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MOTHER3

まざーすりー

MOTHER3とは、任天堂が発売した『MOTHER』シリーズの第三作目である。
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過去作については「MOTHER」及び「MOTHER2」を参照の事。

奇妙で、おもしろい。そして、せつない。

任天堂よりゲームボーイアドバンス用ソフトとして2006年4月20日に発売された。
累計売り上げは約40万本。これは国内のみで、海外発売はされていない。

過去2作品同様に、糸井重里がプロデュースを担当。現時点ではMOTHERシリーズ最後の作品である。開発は元スクウェア組のブラウニーブラウンが参加。
糸井は、本作を持ってのMOTHERシリーズの完結を明言しており、今後自身の手で続編を製作する予定は無いという。ただし、MOTHER4を作りたい、という声に対しては許可を出すかもしれないという。

章仕立てになっていて主人公が複数存在する、物語が1つの島の内部のみで進行するなど、シリーズ内では異色の作品。
後述の通り、非常に難産な作品だったことでも有名。

ゲームシステム・内容

全8章のストーリー。章仕立ての進行はシリーズ唯一である。
前作の世界とは別世界と思われる。
さらに、前半部のみは章ごとに主人公が変わるなど、終始「ぼく」が主人公となってシームレスに物語が進行していた前2作とは大きく異なった形でストーリーが展開する。
また、旅情感に満ちた「旅ゲー」としても名高かった前2作とは対照的に、1つの島の内部のみで物語が広がる。ただし、プレイする上でのマップの広さはシリーズ最大であり、島自体にも様々な地域が存在する。また、前作までのほのぼのしたような作風とはうって変わって鬱展開が序盤からあるなどかなり作風は変化している。

前作(=『2』)に引き続き出演するキャラクターも、どせいさんとある登場人物以外にはいないため、シリーズ未プレイでも楽しめる。
ただしそのある登場人物のキャラクターの魅力を知る上に限っては、前作を遊び込むことが必須ではある。

システム自体は普通のJRPGだが、今や任天堂RPG定番となった「シンボルエンカウント」と、同作の特徴であるHP減少が時間差で反映される「ドラムロールカウンター」、幾何学的な戦闘BGやPSIエフェクトは本作でも健在。
そして新たに、戦闘BGMに合わせてボタンを押すことでコンボを重ねられる「サウンドバトル」という要素が追加された。リズム判定はかなりシビアな上に、リズム規則ガン無視の嫌らしいフェイントや判定ポイントを持つBGMも多いが、最大までコンボを繋げると2.5倍のダメージとなる。
この為、これまでダメージや回復の数値はメッセージウインドウではなく敵やパーティに数字がかかるスクウェア作品によく見られる方式になった。

一度迎えた開発中止以前で公開された映像では『前作の舞台とよく似た街が崩壊』する衝撃的なシーンがあった。ただし、製品版として世に出たMOTHER3では前作との時代や舞台の関係は不明。
また、MOTHERのホーリーローリーマウンテンに出現する敵・タイタニーの亜種とみられる敵がいたりする。

発売までの経緯

1997年、当初はNINTENDO64専用ソフト『MOTHER3 キマイラの森』として発表され開発が進められていた。
その後、プラットフォームをNINTENDO64DDに移行し、タイトルを『MOTHER3 奇怪生物の森』へと変更。
1999年、タイトルが『MOTHER3 豚王の最期』に変更され、2000年5月発売を決定。トレイラームービーなども公開された。
因みにここまでに発売された大乱闘スマッシュブラザーズは、元は没となった本作の代わりになっていたもので、DXではリュカの出場予定もあったことが言及されている。

このときの今作は、マップやキャラクターがフル3DCGで描画されたクォータービューのRPGで、物語は全12章仕立てだった。
世界観や物語はこの時既に完成されており、トレイラーを確認すると、3Dで描かれた現在のキャラクター達を垣間見ることが出来る。

が、容量や開発期間の都合で12章から8章に短縮されるなど、NINTENDO64のスペックでも糸井の求めるゲームデザインを行えなかったほか、開発中止寸前だった『2』を救ったプログラマである岩田聡の離脱(本社業務への関与)、開発の長期化によるファンからの期待感の膨大化、開発側の大作志向化など諸々の問題が山積していった。
また、この頃になると任天堂では新たなハードであるゲームキューブを中心としてソフト開発が行われるようになっており、NINTENDO64向けソフトの開発にあまり人員や予算を割くように出来なくもなっていた。

2000年8月、とうとう公式に開発中止発表。
6年と言う開発期間でもなお完成しなかったまま、MOTHERシリーズは沈黙した。

しかし、岩田と糸井、そして宮本茂は、何とか別の形で発売にこぎつけられないか、この時から検討をしていた。
また、ファンからの発売を求める声も大きくなる一方であった。

2003年、MOTHER1+2の発表と同時に、再開発を発表。
プラットフォームをゲームボーイアドバンスに移し、物語やキャラクターはそのままで、前2作の雰囲気を色濃く受け継いだドット画による2DRPGとして本作は生まれ変わることとなった。

2006年、とうとう発売。1994年の開発開始から約12年越しとなった。

関連イラスト

オソヘ城パーティ
Welcome to MOTHER3 world



主なキャラクター

主演キャラ


サブキャラ

モンスター


余談

ネタバレにも繋がりかねないので詳細は伏せるが、登場人物にまつわると思われる没イベント・没データが複数発見されている。
ちなみにその内の没戦闘データには非常に不気味なエフェクトがいくつか存在し、前作のギーグ戦に勝るとも劣らない不気味さ。
当初N64で開発されていた時はPSIではなく「マホウ」と呼ばれるものがあった。
前作にもあったBGMも一部使われているが、唯一シリーズ皆勤だったのは「スノーマン」である。

前作までは主要登場人物はイラストではなくフィギュアが作られていたが、今作では一切作られておらず、全てキャラクター紹介ではゲーム中のドット絵が使われている。
唯一リュカはスマブラ参戦によってMOTHER2までの登場キャラクターフィギュアのようにモデリングされた。

関連タグ

MOTHER2 大乱闘スマッシュブラザーズX
バハムートラグーン 「ある手口」で欝展開が不意を打つRPGという点が共通している
ライブ・ア・ライブ 「章仕立て」「群像劇」「衝撃的なイベント」等で共通するRPG。なお、MOTHER3にはこれに携わったスタッフも参加している。そのせいかよく似たイベントもある。

間接侵略…作中で、主人公のリュカたちが住む村を、ヨクバたちが自分たちに都合の良いように変えていく描写がある。

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