※初期はリチャードのタグも使われていたが同名キャラも多いのでリチャード王子推奨
概要
とてもクールでキザな印象のある少年。
カスタード王国の王子でサブレ王国の王子である主人公とは良きライバル。
主人公とはよく剣術の試合を行っている、が、一回たりとも負けたことがない。この負けない理由はEDにて彼の口から語られる。
ティラミス姫が治めているミルフィーユ王国が魔王デラーリンにより支配されたことを聞いて、ティラミス姫を救うべく、ついてこようとした主人公を置いて兵士と共にミルフィーユ王国に行くこととなる。
しかし、魔女マンドラの「あやしいクスリ」を飲んでしまったことにより兵士と一緒にカエルの姿になってしまう。
その後マンドラの口車に乗せられて自分たちと同様にカエルになってしまったはずの主人公が、一人だけお金で「さらにあやしいクスリ」を買って一時的に人間に戻ったことを知り、酷く落胆してしまう(ちなみにこの「さらにあやしいクスリ」は最初の薬と違い購入を断ることもできるのだが、ゲームシステム上購入しないとストーリーを進められなくなってしまう。どうあがいても絶望)。
記号的な髪型が幸いしたのか主人公と違いドットでも別人にはならなかった。妙に気合いの入った一枚絵まで登場する。
主人公の王子とはルックス・スタイル・おつむのできは互角という設定で、彼自身も中々いい性格(このゲームは大体そんな人達しか出てこない)をしているのだが、ライバル(赤い方)の言動がより愉快で畜生なせいかツッコミや常識人ポジにされやすい。
他作品への登場
『ゼルダの伝説 夢をみる島』にゲスト出演している。ちなみに登場するのはリチャード王子のみであって主人公は登場しない。
カナレット城に住んでいたのだが、魔物に占領されてしまい、別荘があるアナボコ畑に数匹のカエルと暮らしていた。訪れたリンクに「おうごんのはっぱ」を取り戻してほしいと頼む。
このはっぱは何に使われるかは不明だが、火の玉ゲームコミックスの「ゼルダの伝説 夢をみる島DX 4コマギャグバトル」にて、「カエルの姿にされた私兵を戻すために必要」と、原作を知っている人がニヤリとするネタが登場している。
ちなみにそのネタを描いた福永朱示先生は「カエルの鐘DX希望v」と扉ページで密かに主張していたりする。
夢をみる島に何故リチャードがいるのかは、夢をみる島の舞台コホリント島の真相に深く関わっている。
シンプルにライターがキャラを忘れたのか「ギャグベンチャー代表で来たはいいけどボカァこのゲームだとマトモな方なんだよねえトレビアーン!」「ボケ担当の主人公がいないからこれで気兼ねなくイロモノに専念出来るでござい」理由は定かではないが、口調や性格が主人公の王子以上に愉快畜生に変貌しており、ファンからよくネタにされている。
ちなみに別荘内で流れている曲は『カエルの為に鐘は鳴る』のフィールドで流れていた曲のアレンジである。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではACE級スピリッツとして登場。だがライバルが超化前はHOPEランクなのに、超化するとLEGENDランクになるのは皮肉だろうか?憑依ファイターはこどもリンク。
初恋泥棒?
余談だが00年代のホームページでは彼の同盟バナーがよく貼られリンク紹介文や100質には「リチャード王子が初恋です!」の文字が。
ゲームボーイというハードの敷居の低さ、ゴールデンタイムで流れるCM、パッケージの可愛らしさ、RPGブーム、92年に幼女だったという相当狭い世代の初恋キラーだったようだ。
確かにストーリー上でおいしい所を持っていくので好かれやすい「ちゃっかりもののカスタード王国の王子」というのも伊達じゃないという事か。
主人公の王子がドットだと別人で貼りたくなかっただけというオチもありそうだが……(別人の方の彼も伏せたりジャンプしたり使ってるうちに愛着は湧くとは思う)