カードヒーロー
かーどひーろー
2作品存在するが、共通してこのタグが使われている。
略して「カーヒー」と言われたりする。
任天堂が2000年に発売したゲームボーイ・カラー共通のソフトで、正式名称は『トレード&バトル カードヒーロー』。かなりデフォルメされ、のほほんとした感じのキャラクターデザインが特徴。
また、ゲーム中に「カードヒーロー」というアニメ番組が存在し、ゲームを進めるごとに追加されるルール解説を行っている。
2007年には続編としてニンテンドーDS用ソフト『高速カードバトル カードヒーロー』が発売されている。
キャラクター、カード共にデザインは変更された他、一部のモンスターにスーパーカードや分岐スーパーカードが追加された。
モンスターカード
バトルの基本となるカード。HP、レベルの概念がある。モンスターは1つないし2つの攻撃を持ち、
攻撃力は「P(ポイント)」か「D(ダメージ)」で表される。
どちらもその数値分のダメージを与える点は同じだが、ポイントの攻撃がマジックの影響を受け威力が上下するのに対し、ダメージの攻撃はそれらの影響を受けない。
多くのモンスターはポイントの攻撃を持ち、ダメージ攻撃を持つものはごく僅か。
また、攻撃可能範囲が存在し、場を移動できるのも特徴。
マジックカード
ストーンを消費することで効果を発揮するカード。
効果の例としては、ダメージを与える、モンスターにシールドを張りダメージを軽減する、攻撃力を上げるなど。
スーパーカード
モンスターカードの上位版。最大までレベルアップした特定のモンスターの上に重ねて使う。
細かいルールは省略する。
- 場にはプレイヤーの分身として「マスター」が存在。マスターが攻撃され、マスターのHPが0になると負け。
- マスターは攻撃を受けてもダメージを「2」減らす能力を持っている(攻撃力2以下の攻撃は無効)。
- マスターの左右と斜め後ろにはそれぞれ2箇所ずつモンスター召喚できるマスが存在する。
- 自分のターンを迎えると、毎回ストーンが3つ配られる。モンスターの召喚、マジックカード使用等に不可欠。
- モンスターを召喚する場合、召喚したいマスにカードを裏向きに伏せ、その上にストーンを乗せる。次の自分のターンが来るまで伏せておく。
- 手持ちと場の許す限り、モンスターは1ターンに何枚でも伏せられる(1ターン目は最大で3体)。
- 再び自分のターンを迎えると、伏せていたカードを表に返してモンスター召喚!
- 攻撃して相手のモンスターを倒すと、そのモンスターはストーンをもう1個置くことでレベルアップできる。レベルアップしたモンスターは攻撃力が上昇し、マスターにダメージを与えられるようになる。
- モンスターとマジックを上手く使って相手マスターを倒せ!
トレード&バトル カードヒーロー
主人公。名前変更可能。アニメを見て、カードヒーローに興味を持つ。
ひろしの幼馴染。強気な性格でひろしを引っ張る。
門マサル(かど まさる)
人気アニメ「カードヒーロー」の主人公。
マサルの宿敵、悪の組織「デロデロ団」のボス。
カードショップ「マルヒゲヤ」の5代目店長。本名は丸髭円男(まるひげ まるお)。
「ファミ通DS+Wii」で横井三歩による漫画版が連載されていた。
ただしゲームのカードヒーローを漫画化したものではなく、「ゲームのカードヒーローをプレイする現実の人々(※登場人物は架空)」を主人公に据えた完全オリジナルストーリーである。
当初は主人公であるイブキが同級生のガキ大将や転校生とバトルを繰り広げる日常モノとしての側面が強かったが、途中から世界大会に出場し、各国との陰謀や策略渦巻く駆け引きやコンピューターウイルスとの戦いになるなど壮大なストーリーに方向転換した。
なお、作中に「ファミ通DS+Wii」の編集部のスタッフがゲスト出演している。
左下に小さく描かれているのが「トレード&バトル カードヒーロー」の絵柄。
大きく描かれているのが「高速カードバトル カードヒーロー」の絵柄。
左が旧作、右が新作。一番上のダインと一番下のルージュは左右で同じモンスターだが大分変わっている。