概要
MOTHER3に登場する種族で、物語のキーパーソン。
ノーウェア島に存在する七つの針を守る存在で、ピンク色の巻き貝の形をした家に住んでいる。寿命は一万年程だが、それぞれが守っている針を抜かれる事でも消滅してしまう。
その素性は「男でも女でもなく、人でもなく魔物でもない」らしい(糸井氏曰く「あの存在自体が溶け込んだキマイラみたいなもの」)。
性別についても特に明言されていないが、見た目は全員中年のオカマで性格も全員女性寄り。
彼らが守り続けている針は選ばれた者にしか抜く事ができず、これらの針が全て抜かれると闇のドラゴンが目覚め、世界が針を抜いた者の心が反映された世界へと変わると言われている。
針を抜かれて消えてしまった後はどうなるのかは不明だが、エオリア曰く「きえたりもしてるけど わたしはげんきです」とのこと。
ちなみに名前は音楽用語の一つ「教会旋法」から取られていると目される。
それぞれエオリア旋法、ドリア旋法、リディア旋法、ミクソリディア旋法、フリギア旋法、イオニア旋法、ロクリア旋法が由来なのだろう。
マジプシーたち
エオリア
マジプシー達のリーダー的存在。オソヘ城の針を守っている。ピンクのアフロヘアーが特徴。
趣味はパーティを開く事だが、ものぐさな性格で自宅にあるお気に入りの椅子から滅多に動かない。
クラウスにPSIを教えた。
ドリア
キマイラ研究所の近くにある針を守っている。
某お笑い芸人を思わせるような格好をしている。
異常に前向きな性格で、ブタマスク達がやって来た後に島中に現れるようになったキマイラにも嫌悪の視線を向ける事がない。
リディア
シログネ山の針を守っている。
スキンヘッドが特徴。
マジプシーの中ではイオニアに次いで常識人で、同時に非常に人間臭い性格。
心優しく動物好きで、自宅では多数のウサギを世話している。
自分が消えた後のウサギ達の事を心配していたが、山で遭難していた所をリディアに助けられたブタマスクが彼女(?)の意思を継いでウサギ達の世話をするようになった。
ミクソリディア
タネヒネリ島の針を守っている。
イオニアと同じく巻き毛掛かったピンク色の髪だが、こちらは髪の量が多い。本名を「ミクソ」と略して呼ばれる事を嫌がり、「ミッシー」というあだ名で呼ぶよう促してくる。
人間を嫌っているわけではないがマジプシーの中でも非常に気が強く、人間の生死に関してどーでもいいと思っている。
また、リュカ達がキノコを食べたことで見た幻覚では、彼女(?)の姿はオネェではなく美女となっている。
巨大なタコの「ハチ」をお供に従えている(前述の幻覚では波止場ポーズのイケメン船乗りとなっている)。また、針は自作の魔法生物「けっかいトリオ」に守らせている。
フリギア
ゴマフ火山の針を守っている。
頭に帽子を被っている。
いつも寝てばかりいるが几帳面な性格で、思った事はすぐにノートに書き留める。
イオニア
チュピチュピョイ神殿の針を守っている。
巻き毛掛かったピンク色の髪が特徴。
お人好しで優しく、マジプシーの中では一番の常識人でリュカ達には非常に協力的。
クマトラの育ての親でもある。
戦闘にNPCとして参加してくれるが、本来使えるはずのPSIはたまにリュカ達を少し回復する程度にしか使わず、それ以外は悲鳴をあげたり付けまつげをバサバサしているだけで敵を直接攻撃してはくれない。
ロクリア
闇のドラゴンの頭に刺さった針を守っている。現在は行方不明になっているらしいが……?
関連イラスト
関連タグ
マジカント:名前が似ていたり、ピンクの巻き貝の形をした家があるといった共通点があるものの、関連性は不明。