封印作品となる理由
おおむね以下に大別できる。
- 内容や描写の問題が指摘された/A
- 別作品からの盗作や極端なパロディ、作者に無許可での改変などが問題となった/B
- 権利問題/C
- 関係者が不祥事を起こした/D
- 大規模な災害や事件、事故の被害者などに配慮した/E
- 公開当時は問題視されていなかった内容が、時代の流れにより問題視されるようになった/F
- 出来が悪い作品と判断された/G
- 内容に修正不可能な矛盾が発覚した/H
- その他/I
以下に該当するものは封印作品には含まない。
- 不人気
- 内容が古いので現代にはそぐわない
- 原本、あるいは出版物の散逸
- 災害などによる原本の破損・消失
- もともと再公開の予定がない
作品の全てが封印されていた例
あ行
- あきそら(糸杉柾宏)/A
- 悪霊島(映画版)/C
- アパッチ野球軍(原作:花登筺、作画:梅本さちお)/F
- 「週刊少年キング」に連載された漫画、およびそれを原作としたアニメ。松山市の郊外で野生に限りなく近い暮らしをしていた子供たちに野球を教え、彼らの成長を描くというもので、当然差別的表現が多分に含まれていたが、「表現や台詞の一部に、今日では不適切と思われる個所がある」と認めた上で、作品の歴史的価値を尊重してアニメ版が解禁。さらに原作も解禁に至る。
- 石に泳ぐ魚(柳美里)/A
- 緯度0大作戦/C
- 1969年7月26日公開の日米合作特撮映画。アメリカ側の権利者であるドン=シャープ・プロが倒産したため、映像の二次利用に関する権利が曖昧となっていたが、2006年に契約が失効したため、日本側の権利者である東宝がアメリカ側の著作権継承者と再契約を行い、同年ようやくDVD化。
- ウルトラ忍法帖(御童カズヒコ)/I
- コミックボンボンで掲載されていたウルトラシリーズのキャラクターを忍者に変えたギャグマンガ。eBooksJapanにて単行本未収録分も含めた電子書籍版が発売されていたが、円谷プロが事業から撤退したため一時期完全封印状態になっていた。しかし2024年に円谷プロがeBooksJapanと再契約したことで再び解禁となった。
- ウルトラマンコスモス/D
- 主演俳優が傷害および恐喝の容疑者として逮捕されたため放送休止。後に不起訴および起訴猶予となったため再開され、放送中止となった回も正式に解禁された。
- エイリアンVSプレデター(ゲーム版)/C
- アーケード用ベルトスクロールアクションゲーム。カプコンとダークホースコミックス社の間で権利上の問題から移植できない状態にあったが、『Capcom Home Arcade』(ヨーロッパ圏限定発売)への収録が決まり、初の移植が実現した。実に稼働から25年ぶりのことであった。
- 美味しんぼ(TVアニメ版)/A
- 原作も初期から末期まで数々の不祥事を起こしてきたが、アニメ版も作中の過激な会話が問題視されてDVD&BD化が見送られていた。2017年より解禁。
- オバケのQ太郎(藤子不二雄)/I
- 1988年から絶版状態となっていた。理由については様々な説があり、代表的なものとして、
- 権利説:コンビを解消したことに加え、石ノ森章太郎やスタジオ・ゼロが関与していることもあって権利が複雑というもの。藤本側と安孫子側との間で権利の取り分などのトラブルがあったという説もあった。
- 抗議説:一部に差別的な表現があると人権団体から抗議を受けたことを理由とした自主規制。
- 関係者判断説:前時代的な表現の修正に手間がかかる、小学館側が問題になることを予期して対応を渋った、または藤本の遺族の意向。
- などがある。2009年に藤本と安孫子の共作であることを明記する形で解禁された。
- 1988年から絶版状態となっていた。理由については様々な説があり、代表的なものとして、
- 『おふくろさん』を始めとする川内康範作詞の森進一の楽曲全33作/C
- 2007年に勃発した「おふくろさん騒動」により一時全て封印されていたが、2008年11月に川内の長男と森の共同会見が行われ、「オリジナルの歌詞のみを歌唱する」という条件付きで解禁されたことが公表される。ただし川内本人は同年4月に88歳で他界しており、長男は「これは和解ではない。あくまでも故人が付けた封印を解いただけ」と説明している。
