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概要編集

開発はインテリジェントシステムズ

略称は『パネポン』。

いわゆる『パズルゲーム』だが、かなりアクティブ性の強い仕様となっている。

連鎖するのにコツが多少なり必要だが、多くのテクニックを覚えていくと脳内麻薬出まくりのエキサイティングなゲームへと昇華する。逆に言えばそのテクニックを覚えるまでが大変で、一般には高難易度パズルゲームとして認知される。


シリーズ第1作目は1995年10月27日スーパーファミコンで発売された。

当時の任天堂としては珍しい幼女……もとい、『妖精の女の子』を中心としたオリジナルキャラクターが登場するが、萌え絵少女趣味?)に否定的なユーザーからはマイナス評価を呼んでしまった。

開発スタッフによると、女性をターゲットにするために、敢えてこのキャラクターを起用したとのことである。ボイスも開発スタッフの女性であるという。

そのため女の子(もしくは萌えキャラが好きな『大きいお友達』)からは支持を受けたものの、年頃の男の子にはとっつきにくいゲームとなってしまった。


なお、このパネポンのキャラクター達は本来は全く別のゲームの企画で生まれたものだったらしい。

ちなみに、海外版はヨッシーに変更された『TETRIS ATTACK』が発売されている。

テトリスとは一切関係ないのに題名に使われているのは謎である。


その後、任天堂自社の人気キャラクターに差し替えたゲームや、キャラクターを削除したDS版が発売される。

しかし、度重なる登場キャラクターの交代と削除のせいか、一部でファン層を分裂させる結果にもなってしまった。


2017年には『ニンテンドークラシックミニ』としてリリースされた『スーパーファミコン』にSFC版が収録された。※日本版のみ

2020年5月20日にはNintendo Switch Onlineの配信ラインナップに追加。内容は後述。


ルール編集

横6列、縦12段(ゲームボーイ版は9段)のフィールド下から自動的にせりあがってくる「パネル」を、カーソルで入れ替えたり移動させたりして操作する。パネルは原則的に5種類だが、機種によってはゲームレベルが高いと6種類出ることもある。

スタート時は原則的に5段分(ゲームボーイ版は4段分)のパネルがある。パネルは手動でせり上げることも可能。

『パネル』は同じ色をタテかヨコ一列に3コ以上並べると消すことができ、消えたパネルの上に乗っていたパネルはそのまま下に落下する。

パネルを消し続けるとスピードレベルが上昇し、下からせり上がるパネルの速度が上昇していく。このパネルのせり上がりはパネルを消していると止まるが、同時消しや連鎖消しで完全に止めることが出来るストップタイマーが出る(対戦では可視化されない)。

連鎖数が多いほど、同時に消したパネルの数が多いほどタイマーのカウントは大きくなり、天井かその1段下までせり上がっている場合でもタイマーのカウントは通常より大きくなる(作品によっては上級者向けのオプションでこの機能をなくすことが可能)。

パネルのどこか1列がフィールドの天井までせり上がるとゲームオーバーになる。ただし、下からせり上がったパネルで消えた場合はそれが優先される。

なお、このゲームでは、パネルが消えているあいだもカーソルを操作して他のパネルを動かすことができるため、パネルが消えている間もつぎに連鎖がつながるように、他のパネルをつぎつぎに並べ替えていくことができる。

このテクニックは『アクティブ連鎖』と呼ばれ、本シリーズの大きな特徴のひとつとなっている。ゲームレベルが高いとパネルの消滅速度やパネルの落下速度が上がるため、このアクティブ連鎖も難しくなる。

連鎖数に応じてファンファーレが鳴る。基本的に4、5、6連鎖で異なるがDS版ではファンファーレのピッチが変わり、3・4連鎖、5・6連鎖、7・8連鎖、9・10連鎖、11連鎖以上にバリエーションが増えた。

パネルの落ちるタイミングに上手く合わせてパネルを操作すると、パネルを同時に消した扱いに出来たり1回分の連鎖を2回分以上に増やせたり一見すると不可能な連鎖も出来たりする。これらは発生する猶予がフレーム単位しかないため上級者でも狙って起こすのは非常に難しいが、後期作品では上達用のデモにもこのようなより高度なテクニックが普通に用意されてあったりする。

基本的にパネルが消えている間はパネルのせり上げはボタン操作でも受け付けないが、オプションでボタン操作によるせり上げを可能に出来る作品があり、これを利用すると理論上は永久に連鎖が可能になる。一種の壊れ要素である。


1人用モード編集

ゲームオーバーになるまでプレイする「エンドレス」、2分間で高得点を目指す「スコアアタック」、決められたクリアラインまでのパネルをすべて消す「ステージクリア」、決められた手数でパネルを全消しする「パズル」、コンピューターとバトルを行い、ストーリーも兼ねる「VS」がある。作品によってはエンドレスにおじゃまパネルが降ってくる要素を追加した「おじゃまアタック」もある。GC版のみ3Dモードもある。

