バイリンガエル「♪私は通訳のバイリンガエル カエルの本音を聞いてあげる」
概要
ジャンルはアドベンチャー、アクションゲームやRPGなど複数の要素を含んでいる。
開発はインテリジェントシステムズ。
タイトルは、ヘミングウェイの小説『誰がために鐘は鳴る』に由来する。
2012年9月5日からニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信された。
ストーリー
サブレ王国の王子とカスタード王国のリチャード王子は良きライバル同士。
ある日、ミルフィーユ王国のティラミス姫がデラーリン率いる「ゲロニアン軍団」に捕えられたというニュースが二人のもとに届いた。
二人の王子は姫を助けるために、ミルフィーユ王国に向けて旅立つことになった。
キャラクター
本ゲームの主人公。ゲーム開始時にプレイヤーが名前を付ける。単純で熱血漢。
剣術の試合は、リチャード王子になぜか勝てない。
初期所持金はなんと999万9999クリ。(※)
カスタード王国の王子。主人公のライバル。
ミルフィーユ王国を治めている姫。
絶世の美女との噂。
ゲロニアン軍を率いてミルフィーユ王国を侵略した魔王。
いったいどのような姿をしているのかを知るものはほとんどいない。
山に住む謎の魔女。デラーリンを倒す方法を知っているというが…。
マンドラと常に共に行動するハゲワシ。
城下町アラモードに住む大泥棒。
彼の手にかかればどんな扉でもちょちょいのちょい。
自称『じゃぱにーず・びじねすまん』の謎の男性。
金持ちで、金を捜しているらしい。
孤島・ナンテンドウに住む研究員。
さまざまな道具を開発している。
※…当然だが、プレイヤーが実際に使えず物語中であっという間に使い果たしてしまう。一応、かなり時間がかかるが所持金カンストさせる事は可能。
ゲーム内でのパロディ
このゲームには、発売当時に業界で流行していた物の名前や流行語等がもじられていたり、
表現したりしてゲーム内でネタ、ギャグにされている。
タイトル(上述の通り)やキャラクターの名前、
キャラクターの台詞や場所の名前等に使われている。
パロディの例
ナンテンドウ→任天堂
カザンオールスターズ→サザンオールスターズ
フーリン火山→風林火山
他にも色々あるので興味のある人は探してみよう!
戦闘
基本的には敵に接触して始まるオートバトル。早い話、土煙のなかでボコボコし合うギャグ漫画の喧嘩。
一応ターンがあり、自分のターンでBボタンを押すとアイテムを使うか逃げる事を選択可能。
人間だと普通だが、カエルになると途端に弱くなるので注意。ただし、虫系は食べてライフ回復できる。
移動
町などのフィールドでは、ドラゴンクエストのような見下ろしたような視点で移動する(どちらかと言うと同じ任天堂の『ゼルダの伝説』に近い)。
洞窟などのダンジョンでは、『スーパーマリオブラザーズ』のような真横の視点で移動する。
イベントを無視して先に進む事(シーケンスブレイク)が絶対できない様になっているので、しかるべきイベントをきちんとクリアするように。
変身
道中で王子はカエルやヘビに変身することになる。ゲームを進めるには、それぞれの特性を活かしてダンジョンを攻略することになる。元に戻るにはシアワセの果実が必要。
- カエル
水に入ると強制変身する。サイドビューの通路だとジャンプ力が上がり、人間体よりも高くジャンプできる。戦闘は不得手で虫以外では非力。天敵のヘビにはまず勝てない。カエル同士とは会話ができるが人間とは会話が通じない。虫に接触すると食べる為にライフが回復する。ある一定の期間はゲロニアン兵とは戦わずに済む。ちなみに、サブレ王子は元々カナヅチだったが、カエルになる事で克服している。
- ヘビ
サブレ王子が毒ヘビから食らったヘビの毒の副作用でおんせんタマゴを使うと変身できる。こちらも戦闘には向いていないが、ナメクジのような敵に噛み付いてブロックにする事ができる。ジャンプはできず、背丈ほどの高さの所はよじ登る形となる。また、城の細い通路はヘビでないと通れない。あちこちにいるヘビとは会話が可能。ちなみに腹這いの時にシアワセの果実を使おうとすると食事のマナーに反するとして使えない。
セーブ
ファイルは二つ。日記という体裁なので進行状況を忘れた時はこれを読むと把握できる。
日にちが進行度によって記録され、最終局面に入った時点でゲーム中では開始から33日経っている事がわかる。
users入りタグ
- カエ鐘100users入り
- カエ鐘500users入り
- (カエ鐘1000users入り)- 2021/8/8現在、対象作品なし
関連イラスト
関連タグ
糸井重里 - ある場所に彼らしき人物がいる。ちなみにこのネタは当時の彼のネタ。同じようなネタは『MOTHER2』にもある。
けけソング - とある場所で数分待つと流れる。
関連作品
- ワリオランドシリーズ - 『ワリオランド3』では薬瓶を投げてくる敵キャラ・マッドシタインとして、『ワリオランドアドバンス』では考古学者としてアレヲ=シタイン博士が登場する。ワリオランドシリーズの敵キャラが多数登場する『NINTENDOパズルコレクション』にもマッドシタインが登場。
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ - 4作目の『大乱闘スマッシュブラザーズfor』、5作目の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にサブレ王子がアシストフィギュアとしてゲスト出演(3作目の『大乱闘スマッシュブラザーズX』にもシールとして登場している)。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー - 会話においてやたらデカいフォントが登場する。
