秋田放送
あきたほうそう
系列 | JRN・NRN |
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愛称 | ABSラジオ |
コールサイン | JOTR |
親局 | 秋田(茨島)936KHz/5kw |
横手(浅舞)中継局 | JOTO/1485KHz |
大館中継局 | JOTE/1557KHz |
鹿角中継局 | 801KHz |
本荘中継局 | 1026KHz |
東成瀬中継局 | 801KHz |
FM補完局 | 秋田(大森山)90.1MHz/1kw |
テレビは日本テレビ系列である。当初はラジオ東京テレビ(現・TBS)系列への加盟が有力だったが、当時のマイクロ回線の関係で同じ回線を使っていた隣県の山形放送が日本テレビ系列に加入したために同じ系列にならざるを得なくなったこと、ABSがテレビ放送を開始した1960年当時は巨人戦やプロレスなどのスポーツ中継の人気が高かったことから日本テレビ系列で開局した。
また、日本テレビは全国各地に自前の中継局を設置する構想を持っており、1952年に秋田県議会が日本テレビ放送網秋田中継局の設置を求める決議を行っているが、「正力構想」は実現には至らなかった。
FIFAワールドカップの日本戦とオリンピック女子マラソンがTBS制作の場合は当局が放送する。
チャンネル変更
2006年6月より地上デジタル放送の本放送が開始されたが、この時の秋田親局の物理チャンネルは17chだった。
しかし気象条件などにより遠く離れた新潟県は弥彦山より同じ17chで送信される新潟放送(BSN)と激しいデジタル混信を起こしてしまい、NHK秋田局もNHK新潟局と混信を起こした。
とりあえず両地域に中小の中継局を整備したり、親局の指向性を変更したりなどで何とかしようとしたが、影響が広範囲に渡ったために、アナログ放送終了でUHFの帯域が一気に空く時を見計らい、秋田親局のチャンネルを変更することとなった。
このチャンネル変更作業は「リパック」と呼ばれ、デジタル放送親局のチャンネルがリパックの対象となったのは国内で初めてである。このリパック作業によりABSは17chから35chに変更された。
隣の山形放送より日曜深夜(月曜未明)の放送休止時間が1時間短く、1時~4時の間が放送休止となる。また横手中継局は、オープニング・クロージングアナウンスの際には横手局と呼ばず「浅舞局」と呼ばれる。
JRNとNRNのクロスネット局だが、2008年9月までは東北地方の民放AMラジオ局で唯一、JRN系列の「BATTLE TALK RADIO アクセス」を放送するなど、JRN系列の番組比率が比較的高かった。
- 秋田県にはTBS系列局が存在しないため、2023年春の改編時点では「日曜劇場」「人生最高レストラン」が遅れネット(過去には相当数の番組が放送されたが、2000年頃から激減し、現在ではレギュラーでの遅れネットはこの2番組のみ)されているが、このうち過去に放送された「新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATION」の場合「TBS系列外の地域で唯一放送」という実績(本来は土曜朝の時間帯に放送された作品なのだが、当局の放送時間上「秋田県においては『シンカリオン≒深夜アニメ』扱い」となっている)を持っている(同作の主要人物の一人である男鹿アキタの搭乗機である「E6こまち」が、その元になった車両の営業エリアに秋田県も含まれており、その兼ね合いがあると思われる)。
- なお、続編である「新幹線変形ロボ_シンカリオンZ_THE_ANIMATION」と「シンカリオン_チェンジ_ザ_ワールド」も制作局が変わったとはいえ継続(当局では金曜昼前に放送)して放送している。こちらも「E6こまち」の後継機に相当する機体が存在する。
- 当局のラジオ送信所には商業施設である「イオンタウン茨島パワーセンター」も併設されているが、核店舗である「イオンスタイル茨島」は元々「マックスバリュ」として開業したものが業態転換(イオンスタイルは通常、総合スーバーとしての「イオン」を業態転換して設置される事が多く、イオンスタイル中条の様に「マックスバリュからイオンを経てイオンスタイルに業態転換」ではなく「マックスバリュから直接イオンスタイルに業態転換」した例は後にも先にもここだけである)して現在に至っている。
宮崎放送:周波数が同じ936KHzだが、こちらは全県同一周波数。