概要
『デトロイト ビカム ヒューマン』(Detroit: Become Human)は、2018年5月25日に発売されたPlayStation4用アクションアドベンチャーゲーム。
『ヘビーレイン 心の軋むとき』、『BEYOND: Two Souls』などを制作したフランスのゲーム会社QuanticDreamが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)より発売された。
3人の主人公を交代で操作し進行していく。シナリオがプレイヤーの行動・選択によって様々に変化し、時には主要人物が死亡することもある。また、あるキャラクターの行動が他のキャラクターのシナリオにも影響を与えることがあるため、ストーリーの分岐は非常に多い。
プレイヤーの行動はいつでもフローチャートとして見返せるし、ネットワークに接続することでその行動を取ったユーザーの割合を見ることもできる。行動はチェックポイントごとにオートセーブされており、CONTINUEで続きからプレイが可能。チャプターのチェックポイントからプレイをやり直すことも可能。ただし製作スタッフは「初回プレイ時は選んだ行動によって何が起きようと、やり直さず進めて欲しい」とコメントしている。
上記アドバイスもあってか、わざと登場人物が破滅するように操作するプレイングも行われており、それぞれ「へっぽコナー(または「へなちょコナー」)」「バカーラ」「まぁカス」などと呼ばれネタにされている。
物語
AI技術とロボット工学の発達によって人間そっくりのアンドロイドが製造されるようになり、人間は過酷な労働から解放されようとしていた。アンドロイドの恩恵によって人類は更なる経済発展を手に入れるも、一方で失業率が増大。アンドロイドによって職を奪われた人々は反アンドロイド感情を持つようになり、排斥運動にまで発展していた。
2038年8月、家庭用アンドロイドが所有者を殺害し、所有者の娘を人質に立てこもる事件が発生する。まるで意思や感情を持つようなその個体は「変異体(Deviant)」と名付けられた。本件を皮切りに次々と出現する新たな変異体たち。アンドロイドは単なる「便利な機械」なのか?それとも「生きている」のか?人類は、新たな課題に直面する。
登場人物
人間社会に溶け込むという設定上他作品のキャラクター名と被ることを避けるため、
pixivでは主要人物のタグはアンドロイドとしての型番になっている。
サブキャラクターに関しては各主人公の記事を参照。
コナー(Connor)
演:ブライアン・デッカート / 吹替:花輪英司
1人目の主人公。警察の捜査をサポートするために製造された男性型の最新式試作アンドロイドで型番はRK800。
カーラ (Kara)
演:ヴァロリー・カリー / 吹替:佐古真弓
2人目の主人公。AX400という型番の女性型アンドロイドで、料理や掃除、育児など人間の生活をサポートするために作られた。
マーカス(Markus)
演:ジェシー・ウィリアムズ / 吹替:内田夕夜
3人目の主人公。男性型アンドロイドで型番はRK200。
画家であるカール・マンフレッドの元で彼の介護とアシスタントを務めている。
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