概要
とても単純で熱血漢。そしてかなづち。フルネームは「○○・デ・サブレ」。デフォルトネームは設定されていないため、「○○」はプレイヤーがつけた名前になる。説明書では「コマール」、攻略本では「ココナツ」という名前になっている。由来はココナッツサブレと考えられる。
経済大国・サブレ王国の王子でお金には何不自由ない暮らしをしており、物語冒頭ではお金を大量に所持しており、序盤などではお金に物を言わせる面もたびたび登場する(中盤のイベントで「カネの力に頼ったことなど一度もなかったぞ!」と胸を張るがナレーションにしっかり「自分のコトをタナにあげ」とツッコまれている)。
とはいってもよく見る嫌味な金持ちキャラとは違い心優しい性格で、ちょっとしたノリツッコミや小芝居もしてくれる気さくな王子様。しかしおだてに乗りやすい面があるのと少々自画自賛気味なのが玉に瑕か。
絵本から飛び出してきたかのような可愛らしい外見で一人称も「わたし」だが、日記やセリフに出る口調はなかなか男らしい。
上の女の子のようにすら見えるお上品な王子様が、ゲームドットでは一転してパンチパーマの色黒になってしまう。
他のキャラがイラストからいい感じにドット絵に落とし込んでいるのに、剣より野球やボクシングで戦いそうなガキ大将やチンピラのような外見で、レトロゲーではよくある事ながらパッケージ詐欺である(主人公だけ)
市販のアイテム「ノコギリ」で木を切り、ジャングルまで「ワサビ」を取りに行き、グローブ一つで巨大なブロックを動かす趣味はまるで森林伐採のおじさん
そして金
ゲーム中の言動との親和性だけは無駄に高く、プレイ中長い間目にするのはコチラということもあり、ドットの方に愛着が湧くプレイヤーもいるとかいないとか。
カスタード王国のキザでちゃっかり者のリチャード王子とはルックス・スタイル・おつむのできは互角のライバル同士で、よく剣術の試合を行っている。が、一回たりとも勝ったことがない。この勝てない理由は、EDでリチャードの口から語られる。
ティラミス姫が治めているミルフィーユ王国が魔王デラーリンにより支配されたことを聞いて、ティラミス姫を救うべく、リチャード王子の後を追ってミルフィーユ王国に行くこととなる。
魔女マンドラの怪しげな薬を飲んでしまったことにより水に触れると「カエル」の姿に、そして蛇の毒の力でたまごを食べると「ヘビ」に、所持金全額を使ってカエルから元に戻るための薬を購入して飲んだことにより、幸せの果実を食べることで人間の姿に戻る特殊な能力を身につけることとなる。
カエルやヘビの時に限りドットでもイラストの可愛らしさが再現されている(一番目にする機会が多い人間状態だけ別人という謎采配)
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』からアシストフィギュアとして参戦することが決定。
声は小林ゆうが担当。原作同様、ヘビやカエルに変身してファイターたちに攻撃を加える。
ボイスの「てうちにいたす!」は原作に登場するセリフ。登場時のSEは原作でフィールドに出た時のものだったり、ファイターへの攻撃時に出ている煙は原作の戦闘シーンの再現である。
本編以外でのゲスト出演は初であり、実に22年ぶりの新ゲームへの登場となった。
また、これにより同じインテリジェントシステムズ開発のゲーム、ファイアーエムブレムシリーズのキャラクターと初共演を果たした。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でもアシストフィギュアとして続投されたほか、スピリッツとしても登場。マメック王子(王子)+ウィンキー(カエル)+ラトリー(ヘビ)で召喚できる「カエル&ヘビ」を超化させると入手可能。ランクは手間に見合ってか、オールドファンから参戦候補と言われているからか、さもなくば金の力か、LEGEND級。