ピクシブ百科事典

目次[非表示]

CV:山路和弘(OVA版)/速水奨(TVアニメ版)/鹿賀丈史(劇場版)/若本規夫(劇場版予告)/田中秀幸(インターネットアニメ)/清水紘治(ラジオドラマ)/諏訪部順一(ヤング ブラック・ジャック)

概要

長い銀髪と黒の眼帯が特徴的な医者で、主人公ブラック・ジャックのライバルにしてアンチテーゼ的存在。またそのブラック・ジャックと共に「ふたりの黒い医者」と称される。
 
詳しい過去は不明だがかつては軍医だったようで、戦場で満足に医療品もない中で瀕死の重傷に苦しんでいる兵士たちを安楽死させ感謝されたという。その経験から「治療の見込みのない患者は苦しませるよりも静かに息を引き取らせた方が良い」との信念を持つようになり、死に神の化身というおよそ医者らしからぬ異名(悪名)を取りながら法律にふれないように安楽死を請け負うようになる(作中世界でも安楽死は殺人行為=違法であるとされているため)。

安楽死の方法は数種類あり、特殊な機器を用いた超音波によって呼吸中枢を麻痺させ死なせる方法や、毒物注射、飲み薬等がある。
安楽死の値段についてはあまり描写されないが「いかに気持ちよく死ねるか」で値段が前後する他、一度だけ描写された呼吸中枢を麻痺させる方法では患者に100万円を要求していた。
 

「死に神」の安楽死観

こんな男だが決してマッドドクターではなく、むしろ医者としての責任感や倫理観はしっかりと持ち合わせている。
そのため自身の口から「治せる患者は治す」とはっきり明言し、誤って安楽死薬を服用してしまった患者に対しても嫌味を垂れつつも救命に尽力しているなど、助かる見込みのある患者はきちんと助けようとする。
 
一方本誌掲載時の初登場回では「自殺したがっている奴も殺した」と発言している辺り、安楽死を請け負うだけに「当人が死にたがっているのならそれを尊重すべきだ」と捉えている様子(まして精神科医ではないキリコにとって「精神面」のことなど完全に範囲外であり、自ら死を選ぼうとする程「生きようとする意思がない」相手をわざわざ説得・思いとどまらせる義理もないだろう)。
しかし仮にも医者でありながら自殺に肯定的(場合によっては自殺幇助までする事になる)というのはさすがにまずいということか、後に「安直な自殺には否定的」と設定され、軽々しく自殺したがる少年を追い返そうとしたことも。
 
また彼は安楽死を「生きようとする意志が既に無く、医学的にも手の施しようのない患者への救済行為」として行う最終手段としており、いくら「死に神」といえど、怪我人や病人をロクに治療もせずに(あるいは興味本位で)見捨て、死へ追いやるなどということはしていない。

家族

容姿の良く似た(それでいて美人の)妹「ユリ」がいる。こちらは優しく常識的な人物で、こんな兄に対しても深い愛情を持っている。
また父親も登場したが、病に苦しむ姿を見かねたキリコに安楽死させられてしまった(しかしながら安楽死の決意に至るまでは、数年に渡り血眼になって治療法を探した事を告白している)。
 
アニメ版では「Dr.ジョルジュ」という医師だったことが明かされ、ある重要な役で登場する(そしてやっぱりキリコに殺されてしまい、その後生前に行っていたプロジェクトについて言及される)。


手塚スターシステム

火の鳥 乱世編』では大夫房覚明役で登場。粗暴な木曽義仲に仕える軍師の役を担う僧侶であり、義仲に火焔鳥を手に入れる事を唆した。
『プライム・ローズ』にはキリコ殿下として登場。
池原しげと版『海底超特急マリンエクスプレス』ではFBI捜査官として登場。
 

派生作品

山本賢治によるリメイク漫画『ブラック・ジャック 黒い医師』では、メイド服を着た助手らしき少女を連れ歩いていたが、名前は不明で台詞も一切無く、何者だったのかはまったく不明である。

田畑由秋大熊ゆうごによる漫画『ヤングブラック・ジャック』では、若き日の軍医キリーとして登場。エキセントリックな言動が目立つものの、未だ医者としての使命感に燃えていた頃の姿が描かれた。
この時点で、ベトナムに赴いたブラック・ジャックと出会っており、共に手術に臨む姿が描かれている。
とはいえ当時は眼帯すらしていなかったため、後に再会したブラック・ジャックが「キリコ=キリー」だと気づかなかったのも、無理からぬことだと言えるだろう。
逆にキリコの方もブラック・ジャックには気づかなかったが、あんな特徴的な顔立ちの彼に気づかないのもやや無理があるようにも思えるが……

別冊ヤングチャンピオン2016年5月号から2018年12月号までキリコが主役のスピンオフ作品『Dr.キリコ 〜白い死神〜』が連載された。


主な出演作品

  • 漫画版

「恐怖菌(死に神の化身)」1974年10月28日
「ふたりの黒い医者」1975年1月6日
「弁があった!」1975年6月30日
「浦島太郎」1976年1月12日
「最後に残る者」1976年6月21日
「99.9パーセントの水(限りなく透明に近い水)」1976年11月8日
「死への1時間」1977年6月20日
「小うるさい自殺者」1977年11月21日
「人生という名のSL」1978年9月18日

  • 映像作品
TVアニメ版 『ブラック・ジャック21』2006年
TVアニメ版 『ヤングブラック・ジャック』2015年
劇場版 『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』2005年12月17日公開
OVA版 『カルテIV:拒食、ふたりの黒い医者』1995年
インターネットアニメ版 『ブラック・ジャック』
※ドクター・キリコは安楽死を扱うため、最初のTVアニメでは登場が見送られた。

関連イラスト

「お前さんの生は死の上に成り立っている」
死の華
死神のおっちゃん
キリコ



関連タグ

ブラック・ジャック 死に神の化身 ドクターキリコ(表記揺れ)

関連記事

親記事

ブラック・ジャック ぶらっくじゃっく

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「ドクター・キリコ」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 452330

コメント