- On Your Mark/D
- スタジオジブリ映画『耳をすませば』の同時上映作。7分弱の短編アニメだが、音楽ユニットCHAGE&ASKAの同名楽曲のプロモーションビデオも兼ねている。2014年発売の『宮崎駿監督作品集』に収録される予定であったものの、その年の5月にASKAが覚醒剤取締法違反で逮捕されたため除外。本作はこれ以前にも「ジブリがいっぱいSPECIALショートショート」にも収録されていたが、事件の余波で出荷停止された。本作のみを収録したディスクが別に作成され、作品集に同梱の購入証明と交換で配布という措置が2015年10月31日までの間行われた。2014年の事件以降封印作品状態が続いていたが、2019年7月発売の「ジブリがいっぱいSPECIALショートショート 1992-2016」に再び収録されることになり、封印解除となった。
か行
- ギフト/D、E、F
- くそみそテクニックを始めとする山川純一作品全般/C
- 作者の山川が正確な素性もその後の消息も不明な人物であるため、「権利の所在が不明な著作物」となり再販不可能となっていたが、裁定制度を利用する形で再販された。現在は株式会社サイゾーにより、『薔薇族』で発表され原稿が残っていた全作品の権利が管理されている。
- GS美神! うしとらギュッとね大作戦!! 野郎のいねえ大水泳大会(椎名高志、藤田和日郎、河合克敏)/C
- 「週刊少年サンデー」1992年3・4合併号に掲載。当時の同誌を牽引していた人気作家3名による合作漫画。権利関係がややこしいため収録されていなかったが、「うしおととら全集」上巻に縮尺版が掲載されている。
さ行
- サイボーグクロちゃん(TVアニメ版)/I
- 放送中に製作会社が倒産してしまい、事前告知なく放送終了。発売されていたVHSも全話(放送時点)を収録しないまま打ち切りとなる。
- その後の映像ソフト化はされていないが、アニマックスなどでの再放送は行われており、またU-NEXTやdアニメストアで全話が配信されている。
- サムライスピリッツ零SPECIAL/E
- 本作には「絶命奥義」というシステムがあるのだが、胴体切断や破裂、血の雨など残虐な演出が非常に多かった。そしてアーケード版のリリース後、長崎県で発生した小六女児同級生殺害事件の煽りを受けたため、家庭用NEOGEO移植版では残虐描写が削除・修正されたのだが、事前告知無しだったために物議を醸した。また、それ以外の機種には一切移植されておらず、シリーズをまとめたコレクション作品からも省かれていた。
- 長らく移植されることはなかったが、後に2016年よりアメリカでPC移植版がネット販売され、英語版がプレイ可能に。さらに2017年には日本語版のPS4・Vita移植版が実現した。
- また『サムライスピリッツ零SPECIAL完全版』というビスコによる別バージョンがありロケテストが行われていたが、SNKプレイモアが関わりがないと公言した後に2日足らずで打ち切られるなど何らかの問題があったようで、2020年6月発売の『サムライスピリッツ ネオジオコレクション』に収録されるまで長らく幻の作品となっていた。
- 2022年9月29日にはexA-ArcadiaにてAC版の「完全版」が稼動を開始している。
- ジャングル黒べえ(藤子・F・不二雄)/A
- 『オバケのQ太郎』が黒人並びに少数民族に対する差別的描写を含むと批判を受けた際、巻き添えを食らう前に自主規制、そもそもがコミカライズ作品であり、出版社もアニメ制作会社も危ない橋を渡りたくなかったのだと思われる。現在は「藤子・F・不二雄大全集」で購読可能で、アニメもYoutubeで公開された。
- 私立極道高校(宮下あきら)/A
- アシスタントが実在の校名および学校の卒業生の名前を出していたことが明らかとなったため打ち切り、単行本は絶版の上回収。32年後、問題部分を修正して復刊。
- スクールウォーズ2/B
- スパイダーマン(東映版)/C
