概要
主としてアメリカインディアン、インディオ、アフリカ諸族、南洋諸族の部族の長に対して使用される。
1980年代までは普通に使用されていた。
元とそれから、現在に至るまで
元々【酋】が意味するのは、【酒に関係した言葉】だったり、【優秀】というものだった。
だが、16世紀の明の頃、当時のエリザベス女王が王であることが認められなかった。当時の価値観や思考や信仰の影響で【酋】と記録された。ここから酋=侮辱的な表現として使われるようになり、未開の部族長を意味するものとして【酋長】という単語が誕生した。
80年代も末期~1990年代にかけて差別的であるとの理由から言葉狩りされ、土人などとともに姿を消すこととなった。
現在では「部族長」「首長」「チーフ」などが使われている。
1990年代初頭まではアニメ作品『伝説の勇者ダ・ガーン』のガ・オーンを始めとしたキャラクターがこの呼び方をしていたが、その後はほとんど封印された状態となっている。