概要
秋元奈美による少女漫画作品。「なかよし」(講談社)にて1990年11月号から1994年3月号まで連載された。全9巻。
テレビアニメは、1993年に日本テレビ系列局(青森放送、秋田放送、山梨放送、北日本放送、日本海テレビ、テレビ大分、テレビ宮崎を除く22局)および大分放送、沖縄テレビで放送された。全51話。なお、アニメは原作の第3部をベースとしている。さらに放送途中で監督の交代があり、内容も一部変更がなされた。
連載当時から人気があったため、テレビドラマを前提で売り込んだが、日テレがテレビアニメ化という形で実現した。
ストーリー
松永ともみと松永みかげは一卵双生児で顔はソックリだが、それ以外は全て真逆で共通点が見当たらない。でもとても仲良し。そして不思議なことに2人揃うと超能力が使えるのであった。
登場人物
その他
余談
- アニメ版は原作第3部(どちらかと言えば第3部はアニメ版コミカライズとも取れる)からスタートした為、視聴者から混乱が生じ、途中でテコ入れが行われ、第1部と第2部を間に挟む構成となった。(背景説明無しに始まったと言う意味では「三丁目の夕日」に次ぐ暴挙にして愚行」と言う意見もあったが、発端を描いた分、本作の方がマシと言う意見もあった。)
- 日本テレビ系平日夕方アニメ・特撮枠末期の放送だけあって色んな混乱があり、結局、本番組が日本テレビ系平日夕方アニメ・特撮枠の金曜夕方5時台前半の最終作となった(1996年秋から『それいけ!アンパンマン』が月曜夕方5時台から移動して2000年秋まで放送されたが、当枠で始まった完全新規の作品としては依然として最終作である)。
- 放送終了後、制作元だったジャパンタップスが倒産した為、長年封印作品状態が続いたが、2016年に入り、亜細亜堂が版権を再獲得し、デジタルリマスター版としてキッズステーションで再放送され、23年目にして漸く再び日の目を見た。
主題歌
オープニングテーマ
「キッスの途中で涙が」(前期)
作詞・作曲・歌 - GARDEN / 編曲 - 山田直毅
「恋の未来」(後期)
作詞・作曲・歌 - GARDEN / 編曲 - 山田直毅
エンディングテーマ
「ふたりじゃなきゃだめなの」
作詞 - 鮎川めぐみ / 作曲 - 柴矢俊彦 / 編曲 - 山川恵津子 / 歌 - Dio
初期エンディングはなぜか実写パートがあり、本編とのギャップで視聴者を驚愕させた。
関連タグ
ダブル主人公/ダブルヒロイン 双子 テレポーテーション テレパシー
三丁目の夕日 ・同じ背景説明無しに本編を開始した繋がりで、此方はキー局の都合に振り回され、十分に放送されないまま一方的に全国ネットを打ち切られ、後半8話が一部地域では幻のエピソードとなっている(関東地区では打ち切りから12年後になって初めて完全に放送されており、本放送当時のホスト局と時間帯を変えた実質的な次番組と言える少年アシベも1ヶ月特番休止も検討されていたが、此方は関係者の尽力で阻止された。(序でに本作と三作共にスポンサーが同じだった))。