本シリーズで主役を務めるキャラについてはドクターマリオを参照。
概要
医者の姿をしたマリオ(ドクターマリオ)が三色のカプセルを使って、三色のウイルスを消していくパズルゲーム。
各社より類似のパズルゲームが発売されたが、その中でもゲーム誌や子供向け雑誌での度重なる特集記事の掲載、任天堂の1社提供テレビ番組「スーパーマリオクラブ」における対戦風景の放送など各種メディアでの露出も手伝い、後継作品の『ヨッシーのたまご』が発売されるまで長期に渡り人気を保った。とりわけ、当時としては主婦層の人気を集めた。
しかし、今のところNintendo Switchの『Dr.MARIO』は未発売であり、また直近で配信されたスマートフォン版アプリ『ドクターマリオ ワールド』も2021年11月1日(月)15:00にサービスを終了してしまった。
また、直近で配信された家庭用、携帯用ゲーム機でのDr.MARIOは2015年5月31日に配信開始された『Dr.MARIO ギャクテン!特効薬&細菌撲滅』であり、約7年以上家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機でDr.MARIOシリーズは発売、配信されていないのである。しかもNintendo eShopも2023年3月28日(火)午前9時をもって終了したためダウンロードもできなくなった。その為ファンからは、細菌撲滅ならぬ最近全滅という声も上がっていたが、2024年3月12日にSwitchオンラインにGB版が追加される事となった。
ゲームシステム
ウイルスは赤、青、黄(ゲームボーイ版では白、黒、グレー)の3種類がおり、カプセルの色はそれに対応している。画面上のマリオが全部で6通りある組み合わせからランダムに選んで投げられるカプセルを、縦か横1列に同じ色を、ウイルスを含め4つ以上つなげると消える。ビンの中にいるウイルスをすべて消せばステージクリア。その前にカプセルが積み上がってビンの上まで詰まるとゲームオーバー。
スピードがLOW・MED・HIの3段階に、レベルが0〜20の21段階に変更可能である。スピードがLOWからMED、MEDからHIになるにつれてカプセルが落ちる速度が速くなり、得点もスピードに応じて高くなる。レベルが高くなるにつれてウイルスの数が4匹ずつ増える。ただしレベル20以降は変化がない。設定を変えることによって自分の実力に合う設定でプレイできる。
BGMはFEVER・CHILL・OFF(なし)の3種類から選択可能
基本操作は、十字ボタン左右でカプセルの移動、十字ボタン下でカプセルを高速落下、Aボタンでカプセルが右回転、Bボタンでカプセルが左回転する。
2人プレイでの対戦時はどちらが先にウイルスを全滅させられるかを競う。また、連鎖することで相手におじゃまカプセルを送りつけることも可能。
シリーズ作品
年代 | 作品 | 機種 |
---|---|---|
1990 | Dr.MARIO | ファミリーコンピュータ |
1990 | Dr.MARIO | ゲームボーイ |
1997 | Dr.MARIO BS版 | スーパーファミコン、サテラビュー配信ソフト |
1998 | Dr.MARIO | スーパーファミコン、ニンテンドウパワー専用タイトル |
2001 | Dr.MARIO 64 | NINTENDO64、日本国外のみ |
2003 | NINTENDOパズルコレクション | ゲームキューブ、『64』の日本語版を収録 |
2004 | Dr.MARIO | ゲームボーイアドバンス |
2005 | Dr.MARIO&パネルでポン | ゲームボーイアドバンス |
2008 | Dr.MARIO&細菌撲滅 | Wii |
2008 | ちょっとDr.MARIO | ニンテンドーDS、DSiウェア |
2014 | Dr.LUIGI&細菌撲滅 | WiiU |
2015 | Dr.MARIO ギャクテン!特効薬&細菌撲滅 | ニンテンドー3DS |
2019 | ドクターマリオ ワールド | スマートフォン向けゲーム |
関連動画
関連イラスト
関連タグ
メイドインワリオ:第1作のみに「ドクターワリオ」というミニゲームがある。なお、ウイルスの顔が変になっていたりBGMが1つだけ等の相違点が存在している。
超破壊計画からの脱出:公式パロディの謎解きが用意されている。