エンドレスはゲームレベル、スピードレベル、キャラクターやスキンを自由に設定出来る。10000点でエンディングを見ることが出来る。高得点でゲームオーバーになるほどエンディングは豪華になりやすい。

スコアアタックは2分で可能な限りの高得点を目指すモード。DS版では「タイムアタック」に内包されているモードのひとつになり、他にはおじゃまパネルの変換が得点になるおじゃまアタック、下からせり上がるパネルをせり上げた分だけ得点になるせりあげアタックがある。

ステージクリアは基本的に1ラウンド5ステージ形式で、クリアラインより上にあるパネルがすべてなくなると、そのステージをクリア出来る。後述の対戦でもこれが採用されている。作品によっては各ラウンドの最終ステージにゲージが表示される。これは連鎖や同時消しで減る形式になっており、ゲージが空になるとクリアになる。SFC版やポケモンでパネポンでは最終ラウンドのステージがこれ1つに固定されている。

おじゃまアタックは後述の対戦のVSルールと似たような仕様。違いは対戦相手がいないため、「!」パネルが出現しない点か。

パズルは多数の問題があり、基本的に1ラウンド10問形。作品によっては10問すべてでなくても一定数クリアすると次のラウンドへ進めたりヒント機能が搭載していたりする。すべてクリアすると裏ステージが開放されるものもある。

DS版では連鎖を途切れさせないように全消しする「アクティブパズル」、『2連鎖してください』『6個同時に消してください』など指定された内容通りの課題をクリアする「ミッション」がある。ミッションは間違えてもゲームオーバーにならず、その問題を最初の状態に戻してやり直し出来る上、更に片方の画面にはお手本もあるため最も易しく出来ている。

VSモードはストーリーのある作品ではCPUの強さを設定して最低8戦行う。難しいモードをクリアするとスタッフロールを見ることが出来る。SFC版はコンティニューの有無でエンディングの内容が変化する。

GBA版やDS版ではエンドレスのように強さやゲームレベルの設定が可能。GBA版は同じ設定ですぐ連戦することも可能で、DS版は次のステージへ進むごとに徐々に強くなり、ステージ10のCPUに勝利するとスタッフロールを見ることが出来る。



対戦モード編集

VSルールとスコアアタック、作品によってはステージクリアがある。

VSルールではパネルを連鎖で消す、あるいは一度に4コ以上のパネルを消す(「同時消し」)と、対戦相手のフィールドに『おじゃまパネル』を落とすことができる。

先に相手をゲームオーバーにすれば勝ちになるが、基本的に天井までせりあがってもゲームオーバーになるまでに猶予がある(ゲームレベルを最大にするか上級者向けのオプションを設定すると、この猶予はなくなる)。滅多に起きないが両者がゲームオーバーになった場合は引き分けになる。

おじゃまパネルは直接消したり、カーソルで動かすことはできないが、おじゃまパネルに隣接する位置で通常のパネルを消すと、『おじゃまパネル』を通常のパネルに変化させることができる。

VSルールのみたくさんパネルを消し続けていると、せり上がるパネルに「!」のマークのある灰色のパネルが出ることがある。この「!」のパネルは通常のパネルと異なり、3個で消しても相手のフィールドにおじゃまパネルを送ることが出来る(ただし、3個で消した場合は普通にパネルを消したのと同じなので、連鎖で消さない限りパネルのせり上げ一時停止が起きない)。

「!」のパネルで送られたおじゃまパネルは通常のおじゃまパネルを巻き込んで消せないため、通常のパネルへ変換するのに手間をかけさせることが出来る。1度に4つ以上「!」のパネルを消すと、送れるおじゃまパネルの数も多くなる。SFC版では6個以上「!」パネルを同時に消すとボイスにエコーがかかり、BGMが一瞬止まる演出がある。

スコアアタックは2分間で高得点を目指し、時間切れになったときに得点の高い方が勝者となるシンプルなものだが、作品でゲームオーバーになったときの処理が異なる。初期作品ではVSルール同様その場で決着が付いていたが、後期作品ではスコアが0点になってやり直せるようになっている。

ステージクリアはゲームオーバーになってもやり直しが可能。

VSルールで対戦相手が3人以上の場合、先にゲームオーバーになった人はゾンビ状態になり、連鎖や同時消しで生存者におじゃまパネルを送ることが出来る。


シリーズ一覧編集


登場キャラクター編集

妖精達は全員、エルフ耳が特徴。

SFC版のキャラクター編集


ゲームキューブ版のキャラクター編集


幻のパネポンGB編集

実はパネルでポンのGB版が存在する。ただし、「ヨッシーのパネポン」や「ポケモンでパネポン」の事ではない・・・が、それはポケモンでパネポンに実はこっそり収録されているのである。