- 日本製の特撮番組。マーベルとの契約問題により長らくソフト化が見送られていたが、2000年代に一度だけ全話+劇場版を完全収録したDVD-BOXが発売された。その後、ネット上でネタ的に親しまれたことをきっかけに再評価の機運が高まり、メディアでの露出・商業展開がある程度緩和される。
- 世紀末リーダー伝たけし!(島袋光年)/D
- 2002年8月に作者が児童買春禁止法違反で逮捕されたため人気絶頂の中で連載中断、単行本絶版。その後作者は2004年に復帰し「スーパージャンプ」に『世紀末リーダー伝たけし! 完結編』のタイトルで本作を再開、完結させる。単行本もリニューアルされた。
- 善悪の屑(実写版)/D
た行
- だれも知らないアンパンマン やなせたかし初期作品集(やなせたかし)/C
- 血だるま剣法(平田弘史)/A
- 被差別部落に生まれた武士の復讐劇。部落解放同盟から「差別と偏見を助長する」と抗議され、長らく封印状態になっていたが、2004年に呉智英らの尽力によって解禁に至った。
- ちびギャラを初めとするボンボヤージュ作品全般/C
- 東京マグニチュード8.0/E
- 2009年7月10日~9月18日まで放送されたTVアニメ。大地震を扱った内容のため、東日本大震災の発生以降、本編の再放送は一切行われていない。ただし総集編に限り、2020年6月2日にフジテレビで再放送が行われた。ネット配信も長らく行われなかったが、現在はFODでの見放題ラインナップに加わっており、他動画サービスでも有料配信が行われている。
- しかし本作は元々防災意識の向上や被災時の危機管理という観点で制作されたことや、消防や自衛隊など救援関係の各機関の協力も得ていたこともあり、映像ソフトの販売・流通は継続して行われた。また公式サイトによると、東日本大震災後に防災イベント会場において総集編が2回ほど上映された記録がある。
- ドテラマン/I
- 日本テレビ系列で放送されたTVアニメ。音声多重放送を採用していたのが売り。人気が微妙であったことに加え、放送中ある漫画家に著作権侵害であるとして訴訟を起こされたり(原告側敗訴で決着)、スポンサーが経営危機に陥り打ち切りになったり、再放送時に副音声が存在しなかったり、倉庫の火災で第7話の原版が焼失したり(本放送時に使用されたフィルムが残っていたため何とかなった)りと、ソフト化の苦労は耐えなかったが、何とかリリースに成功した。
- ドラゴンクエスト ダイの大冒険(アニメ第1作)/I
- ドラゴンクエストを題材にした漫画作品を原作としたアニメ版。劇場版3本も公開され放送延長も視野に入れられていたが、放送キー局であるTBS番組再編に巻き込まれる形で打ち切り。当時発売されたVHSより後はDVD化・配信という形での復刻はされておらず、サントラもレンタルが容易ではあったが復刻されていない。その後2019年からテレビ東京で再アニメ化が公表され、それにつられるように本作のデータ配信やBlu-rayボックスも発売された。
- なお原作者の一人である三条陸が2023年に発売した「三条陸HERO WORKS」という書籍によると、原作漫画の権利は再アニメ化される前から散逸状態になっていたらしく、ジャンプオールスターズのようなゲームに参戦出来なかったという事情が明かされており、これが本作にも影響している可能性もある。
- とんぼ/C
- 長渕剛主演のTVドラマ。表向きには過激な暴力描写を理由に放送短縮の上ソフト化・再放送を見送ったとされているが、実際は長渕と放送局であったTBSの不仲が原因らしい。
- 2006年にDVDの発売が予定されたが中止となり、その後2019年になって無事発売された(ただし、こちらも長渕とひと悶着あったサザンオールスターズの楽曲が使われるシーンが差し替えられている)。
は行
- ハイスコアガール(押切蓮介)/B
- 実在のゲームを扱った内容であるが、SNK作品など一部のタイトルについて販売元に許諾を得ずに連載(版権元に許諾を得ている作品もあった)していたことが発覚し、著作権侵害問題に発展。一時休載の上単行本も回収され、電子書籍も配信中止となった。なお、作者は「出版社側が許諾を得るために動いていると考えていた」、出版社側は「許諾を得ているか把握していなかった」と言及している。
