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概要編集

CV:田中敦子(15話) / 松井菜桜子(57話以降)

桑田このみとは、『ブラック・ジャック』のキャラクター(画像右下)。

作者の同作『地球を呑む』のゼフィルスがモデル。


手足切断するような手術も平気な顔で行う外科医。アニメでは59話の事実上の主人公

その冷酷なスタイルから女版ブラック・ジャックとしてブラック・クイーンと呼ばれている。

しかしある時恋人鈴木さん(演:ロック・ホーム)が大けがをし足を切断しなければならず、葛藤していた所でBJと再会。BJに睡眠薬を盛られ、寝ている間にBJは足を切らずに鈴木の手術を成功させ彼女を助けた。

BJも彼女を気に入っていたらしく、最後に「ジャックからクイーンへ」と書かれた封筒を破り捨てている。


手塚スターシステムの関係上、ゼフィルスっぽいキャラが登場するエピソードは本話以外にもある(例:『ピノコ再び』でピノコを引き取った院長夫人他)が、アニメでは15話『偽りのウエディング』(原題:かりそめの愛を)に登場したミチルの担当医がこのみ本人であることが明かされている。そのためか、ピノコにBJの婚約者だとあらぬ疑いをかけられた時にはちょっと頬を染めて恥ずかしがっているというアニオリ演出が入っている。また、この話が、前述の恋人の話よりも先に放送されたため、初対面のエピソードが2度存在する。


その後、その恋人結婚し鈴木姓に改称したが、その仲が危機にひんした時(原作189話『終電車』)に再登場。BJに告白する。しかしBJはその気持ちを斟酌し、また同様の方法で成り代わり手術を敢行した挙句に院側に素知らぬ態度を取る。勤務前に飲酒(1口だけだが)した上に無免許医に手術をさせた失態を取らされたこのみは、BJを平手打ちし、病院を辞めることとなる。

BJの粋な計らいを知らされた彼女は恋人のいる中東へと向かうことを決意し、BJに別れを告げるのだった。


ちなみに『終電車』はアニメ化されておらず、『ブラック・ジャック21』にて再登場した際にもまだ桑田姓である。


関連タグ編集

手塚治虫 女医


如月めぐみ:BJが母以外で最初に愛した女性。こちらはアニメでは諸般の都合で一言も台詞が無かった。

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