注意
小林源文原作の作品黒騎士物語にも同姓同名のキャラが存在しますが、ここではフルメタル・パニック!の登場人物を紹介します。
概要
CV:三木眞一郎
金髪碧眼のドイツ人。身長180センチで年齢は20歳。初対面のメリッサ・マオが見惚れかけたほどの美形だが、その実態はスケベで品性に欠ける、いわゆる残念なイケメン。
〈ミスリル〉作戦部西太平洋戦隊〈トゥアハー・デ・ダナン〉陸戦隊SRT(特別対応班)所属。
なお短編で宗介やかなめのクラスメイト達と接した際には「テッサの父親の教え子の大学生」という設定で通している。
射撃を始めてわずか5年ほどで稀代の狙撃手に成長し、アーム・スレイブ戦では支援用のAI等を邪魔としており、設定していない。格闘戦はプロの集団の中では平均レベル。
また、部活動におけるキャプテンのような素質があり、終盤曹長に任命されたときは新兵の相談に乗ったり、トラブルを解決したりと指揮官とは違ったリーダーシップを見せた。
同僚の相良宗介に対しては、朴念仁な彼の恋愛模様に呆れたりツッコミを入れたりすることもしばしば。
14歳まで東京の江戸川区で育つが、元日本赤軍のテロで家族を失い復讐を決意。日本を飛び出して中東へ渡り、ヴィルヘルム・カスパーの下でたちまち狙撃手としての天性の才能を開花させる。
そして千載一遇の仇討ちの機会が訪れるも、この時起こった出来事が原因でカスパーの部隊を去ると共に、多額の借金を背負っている。
後日譚であるフルメタル・パニック!アナザーにおいては、無印終盤でついに結ばれた6歳年上のマオとの間に一人娘のクララを授かり、マオが立ち上げた民間軍事会社『ダーナ・オシー・ミリタリー・サービス(D.O.M.S.)』の役員にも名を連ねるものの、クルツ自身の勤務態度のいい加減さ(これが理由で彼はアデリーナにもよく思われていない)のような軽視しがたいものから、カレーの味付けの好みの差などのような些細なものまで色々な事項を理由に、マオとは3回結婚して3回離婚している。
ただし、それでもマオやD.O.M.S.の面々(アデリーナ除く)からは(勤務態度以外は)そこまで悪く思われていないらしく、社内では密かに「マオとの4回目の結婚も時間の問題だろう」と見られている模様。
ちなみに結婚と離婚を繰り返してはいるものの、愛娘クララとの仲も悪いわけではなく、クララがマオと喧嘩して家出する際にも、駆け込み先になることもしばしばのようである。
また、アナザーの時代になって、そんな普段は飲んべえの親バカフーテン駄目親父になりはしたものの超人的な狙撃手『ウルズ6』としての顔は健在であり、クララが家出先で巻き込まれた地元のならず者との諍いでも、神業的な狙撃(一例として、ぐでんぐでんに泥酔した状態で敵の武器だけを正確に撃ち抜いたり)でクララの窮地を救い、クララを連れ戻しに来て騒動に巻き込まれた主人公の市之瀬達哉とアデリーナを驚かせている。
外部作品での扱い
他作品のスナイパーや狙撃銃を得物とするキャラクターとのクロスオーバーを展開する事が多く、スーパーロボット大戦シリーズやACE:Rでは機動戦士ガンダム00のロックオン・ストラトス、マクロスFのミハエル・ブランと、ファンタジア・リビルドでは鋼殻のレギオスのシャーニッド・エリプトン、棺姫のチャイカのチャイカ・トラバントとの掛け合いがある。
スーパーロボット大戦シリーズ
射程外から敵を仕留める狙撃手として原作同様に重宝される他、合体攻撃要員として宗介、マオと共に出撃させる事でその真価を発揮す事も多い。
同じく三木眞一郎が演じるキャラクターである地球防衛企業ダイ・ガードの青山圭一郎との掛け合いが見られる中断メッセージは必見。
先述のロックオンとは設定の類似性から、ミシェルとは主人公の悪友にして女好きのスナイパーとして共演が期待され、第3次スーパーロボット大戦Zで晴れて共演を果たし、ミシェルとは作中で『スナンパーズ』とあだ名され、ロックオンとは交戦したことがあるという話が出ていた。
関連タグ
フルメタル・パニック! フルメタ フルメタル・パニック!アナザー
貧乏くじ同盟
クロウ・ブルースト デュオ・マックスウェル ロックオン・ストラトス 青山圭一郎(クルツは『時獄篇』に加入)