概要
2022年4月23日、遊覧船「KAZU I」(乗船人数26名)が北海道の知床半島沖(カシュニの滝付近)で消息を絶ち、船内浸水後に沈没した。この事故により、乗員・乗客26人全員が死亡した。
影響
事故の影響で全国各地にある観光地の遊覧船を利用する観光客が減少し、中には運航を取りやめたり廃業にしたりする等風評被害を受けた
日本だけでなく海外のメディアにも取り上げられ、欧米ではタイタニック号の悲劇や韓国ではセウォル号沈没事故の悲劇の二の舞いと報じられた。
また高円宮妃久子殿下は皇族代表として遺族に配慮する形で哀悼のお言葉を述べられ、その上で海難事故に関する重要なお言葉を述べられた。
その後
事故から2年後の2024年9月18日、「KAZU I」の運航会社「有限会社知床遊覧船」の社長が、安全確保を十分に行わないまま26人を死亡させたとして、業務上過失致死と業務上過失往来危険の容疑で逮捕された。