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クララ・マオ

くららまお

クララ・マオとは、ライトノベル「フルメタル・パニック!アナザー」の登場人物(画像右)。
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人物像編集

フルメタル・パニック!」に登場したメリッサ・マオクルツ・ウェーバーの娘。

クルツ譲りの天才的な射撃の腕を持ち、日本語も得意。クルツからは溺愛されている。

日本人ならまだ小学校に通っているような年頃だがクララは学校には通っておらず、母であるメリッサの手製のカリキュラムで自宅学習を受けて育ってきている模様。

よくD.O.M.S.(ダーナ・オシー・ミリタリー・サービス)に好き勝手に出入りして自身の射撃の腕を磨いている(所持するライフルは父から譲り受けたもの)。口調は父そっくりで、態度も大きい。性格はメリッサに似て勝気であり、度々母と喧嘩をしてはプチ家出をし、会社で過ごしたり、クルツの元へ駆け込んだりと、気ままに楽しく過ごしていたが……。


なお、フルメタル・パニック!短編9巻にて、メリッサが友人のテッサに促されて考えたお腹の子の名前に「クララ」を挙げている。


関連タグ編集

フルメタル・パニック!アナザー メリッサ・マオ クルツ・ウェーバー

市ノ瀬達哉 アデリーナ・アレクサンドロヴナ・ケレンスカヤ スナイパー











※以下、ネタバレ注意












新生D.O.M.S.社長就任へ編集


4巻のプチ家出騒動が収拾され、迎えに来た達哉アデリーナとともに帰ってきたクララを待ち受けていたのは、母メリッサが爆弾テロで瀕死の重傷を負い、病院で緊急手術の真っ最中という悲報だった。

かろうじて一命は取り留めたものの、全身の内外に重傷を負い意識不明のまま、全身を包帯にくるまれてICUに横たわる母の無惨な姿に打ちのめされ、駆けつけた父クルツにすがりつき、年相応の女の子としてひたすら泣いた後、クルツに、「かつての戦友にも手を貸してもらって」と母を狙った者への復讐を願うが、クルツは「落とし前はつけさせる。ただしあいつらにはあいつらの人生があり、これはウチの問題だ」と、復讐に旧友たちを巻き込まないと告げ、クララを残して姿を消す。


さらに追い打ちをかけるように、テロに倒れた母メリッサに代わり、かつて自分たちD.O.M.S.と敵対していたステファン・イリイチ・ミハイロフがD.O.M.S.の新社長に就任するという凶報が舞い込んでくる。これは、D.O.M.S.のミスリル時代からの後援企業だったジオトロン・エレクトロニクス社とミハイロフ一派の結託による(メリッサ・マオの暗殺未遂も含めた)、事実上のD.O.M.S.の乗っ取りであった。

凶報に告ぐ凶報の衝撃に、D.O.M.S.を辞める者、新社長についていく者、いろいろな形で揺さぶられ失われていくかつてのD.O.M.S.。達哉もアデリーナも失意からD.O.M.S.を去っていく中――


それでも、彼女は諦めなかった。


元々マオと懇意にしており、敵対していたミハイロフの就任劇を認められなかったユースフベルトランらの協力を得て、『やられっぱなしで黙ってはいられない』と、ラシッド王国の王子であるユースフの財力を後ろ盾に『新生ダーナ・オシー・ミリタリー・サービス』を旗揚げし、その社長として再起。一度はD.O.M.S.から離れたアデリーナや溝呂木、そして達哉も加え、ミハイロフ一派に乗っ取られたD.O.M.S.との戦いと、世界を揺るがす動乱に身を投じていくこととなる。


その後編集

フルメタル・パニック!Familyにも再登場。親が離婚と再婚を繰り返している割れ鍋に閉じ蓋という関係だからか、フルネームはクララ・マオ・ウェーバーという扱いになってる20代のナイスバディ。

クルツ譲りの射撃の才能はあったが、ASの設計技師を目指している。

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