男鹿アキタ
おがあきた
CV:沼倉愛美
3話より登場する秋田県北秋田市森吉山麓出身の少年。7月8日生まれ蟹座のA型(41話の回想で誕生日を周囲から祝って貰う)。身長145cm、体重36kg。家族構成は両親と祖父。父親は猟師で祖父はマタギだが、いずれも回想での登場にとどまる。母・モミジに関しては29話にて登場。髪質は父親譲り。アンシンメトリーの黒いシャツと長ズボン、赤のベストが特徴。『着たきりスズメ』ではあるが、赤いパーカーやスパッツ系の水着(アニメディアの描き下ろしイラストでは白長ランや浴衣にスノボーウェア、アニメージュでのハロウィンコスプレは狼男だが、本編ではアイドル衣装、吸血鬼、サンタ服、紋付袴。現実コラボでJR制服、超進化研究所指導員制服)も持っている。『劇場版』では赤系のファー付きベスト、黒の長袖Tシャツ、茶系のボア付きブーツと『マタギ』を意識した服装となる。
バージョンアップした全国版シンカリオン・シムで速杉ハヤトに次ぐ最高ランク(86%)を匿名であげていたユーザーの正体。その存在を知ったハヤトとシャショットは現地に赴くも、有力な情報を得られず途方にくれた後に偶然出会う。帰路で乗車席が隣同士だったが、ハヤトが彼の携帯を持って戦闘に向かった為にE5はやぶさに乗車してしまう。
巨大怪物体フロストツリーの吹雪を利用した攪乱攻撃に苦戦するハヤトを見かね狙撃の合図を送り助力。当人曰く「じいさんと山に入ってこの程度の吹雪は苦もない」らしい。新幹線超進化研究所の面々も何度も民間人と連呼した為に戦闘終了後フルネームを名乗るものの、ビームライフル競技の選手であり、その決勝大会へと参加する為に上京する筈だった為、シンカリオン運転士になる事に当初は拒否。巻き込んでしまったお詫びとしてハヤトは速杉家に招待し寝食を共にし夢を語り合った。ハヤトの母・サクラは乗り鉄の友人と思っていた様だが、その事に関しては言葉数が少なかったと述べている。決勝では2位であったが、競技人口も少なく好敵手として競える者の居なかったとも吐露しているが、夢はライフル競技で世界一になる事で、暇な時は銃の調整、メンテナンスを行っている。好物ばかりに目を向かれ強調されているが、何処ぞの宇宙の始末屋達とと同じく銃マニアである。
故郷へ帰郷しに乗車するも、ハヤトの『誰かの夢を守る事がオレの夢だ』という気持ちに揺り動かされ鉄道博物館へ赴き無断侵入するも山口ナガトに見つかり指令室に連れていかれた。折しも再び出現したフロストツリーⅡによってE5が氷漬けにされ危機に瀕している姿を見兼ねE6こまちでの出動を取り付け急行。ハヤトを救い、連携で撃破する。「自分の夢の為に邪魔な奴を排除しに来た」と嘯いていたが、「誰かの夢を守る事が誰かの夢に繋がる」ハヤトの例えから感化された様である。後に出水が直接出向き事情説明を家族が受け入れ、秋田からハヤトが通う大宮小学校5年2組へと転入してきたが、ビームライフルの選手と聞いて興味津々のアズサに迫られた。超進化研究所の専用寮から通学、ある程度は自炊は出来る。
厳格に育てられた為に唯一のシンカリオン運転士の常識枠でハルカ曰く巻き込まれ体質。一般人の視点でハヤト達の行動を突っ込んでくれる。戦闘でも遠距離攻撃で他のシンカリオンをフォローしている。
同じくシンカリオン運転士であるツラヌキとは性格が正反対の為に事ある毎に衝突しまくっているが、ハヤトの危機に際しては些細な理由と休戦し絶妙な連携を見せ、適合率を一時的にも90%台にまで上昇させている。が、キントキ曰く「フミキリガンに頼りすぎて銃身を駄目にする」らしい。
ブラックシンカリオンとの再戦時は苦戦を強いられるもリュウジの策を素早く理解し機体を犠牲にしてでも成し遂げた。アキタ本人は何も出来なかったと悔やみ一人訓練を積むが、リュウジは彼の判断を評価している。それでもハヤトの成長に追い付いていないと焦る時期もあったが、ガイストパンツァー戦ではフタバの命令で見えない相手の迎撃にツラヌキ達を指示。ハヤトがエージェントと単独で対話しに桜島へ向かい決裂した前後には九州支部に集結していたメンバーで一目散に直行。E5救出に各シンカリオンと個々の能力の適材適所をフルに働かせ助け出した。セイリュウを伴っての桜島潜入では九州支部に残留しざるを経なかったが、全員で向かえば敵側に宣戦布告と見なされると西日本組に釘を刺し思いとどまらせた(自身も内心は行きたかったに違いない)これ等からリュウジとは全く異なる思考を持った運転士のブレーン及び大宮のNO.2としての地位を確立しつつある。
精密射撃の予測から頭の回転が早く、得意科目が算数と国語で「話は読めた!」と何時も口癖として用いるが、指令長の出水の私惑と腹の底は当初読めず、理解出来ないと「…だと?」も多用する。プライドが高い為にシノブとは出会った当初ツラヌキ同様反目すると思われていたが、隣県同士や山育ちだった事で意気投合し、彼の前では笑顔を向けていることが多い。野生味の手料理で落ち着くと秋田弁訛りになってしまう事が判明。一人称も一時「俺」から「おら」になる。集中力には糖分が必要不可欠からか意外にも甘党で、運転士探しや旅行に赴く際も時間が有れば甘味処や横文字が長い有名店へ直行し、ハヤトの無茶ぶりな注文には「後でスイーツを奢れよ!」と手を売っている。後に新大阪でスイーツ巡りに出かけた事も(因みにツラヌキは土木建築を見に大阪城周辺に向かっていた)。誕生日プレゼントには有名菓子店の詰め合わせを贈られたものの、全員が同じ物で丸かぶりと言う奇跡を起こした。特に皮に黒蜜が入った黒松本舗のどら焼きを推している。シンカリオン運転士同士の新年会では金萬や菓子類でなく稲庭うどんを土産にする。
その反面、辛いものだけは苦手で、一口食しても大爆発させるヘタレな表情を見せる。この為なのかカレーライスに蜂蜜を掛けるのが自身の常識としている。『シンカリオンカフェ』では同じものがメニューに出されている。
カイレン一派が一掃された事によって実家に帰郷したものの、新たに現れた謎の新幹線により出戻ったが、進級によってライフル競技に専念すべき考えから適合率が決戦時の91%超えからスコアを叩き出した時期にまで低下する。ハヤトは楽しむ事を忘れていると考え、川越線の狭軌区間に再出現したビッグアイ戦のパートナーに選び、戦闘中に指摘された上で思い出し、適合率を回復させている。
名字の由来は、秋田県にある半島・男鹿半島。ただし、彼の出身地は山岳地帯であるので念のため。
蛇足ながら、アキタのご当地である秋田県では(TBSほかでの)放送開始から半年たった2018年7月から、日本テレビ系列局の秋田放送で放送された。件の放送局がTBSと割と仲が良かった、と言う過去の事情もあろうが、やはり彼の存在が大きかったのかも知れない。
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