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霧島タカトラ

きりしまたかとら

霧島タカトラはアニメ『新幹線変形ロボシンカリオンTHEANIMATION』登場人物のひとり。

CV:市来光弘


概要編集


 新幹線超進化研究所九州(門司)支部に所属する九州鹿児島市出身の小学6年生。3月12日生まれ。魚座のO型12歳。シンカリオン N700みずほに乗車する。一人称は「おい」。フード付きの作務衣と下駄スニーカーを普段着にしている(ピンナップとかでは浴衣姿が、52話では紋付袴)。登校には天使のはねのランドセルを背負っている。家族は両親と姉二人の女系五人家族、実家は父ニチリンが鹿児島市内で「料亭霧島」を営み、ゴツいガタイで料理が得意、将来の夢も料理人であるが、包丁を毎回研いでいく内に無くなってしまうのではないか?と恐れている。薩摩隼人ではあるが声質は声変わりの時期で口調は丁寧でありつつ、古き伝統に拘り意固地になる事もある。それでも、その方面の知識に疎かったフタバが謝罪した時は補う形で受け止め、圧倒的な体格差を有する巨大怪物体ギガントブリッジをE5単騎で挑むハヤトの勇気に報いようとする懐の深さが窺える。


 ハヤトとの出会いは同じく700シリーズのシンカリオン運転士である五ツ橋兄弟と魚についての些細な口論とそれ以前にあった先人たちのやり方(=伝統)に則っていくか、自分たちだけの新しいやり方を取るかについての言い争いが喧嘩に発展して運転士を辞めると言い出した後に支部を出奔、帰郷土産として自身が世界一と認め絶賛する有名な刃物専門店の店先で店員と揉めていたところを邂逅している。1度はシンカリオンに乗り込むも、結局は故郷に戻ってしまうが、西日本指令室に赴いていたのは刀工技術等の伸び代に悩み八方塞がりに陥ったからで、ニチリンから料理から一旦離れる様に丁稚奉公する様に勧められたからである。


 戦闘中でも兄弟と喧嘩してしまうが、業を煮やしたハヤトの「最新は伝統の上にしかできないし、最新があるから伝統がある」という説教同然の言葉に兄弟共々突き動かされ、遂にトリニティ合体を成功させ超進化研究所へ戻ってきた。以降は特技を活かし、がんもどきをオリーブ油で揚げ、東西では醤油が違う事を知り酢橘を加えるなど食に関して運転士達に振舞っている。西日本組の交流を深める為の焼肉パーティーでは焼き加減を見極める様である。運転士同士の新年会ではキトラルザス帰還組の侵攻から手薄にならない様に見送っている(それ以外なら多分に参加していたと推測される)。


セイリュウと共に桜島へ赴く際、九州支部で節分の鬼役をやらされたが、嫌がる事無く成りきっていた。59話ではシンカリオン開発と、その経緯と真相の一旦を知り、ホクト達が現実の実情に打ちのめされている事を悟りながらもギンとジョウに夢と現実のシビアな差を語りながらも自分らに出来ることはと、鍋料理を囲んで語り合うのを提示する。


 カイレン一派との決戦ではトラメ相手にドウリンハンマーで蛇の1部を撃退。決着後は再び料理修行に励むと語っていたが、謎の新幹線出現で再び出戻っており、待機状態が続いていた。72話ではリュウジ達東海、九州支部の連合チームでブラックシンカリオンナンバーズを迎撃。ナンバーⅠⅩ相手にトリニティーハルバードを繰り出している。


 彼の基となったのはツラヌキのボツ案であるガッチリバージョンを弄ったものらしい。


 名字の元ネタは宮崎県鹿児島県の境に存在する霧島連峰。また、鹿児島宮崎(または国分)を結ぶ特急列車の名前にも使われているほか、鹿児島と東京を結んだ急行列車(後に「桜島」と改名)や鹿児島と大阪(設定当初は京都)を結んだ夜行特急列車(後に「なは」と改名)の名称にも使われたことがある。


関連タグ編集

新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATION

呉島貴虎;一字違い

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