- 一時は作者及び出版社側の役員・担当者らが書類送検される事態にもなるが、出版社とゲーム会社との間の和解という形で無事に収束し、円満な完結を迎える。漫画は再販され、トラブルの影響で延期となっていたTVアニメ版も無事に制作・放映された。
- 瑪羅門の家族(宮下あきら)/E
- 元々不人気で打ち切られた上、連載終了後に発生した酒鬼薔薇聖斗事件で作中のサブタイトルが犯行声明文に引用されてしまったため、黒歴史状態と化していたが、現在は電子書籍で購読可能。なお、本作の設定・登場人物は後に『極!!男塾』にて男塾シリーズに組み込まれた。
- ヒュッケバイン/B
- ヒュッケバイン問題を参照。一時期は本編中で全機が破壊される程の徹底ぶりだったが、バンダイナムコによるガンダム版権元買収もあってか各媒体での解禁が進んでいる。
- 府中捕物控(山本正之、ALFIE)/E
- 三億円事件をネタにした曲で、発売前日にALFIEが当時所属していたビクター上層部の意向でC/Wの「明日からよその人」もろとも発売が中止される。しかしレコード会社移籍後に何度かライブで歌われた他、作詞・作曲した山本によるセルフカバー版はオリジナル音源の解禁より20年近く早くリリースされている。
- 星の子ポロン/C
- 1974~75年にかけて一部の地方テレビ局で放送されたミニアニメ。同時期に放送された『チャージマン研!』と同じく番組販売方式であった。
- 1990年代まで時折再放送されていたが、制作を行った時報映画社がすでに廃業し、正当な権利相続者も確定していなかったため失われた作品となっていた。21世紀になってインターネット上で注目されるようになり、有志によって録画テープが複数発掘・提供され、上映会が開催されるまでに至ったものの、現在も作品の立ち位置には変わりがない。
- のちに『チャー研』の制作を手がけたナックの設立に時報映画社の社長が関与していたことが明らかになっており、単に「放送時期が同じ」「ネット上でその内容が話題になった」というだけではないつながりがある。
ま行
- MASTERキートン(脚本:勝鹿北星・長崎尚志、作画:浦沢直樹)/C
- 原作者とされる人物をめぐっての著作権の問題により増刷が停止されていた。現在では著作権がクリアとなったため増刷されている。
- ミラクル☆ガールズ/C
や行
- 夜叉ヶ池(映画版)/C
- 幽遊白書 冥界死闘篇 炎の絆/I
ら行
- リッタースポーツ/A
- るろうに剣心 北海道編(和月伸宏)/D
- 2017年11月に作者が児童ポルノの単純所持で書類送検されたため一時休載。2018年6月より連載再開された。
一部が封印されていた例
全体に問題があったわけではなく、ひとつの箇所に問題があったためその部分のみが封印されていたもの。
あ行
- 異世界喰滅のサメ - Killer6「殺滅VSグロロザウルス」、Killer7「殺滅裁判」(くぼけん)/B
- 「なろう系」と呼ばれる作品の主人公に対する蔑称「○○太郎」が由来と思われるタローンナローケなるキャラが登場。特に『賢者の孫』と『転生賢者の異世界ライフ』のパロディは露骨すぎるほどで、配信後タローンナローケの登場回のみが即座に配信停止されていたが、後に修正版が再公開された。
か行
- ガンヘッド - TBS版吹替/C
- キテレツ大百科 - 「冥府刀」(藤子・F・不二雄)/A
- みよちゃんが神隠しに遭い助ける為にキテレツとコロ助がキテレツ斎の発明品「冥府刀」で四次元に行くエピソード。長らく単行本未収録だったが藤子・F・不二雄大全集で解禁された。
- 機動戦士Vガンダム(コミックボンボン版) - 第6話「ガンダム拳炸裂!!」(岩村俊哉)/B、I
- 当時大人気だった『ストリートファイター』『ファイナルファイト』の露骨すぎるパロディ回。作者曰く単行本化する際にページ数が多すぎるとして一話削ってほしいと頼まれた結果なのだが、まぁやむを得ないだろう。なお次回作……。
- しかし約30年後の2024年11月発売の新装版で収録されることが決定し晴れて解禁となった。作者もSNSで喜びの声を上げているが、本人も登場人物を元ネタの方で呼んでしまうといううっかりをやらかしてしまった。
