CV:てらそままさき(フルメタル・パニック!Invisible Victory/戦うフー・デアーズ・ウィンズ/スーパーロボット大戦V)
概要
コードネーム「ミスタ・Sn(テイン:錫)」。
レナード・テスタロッサの部下で、彼によるアマルガム掌握の際に殺害した幹部からコードネームを継いだ。
かつては東ドイツ出身の狙撃兵で「カスパーの部隊」と呼ばれる狙撃者集団を率いていた。
クルツ・ウェーバー(以下、クルツ)の狙撃の師匠とも呼べる存在で、狙撃対象の動きや弾道を完全に予測しきった時に「幽霊が来る」という独自の感覚を持っている。
その腕前はクルツから「魔人」と呼ばれる程の狙撃センスを持つ。
弟子であるクルツの並外れた狙撃の才能を認めつつも、「幽霊」を呼べなかった出来損ないの狙撃兵として侮っている節もあった。
また、無関係な一般市民を巻き込むことに何の感慨も持たないなど、任務達成のためには手段を選ばず極めて冷酷非情。
特に、クルツが両親の仇討ちを行おうとした際、無関係な少女――ラナに当たるのを恐れてターゲットの男を撃てなかったクルツの目の前で、ターゲットごと撃ち抜いた結果、巻き込まれたラナは臓器と脊髄を損傷するという、重篤な後遺症を負ってしまった。
これがきっかけとなり、クルツはカスパーのもとから去った。
劇中の活躍
『つどうメイク・マイ・デイ』 では、ニケーロにあるレナードの邸宅に襲撃を仕掛けたクルツ、メリッサ・マオ、ベルファンガン・クルーゾーのM9を赤いエリゴールで迎撃。
クルツ機の狙撃砲を破壊し、追い詰めた。
『せまるニック・オブ・タイム』の序盤では、アラモ砦で相良宗介(以下、宗介)の搭乗機であるレーバテインの狙撃を試みるもクルツに見抜かれて失敗。
終盤ではヤムスク11でクルツと対峙。
AS同士の狙撃戦に勝利し、クルツのM9を撃破して彼自身にも瀕死の重傷を与えるが、宗介の挑発に乗ってASから降りたところを、クルツに心臓を狙撃されて死亡した。
機体はカスパー射殺後にレーバテインに搭乗した宗介によって破壊された。