概要
外食店、介護福祉事業などを展開する日本の企業。
企業名は主力業態である居食屋「和民」および、創業者の渡邉美樹(わたなべ・みき、男性)からきている。
Pixivでは、創業者の渡邉美樹を描いたイラストにもこのタグがよく付けられている。
1992年「和民」1号店を出店。
2002年に農業、2005年に介護、2008年に高齢者向けの弁当宅配事業に参入。
ワタミの企業風土はベンチャー企業にしばしば見られるような渡邉のワンマン体質とされており、傘下企業には、従業員の残業代不払い、自殺、過労死、事故(不適切な介護による死亡、食中毒など多数)が多発。日本を代表するブラック企業として名高く、2013年にはブラック企業大賞を受賞している。
メイン画の男性は、やつれ顔で企業広報に載ってしまったため、ワタミのブラック振りを象徴するデジタルタトゥーになってしまった。
しかし、世間からの批判にさらされる事が非常に多くなったため、定休日設定と労働組合の設立に始まり、産休取得の積極的な奨励などを行うようになり、ブラック企業から脱出しつつある模様。専門家からもセミナーで事例として紹介されるまでになったほか、ある日配信されたネットニュースには「もはや今ではホワイト企業」という一文もある。
なお、改革を行ったのは2代目の社長である清水邦晃であり、国会議員となっていた渡邉は全く関与していない。
また、長年赤字に苦しんでいたワタミの黒字化にも貢献しており、誰しもが終わると考えていた宅食部門すら立て直しに導いた。余談ではあるが、清水氏は同社においてアルバイトから本社役員までにのし上がった本物の叩き上げである。
ワタミは、自社を「グループをあげて社会貢献活動を実践する社会的企業」としており、渡邉の経営理念を広げる目的で多くのビジネス書を出している。
コロナ禍に突入してからは、既存の居酒屋「和民」などの店舗を「焼肉の和民」に転換している。
関連タグ
夢 - 渡邉美樹の基本理念。