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奥村邦和

おくむらくにかず

奥村邦和とは、『ペルソナ5』のキャラクター(宇宙人っぽい姿の男性。)。
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概要編集

CV:掛川裕彦

奥村春父親

最近、娘である春に対しての愛情が薄れている。

大企業「オクムラフーズ」の社長をしている富豪

会社のことは宇宙船と認識しており、社員のことをロボットのように扱う冷酷な人間。

関連タグ編集

ペルソナ5 P5R 奥村春 父親 社長

この先ネタバレ注意!編集





































































概要の通り、心の怪盗団のターゲットになる人物で、七つの大罪及び八つの枢要罪では強欲にあたる。また物語の後半に対峙する勢力と癒着しており、彼らの後ろ盾を得て政界への進出を目論んでいる。また、一連の精神暴走・廃人化事件の犯人とも関わりがあるらしい。

時折作中で流れるバカッターめいたニュースも恐らく彼の指示で精神暴走させるなどしてライバル社の株価や評判を意図的に下げていた目的があったと思われる。

「自分のために働くロボット」とみなす社員から搾取して荒稼ぎするだけでは飽き足らず、政界進出という権力欲のために、尽くしてきた社員や娘である春すら道具として捨てる意思を見せるなど相当自己中心的な性格をしている。金欲のみに留まらずあれもこれも欲しいと節操なく手を出す点が、「暴食」担当の金城との明確な相違点か。


予告状を出すことでパレスの主たるシャドウ、オクムラ・マモン・クニカズと対峙することになるが、自分の企業など政界への踏み台程度にしか思っていないオクムラは時限爆弾で怪盗団をパレスごと爆破するという暴挙に出る。

このためシャドウ奥村との戦いは30分の制限時間付きとなり、次々に招集される社畜ロボとシャドウ奥村を30分以内に倒さないとゲームオーバーとなる。


オクムラ本体は後方からラクカジャで社員の防御力を上げて確定数をずらしたり、空腹状態を付与するスキルを飛ばして妨害を図ってくる。また、社員ロボに自爆を命ずることもある。

社畜ロボにはTYPE専務以外は各自弱点が設定されているため、属性攻撃アイテムやバトンタッチを駆使して効率よく片付けてしまいたい。総攻撃はできないので注意。

TYPE専務は単体だが弱点がない強敵。「ビッグバンオーダー」の次のターンに万能属性の強烈な全体攻撃「ビッグバンチャレンジ」を仕掛けてくる。オーダーを見たら全員ガードしよう。

なおこのビッグバンチャレンジ、元が巨大ハンバーガー大食いチャレンジのメニュー名であるためか空腹のバッドステータスにかかっている味方が受けると逆にHPが全快し、空腹状態も治る

これを倒すと以降はロボが現れなくなりようやく本命のオクムラに攻撃が可能に。

ただし本人に力は皆無。特に行動をするわけでもなく通常攻撃一発であっさり倒れ、決着となる。


P5RではTYPE専務の後に認知上の春がオクムラの最後の盾として立ちはだかる展開がある。

そして新機能であるバトンタッチが半ば前提となった為か大幅に強化されており、本作屈指の強ボスとして知られるように。


バトルに負けるとオクムラは春に政略結婚の中止を約束、怪盗団にオタカラを盗まれ現実の邦和は改心してめでたしめでたし…









パレスから怪盗団が立ち去った直後、オクムラが怪盗団以外の誰かに狙撃されて消滅。


その数日後(これはパレス攻略時期で変動する)、会見にて改心した現実の邦和も会見の途中で自身の「協力者」を話そうとした瞬間、突如もがき苦しみ出すと顔から血を流しながら死亡。

改心対象の中では唯一の死亡退場となった。

(なお彼の計画していた政略結婚は、春本人が後からコープ内で自ら中止することでお流れになった)



この時点では怪盗団はブームになり、グッズすら作られるなど人気の絶頂にあり、また怪盗団自身もデスティニーランドで会見を視聴するなどお祭りムードであったが、(実際は怪盗団以外の誰かが行ったものであるが)彼の殺害が行き過ぎた正義の執行などと捉えられ、これ以降の世論は怪盗団への不信が高まっていくこととなる…


なお、彼の目指していた物語の後半に対峙する勢力からは殆ど捨て駒のような扱いであり、彼が怪盗団の標的にされたのもその勢力が意図的に世論を操作し、仕組んだものであった。

彼自身が大悪党の一人とはいえ、物語上においては物語の後半に対峙する勢力によって怪盗団への世論を操作するために利用されたに等しい。


他の改心された者とは異なり、物語上で死亡した為か以降は登場の機会は無く終盤でのイベントでも不在。

しかしP5Rではある存在の干渉によって…?


ちなみにオタカラの正体は彼が昔手に入れたいと望んでいたプラモデルで、春の話ではオク厶ラフーズは三代続いているのだが、邦和の代以前は小さい会社だったらしく、祖父の人情経営が原因の経営難でプラモデルを買ってもらえなかったうえ、家に度々借金取りが押しかけてきていたとのこと。そのため、一部のファンからこのことが邦和本人の歪んだ原因ではないかと推測されている。


余談編集

専務を召喚する際の扉には「ありがとうを世界中に」という社訓のようなものが書かれており、作中で語られるオクムラフーズの闇を含め、パロディ元はこれだと思われる

また、扉には社員それぞれの弱点属性を示唆するようなデザインが施されている。

シャドウ形態時の外見は、「宇宙」「父親」という点からかデスラー総統とダース・ベイダーがモデルだろう。


ネタバレ関連のタグ編集

闇落ち 哀しき悪役 ブラック企業

プレジデント・ハルトマン別作品の登場人物で主人公と敵対している社長。この人もがいて、過去が原因で歪んだ哀しき悪役だったり…と、共通点が多い。ただし、こちらは娘が社長と共謀していて、最後まで改心しなかったうえ今も生存している(娘は後から改心し主人公と和解し仲間になった。)。

リフレクト星人:中の人が同じである宇宙人。

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