- 救命病棟24時 - 第1シーズン/B
- 海外ドラマ『ER』との類似性が指摘され、著作権侵害の疑いもあったため第1シーズンのみお蔵入りとなっていたが、2000年の再放送から24年の時を経て、超解像度版として地上波での再放送が決定し、問題となっていた第4話も同時解禁となった。
- 金田一少年の事件簿(道枝駿佑版) - 第2話「聖恋島殺人事件(前編)」/E
- キン肉マン - 「オカマラスの巻」(ゆでたまご)/A
- クッキングパパ - COOK.1030「マロンケーキでぶっ飛ばせ」(うえやまとち)/A
- 年配の女性がシニアカーを公道(路上)で走らせて渋滞を引き起こす場面が問題となり一時は単行本収録が見送られていたが、該当箇所を大幅修正した上でCOOK.1040として単行本108巻に収録された。
- ご注文はうさぎですか? - 「まんがタイムきららMAX」2014年4月号掲載回(Koi)/I
- 「まんがタイムきららMAX」では単行本第4巻第2話「ティースタンドは高校の縮図」の前に掲載されていた回。青山ブルーマウンテンが次の小説の主人公について悩むというエピソードで、ラビットハウスで執筆している青山の様子をココアが記した「青山さん観察日記」や、青山がフルール・ド・ラパンでシャロと共にバイトをするシーンが特徴。なぜか単行本第4巻には収録されず、第5巻以降にも収録される気配がなかったため、幻の回としてファンの間では有名だった。
- その後、2021年9月27日に発売された完全版コミックス『Complete Blend』第2巻に第15話「You Are the Hiroine of Your Own Story」のタイトルで収録された。
さ行
- サザエさん - 「ひょうりゅう記」(長谷川町子)/F
- 波平・サザエ・カツオ・ワカメの4人が海難事故により、とある島に漂流しサバイバル生活を余儀なくされた話。この話に登場する「人喰い族」が人種差別となるためか、少なくとも一度は姉妹社版68巻に収録されたが重版後に削除されており、朝日新聞出版による文庫本や復刊版でも未収録であったが、2021年11月発売の復刻版68巻において元通り収録された。
- 全力回避フラグちゃん! - 特別編/I
- 2020年8月28日から30日にかけて公開予定だった回だが、機械トラブルで中止になってしまう。その後、2021年8月13日〜15日に「夏のフラグ」として3話連続で公開された。
- ソニックX - 第2シーズン/I
- 日本語版の収録こそされてたものの2期が地上波放送されなかった為、日本では長らくの間流出した映像からしか2期が見れなかった(地上波未放送になった理由は明かされてないがとあるキャラの死亡シーンが海外版だととある事件を連想する為か、該当シーンをカットし、そのキャラを(ちなみにシャドウが彼女の墓へ訪れるシーンはカットされなかったが編集で墓は消されていた。)生死不明扱いにした)
- 日本のソニックチームは該当シーンをカットせず(日本の事件では無いからか)、そのまま放送する方針を取ったが、両者の方針の相違により社内論争に発展。結果日本のソニックチームが“今後2期を地上波放送しない”事を条件に和解したのではと言われている(その影響か日本ではVHS、DVDも1期しか出ていない)。
- (また、一部ではアニメの制作会社とテレ東が揉めた説も流れてたが、知恵袋でしか確認できず、何処から(掲示板で元制作陣の1人と名乗る人の暴露やリーク等)情報が流れてきたのかは分からない上、もしそうならソニックの映画のノーカット放送もテレ東以外のテレビ局でやるはずなので(こちらの制作陣同士で揉めた説について確証のあるリンク先見つかったら教えて下さい。)確実に無いと思われる。)ちなみに現在はdアニメストアで2期含めた全話を見ることが可能。
(2020年にはキッズステーションでも2期含めて放送していた)
た行
- 超光戦士シャンゼリオン - 第38話「皇帝の握ったもの」/A
- 超人キンタマン - オガンダム登場シーン(立石佳太)/B
- 鉄腕アトム(アニメ第1作) - 第34話「ミドロヶ沼の巻」/G