これはおそらくSFC版の移植として作られていたと思われるものであり、お蔵入りになっていた可能性が高いが実情は不明。

なお、このパネポンGBはポケモンでパネポンをゲームボーイカラー以前のゲームボーイで起動した時に出る「カラー専用ソフトである警告画面」で隠しコマンドを入力すると現れる。また、ゲームボーイカラーでも隠しコマンド入力で警告画面を出せるらしく、その場合でも出現させる事が可能。

キャラクターはリップのみ。ただし、内部データには他の妖精の顔アイコンが存在するとのこと。


思わぬ海外進出編集

「ニンテンドースイッチオンライン スーパーファミコン」のラインナップに2020年5月20日、このパネルでポンが追加された。当然ながら日本国内で発売されたバージョンである。では、海外の「NINTENDO SWITCH ONLINE SUPER NINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEM(SNES)」はヨッシー等にキャラの書き換えされた「TETRIS ATTACK」…と、思いきやなんとパネルでポンそのままの配信だったのである。

詳細は不明だが、おそらくテトリスの商標の関係があるとされる。実はパネルでポンのキャラクター達は当時は海外ではウケないキャラクターデザイン(いわゆる萌えキャラ)として海外版はヨッシーアイランドのキャラクターに変更したという話がある。


ゲームボーイカラーで発売された『パネルでポン』のパチモン編集

ニセモンパズルdaモン! フェロモン救出大作戦』というパロディタイトルが存在する。


CM一覧編集


このシリーズに因んだCMは、何故かゲーム内容とは全くかけ離れている内容が多い。


当時のCM(SFC版)

パネルでぇー、ポンッ🎶(和太鼓の音)

どうやら、パネルでポンの「ポン」と和太鼓の「ポン」と懸けた和風系の内容らしいのだが、だからと言って『オッサン&和風』のテイストで、ゲームの雰囲気とは全く関係ナシなのはどうにかならなかったのだろうか?


ヨッシーのパネポン

パネポ~~~ン!! 」「そんなにポンなの?(?)」

学園青春ミニドラマ(?)風のCMなのだが、そもそもヨッシーのイメージに学園青春の関係があるのだろうか?…とはいえこの頃はPS系のCMでもかなりぶっ飛んでいる内容が多かったので、今更ツッコんでも仕方がない所もある。


ポケモンでパネポン

おそるべし アクティブ連鎖 パネポンポン

内容はサラリーマン男が公園遊具でパネポンを遊んでいるを見て興味が沸き、その後男がアクティブ連鎖で興奮し、最後は五七五で作品を例える内容となっている。こちらはパネポンに関係しているCMなのでかなりマシな方ではある(何故ジャングルジムなのかは不明だが)。

サムネでご覧いただけるように、このCMは今は亡き綿引 勝彦さんが出演している。


ちなみに海外版はこちら(イベント企画CM)

何故か夏なのにサンタさんが働いており、その後突如ゲームショップに立ち寄るというCM。


余談編集

パネルでポンには他のパズルゲームには大抵あるゲーム設定を変更するオプションモードが無い…と、思いきや実はデータ上には存在する。当然通常のプレイではこの項目は選択不可能だが、チートツールを使うと入る事ができる。「TETRIS ATTACK」では日本版ではオミットされたこの項目が最初から存在するが、何故「パネルでポン」では選択不可にしたのかは不明。


任天堂のクレジット表示画面では「パネルでポン」だと「にんてんど!」とリップが喋るが、「TETRIS ATTACK」は「にんてーんどぅー」とヨッシーが喋る(勿論、ヨッシーの声の元で有名な戸高一生氏ではない)。


プレイ動画編集

日本版

海外版

RTA

関連画像編集

やはり萌えキャラ系だからか、イラストが多めである。

新旧パネルでポンパネルでポンパネポンはいいぞ「「「「「「「「「みんなで力を合わせましょう!」」」」」」」」」パネルでポン!!!!パネポンSwitchおめでとう!!全員しゅうごーうパネルでポン妖精の仲間たち!

名前繋がりだからか、こんなイラストもある。

リップ×りっぷ

関連タグ編集

任天堂 インテリジェントシステムズ パネポン 妖精 キャプテン★レインボー スーパーファミコン

ポチ(マリオシリーズ)

バンジョーとカズーイの大冒険2…64版では『タワーDEクイズ』の選択肢に本作がある。移植版(NINTENDO SWITCH ONLINE)では未確認。(情報求ム)

リルリルフェアリル…主人公の名前が「りっぷ」、しかも花の妖精、魔法使い、世界観、喋り方が奇跡的に激似している。しかもアニメ本編内でこんなものが……

usersタグ

パネポン100users入り パネポン500users入り

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