェクトも幾つか存在し、前作のギーグに勝るとも劣らない不気味さが見られる。どうしても詳細を知りたい場合は「ゆげ2」の記事にて。

64版について

  • N64版で開発されていた時は『PSI』ではなく『マホウ』と呼ばれる物があった。
  • 開発中止以前に公開された映像では『前作の舞台とよく似た街が崩壊』する衝撃的なシーンがあった。
    • ただし、製品版では前作との時代や舞台の関係は不明となっている。
  • 1999年にN64で発売された『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』は元々没となった本作の代わりであった。


  • 2024年2月21日に「NintendoSwitchOnline」に追加。追加パックに加入することでプレイできる。
    • WiiUバーチャルコンソールに続いて8年ぶり2度目の移植。2023年3月28日の「ニンテンドーeショップ」サービス終了に伴い、入手及びプレイ困難な作品の一つとなっていたが、本移植によって再び幅広い層が遊べるようになった。


関連イラスト

MOTHER3あいすべきあそびば

MOTHER3  9周年記念双子ちゃん

オソヘ城パーティ♪×16

マザー3 !MOTHER3


関連動画

プレイ映像

  • Nintendo Switch Online版


  • WiiU版



関連タグ

メインタグ

MOTHERシリーズ

前々作:『MOTHER

前作:『MOTHER2 ギーグの逆襲


リュカ(MOTHER) クラウス(MOTHER)

フリント ヒナワ

ボニー(MOTHER)

ダスター クマトラ

マジプシー リダ

ヨクバ しきかんどの

ポーキー


ゲームボーイアドバンス WiiU


スマブラ

大乱闘スマッシュブラザーズX 大乱闘スマッシュブラザーズfor 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL


間接侵略


参考作品

影響を受けた作品

悪童日記』(1986年)

フランス小説家アゴタ・クリストフが発表した3部作の第1作目。

本作に登場するリュカとクラウスの名前はこの作品の双子の名前が元になっているが、厳密にはそれが明らかになるのは続編の『ふたりの証拠』以降からである。


ひまわり』(1970年)

ヴィットリオ・デ・シーカ監督の映画。

本作のとあるシーンのインスパイア元としてこの映画を挙げている。


ニュー・シネマ・パラダイス』(1988年)

ジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画。

本作の『ニューポークシティ』で、映画館の映写室に置かれた小麦粘土の人形はこの作品の登場人物が元になっている。


『ふりむけばカエル』(1987年)

4〜5月の『みんなのうた』で公開された楽曲。作詞は糸井氏が行っている。

本作に登場するカエルのモチーフの一つとして、この楽曲が挙げられている。


『再会』(1960年)

日本の歌手・松尾和子の楽曲

作中のとある人物の描写、及びMOTHER3の善悪観のイメージ元としてこの楽曲を挙げている。

※リンク先ネタバレ注意!※


ライブ・ア・ライブ』(1994年)

スクウェアから発売されたSFCのRPG。

『MOTHER2』と同年に発売されており、最終的に本作に携わったスタッフも参加しているからか、章仕立てや群像劇、衝撃的なイベントなどよく似た部分がある。


影響を与えた作品

Undertale』(2015年)

トビー・フォックスによって発売されたインディーゲーム

原作者が影響を受けた作品の1つとして、更に『ファミ通』のインタビューでは本シリーズの中で特に本作が好きとコメントしており、糸井を驚かせた。このような経緯がになったのか、後に公式コミックの『Pollyanna』では唯一の海外アーティストとして正式に参加を果たした。


OMORI』(2020年)

ディレクター、原作者であるOMOCATが自身のXアカウントにて人生を変えたゲームとして本作を挙げている。

『Pollyanna2』に参加。


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MOTHER 3


外部リンク

公式


その他

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