概要
ニューポークシティの支配者であるキングPに従って行動する豚の覆面をした兵士達(昭和の仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズに登場した悪の組織の戦闘員に近いと言える)。
ノーウェア島において、森林を放火したり、罪のない森の動物をキマイラとして改造する、サルサやネンドじんをぞんざいに扱ったりと数々の悪事を働く。
一方で、少佐クラスになっても下らない事で言い争いをしていたり、逃げようとして前のブタマスクにぶつかったりする等、やや間の抜けた一面が目立つ憎めない連中。ヨシダさんのように中には気さくで良い人もおり、悪人ばかりではない。
戦闘の際にはHPが少なくなると謝ってきたり、DPをばらまいた隙に逃げ出したり、「たった今から有給にした!」といって逃げ出したりとコミカルな行動が多い。また、倒した時のメッセージは共通で「○○は降参した!」というものとなっている。
もちろんギャグばかりではなく、まじめに戦うこともあり、手に持っているビーム銃で攻撃したり、汚い言葉を吐いてオフェンスを下げてくることもある。全員DCMCのファンであるため、彼らもそのグッズが弱点である。また、全員なぞなぞ好きでもある。
給料
キングPに従ってよく働くにも拘らずかなりの安月給で、少佐は900DP、中佐は1400DP、大佐ですらもたったの2000DPとなっている。一般兵は不明だが、少佐よりも更に安いと思われる。サブマリンは月給+危険手当で1時間毎に4DP…と言うように、かなり割に合わない。蛇足であるが、一応有給も認められてる。
コーバでのバイトは日給200DP(月給換算すると4000-6000DP)なので、何故か正社員の上位であるはずの大佐よりも、バイトの方が遥かに給料が高いと、もはやブラック企業としか言いようがない。可哀想に…。
尤も、指導者のキングPの頭脳が幼稚な子供である上に、彼からしてみればブタマスク達は全員階級が何であれ「自分の意のままに動いていればいい奴隷」に過ぎない為、しょうがないかもしれない(そもそもキングPの性格から推察して、ブタマスク達の為に1DPでも金を出す事自体、気に入らない可能性もある)。
種類
ブタマスク
いわゆる一般兵で、下っ端ポジション。倒すと「とんかつチップ」を落とすことがある。
ブタマスク少佐
少佐。下っ端のブタマスクよりは偉いが、中佐への昇格を狙っている。ヨシダさんもこの階級。
倒すと「とんかつヌードル」というインスタント食品を落とすことがある。
ブタマスク中佐
中佐。このポジションで満足している。少佐への降格を恐れているらしい。時限式ボムを1人にセットして、2ターン後にディフェンスやシールドを無視してダメージを与えてくる。
倒すと「ホットドッグずし」という寿司とホットドッグのキマイラな感じの食べ物を落とす。
ブタマスクサブマリン
海底の作業班。海底ダンジョンに出現する。魚雷を発射することもある。
倒すと「とんかっちゃん」というアイテムを落とすことがある。
ブタマスク大佐
ブタマスクの中でも結構上の階級だが、中佐への降格を恐れているらしい。
しかし、ステータスはかなり強い。
倒すと低確率でレア装備の王者のマントを落とす。
階級は不明だが、ブタマスク大佐よりは偉いらしい。
ブタマスク達の中でも筋金入りのDCMCファンであり、ライブが行われる時はたとえ敵のリュカ達と鉢合わせになっても襲うような事は慎み、純粋にライブを楽しもうと言ってくる。
その他に、清掃員と思われる者もいる。
関連イラスト
関連タグ
ストームトルーパー - 外観の元ネタはおそらくコレ。
ネタバレ
ブタマスク達のその正体は、キングPことポーキー・ミンチによって様々な時代から連れて来られて洗脳されてしまった人々の哀れな成れの果てである。
元はどういう人物達であったのかは明かされていないが、おそらくは軍事経験や戦闘経験のある者や兵器を造ったり建造物を建てる事の出来る技術者、生物や薬物関連の知識を備えた研究者、そして後は時空転移した時代にてポーキーを受け入れず拒絶した者達等で構成されていると思われる。
最後のハリが抜かれてノーウェア島が解放された後、ブタマスク達のその顛末がどうなったかは明かされていないが、MOTHERシリーズの時空転移の設定を考えると、(闇のドラゴンがそこまでの力を持っていない限りは)元の時代に戻すのは不可能と思われる為、島民として生きる事になったと思われる。
真の関連タグ
被害者:自らの意志に関係無く加害者をさせられてしまった事実も考慮すれば、「ポーキーの欲望に振り回された被害者」であるのは間違いないと言える。