- 伝説の勇者ダ・ガーン - ガ・オーンが登場する回/F
- トムとジェリー - ハンナ=バーベラ期・第60話「パパは強いな」、ジーン・ダイッチ期・第1話「猫はワンワン犬はニャーオ」、第12話「友達はいいな」、チャック・ジョーンズ期・第32話「必殺ネズミ取り」/I
- 長らくソフト化されていない話である第100話「赤ちゃんは楽だね」、第109話「みーちゃったみーちゃった」と同様、この四つの話もスペシャルBOXやDVDで収録されなかったため、長らくソフト化されなかったが、2013年発売のDVD『トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.1・Vol.2・Vol.3』にて、2014年発売のDVD『トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.5』にてようやく収録された。
- ドラえもん - ガチャ子が登場する話全て/F
- 作者をして、作品の幅を広げるつもりで登場させたところ大失敗だったとして、自ら封印してしまった経緯があり、藤子・F・不二雄大全集でようやく収載の日の目を見る。ただ、その登場話の中に今まで一度もひみつ道具関係の書籍に収載されていない『クルパーでんぱ』なる道具があり、全話収載を売りとしていた大全集でも『おかしなでんぱ』として、やむを得ず書き換えて出版した(作者の晩年には自ら、時代にそぐわない表現は控える意図を持っていたらしいので、その遺志を継いで書き換えたと代弁している)。
- ドラゴンボール改 - 人造人間編の劇中BGM/B
- 劇中で使用されているBGMが盗作だったことが判明し、人造人間編終盤で『ドラゴンボールZ』の菊池俊輔作曲のものへと差し替えが行われた。映像ソフトも一時的に絶版になっていたが、BGMを差し替えた状態で再販された(再放送も同様。但し、アイキャッチと次回予告のBGMはそのままとなっている)。
は行
- パタリロ! - 「マリネラの吸血鬼」(魔夜峰央)/B
- ひらけ!ポンキッキ - 「たべちゃうぞ」/A
- ぷちセカ - 第6話「レオニードスタイル」/A
- ポケットモンスターXY - 第24話「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」/E
ま行
- マイナス - 第31話「遭難クッキング」(山崎紗也夏)/A
- ヤングサンデーで連載されていた作品。自分勝手な女性教師が食人行為を及ぼす描写が問題視されて封印状態だったが、現在は電子書籍で読むことが可能になった。
- マカロニほうれん荘 - 第115話「ニコニコ大戦争!!」(鴨川つばめ)/G
- 作者自ら「その質に問題がある」として単行本未収録となっていた全5話の中の一つ。2014年に全3巻分が電子書籍化された際、第3巻に収録された。
- めちゃ²イケてるッ! - 2006年7月以前の大半の回/D
や行
- 有害都市 - 第6話「コミックス・コード」(松井哲也)/A、H
- 主人公がアメリカで実際に行われた自主規制制度「コミックス・コード」について説明を受ける話。その中の「現在のアメリカの商業コミックには『能天気なヒーロー』か『そうでないヒーロー』が登場するものしか存在しない」「コミックス・コード時代では星条旗に忠誠を誓うヒーローものしか許されなかった」という発言が事実誤認とされ、アメコミファンを中心に炎上。一度掲載誌が廃刊となり、web連載に移行した際に該当シーンを差し替え、作者も釈明することとなった。
ら行
- らんま1/2(TVアニメ版) - 第14~16話/E
- 当時は東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件が発生した時期であり、第14話のサブタイトルが「さらわれたPちゃん 奪われたらんま」だったことから急遽予定を変更し他のエピソードに変更。3話で1つのエピソードという内容だったため、15、16話も放送されなかった。
- 事件のほとぼりが冷めた頃、『らんま1/2 熱闘編』の第7~9話として放送。2013年のソフト化からエピソードの順番も戻された。