概要
実写版『闇金ウシジマくん』のオリジナルキャラクター。
劇場版Part2~Final、ドラマ版Season3に登場。闇金サイハラさんでは主人公。
原作の滑皮秀信にあたる人物で、村井(演:マキタスポーツ)という部下を従えている。実写版監督の山口雅俊によると、当初は滑皮をそのまま登場させる予定だったがキャスティングが難航し、性別を変更したとのこと。
滑川の設定の全てが引き継がれたわけではなく、極道としての部分は般田が引き継いでいる。
人物
白いシャツに黒のスラックスが特徴。左腕には鮫島(後述)の形見である派手なネクタイを巻いている。
闇金融「ライノー・ローン」の経営者で、丑嶋を異常に敵視する女。
多くは滑皮秀信の設定を引き継ぎ、食事の仕方や熊倉との交流なども共通している。
普段は割りと物静かだが、ヒステリックな性格で突然怒鳴ることが多く、滑皮とはまた違う狂気に満ちた人物。基本的に冷酷無比で、債務者は勿論、舎弟の村井や新入社員の硲にも一切容赦しないが、村井の誕生日には罵声をぶつけながらも村井の欲しがってた帽子をプレゼントしたり、硲が思い入れを持つシングルマザーの債務者が海外に売られるのを未然に防いだり、自身の窮地を救ってくれた債務者の利息を減らす、硲の今後を考えリストラしつつ助言を与えるなど、全く情が無い訳でもない。ただし、失敗やミスをすれば誰であろうと容赦はしない。長年闇金業を営んでいるだけあって、冷静沈着な判断力と明晰な頭脳、そして並外れた度胸の持ち主であり、今まで多くの修羅場を切り抜けることで培った経験の持ち主。また、壮絶な人生を生きてきたことで、時より深い哲学を見せることもある。
2022年9月には、彼女を主人公にした「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」が放送される。同月13日の26時からdTV、Netflixで先行配信、20日からMBS/TBSドラマイズムにて放送され、新たに宮世琉弥が出演する。
ティザー映像
過去
劇場版「ウシジマくん ザ・ファイナル」では中学時代の犀原が登場。演じるのは玉城ティナ。
当時は「悶主陀亞連合」総長・鮫島の恋人だったことが判明。両親に捨てられ天涯孤独だったところを鮫島に救われ、彼の死後は実質的に「悶主陀亞連合」を仕切るようになった。
鮫島は族同士の闘争で亡くなったが、その致命傷を負わせたのは丑嶋だったため、大人になった今も恨んでいる。
また、鰐戸三蔵に無理やりキスされた時は上唇を噛みちぎり、後日三蔵の残った下唇もナイフで切り取るなど、少女時代から恐ろしい一面を見せた。
「闇金サイハラさん」で熊倉に拾われる前は象山の下で仕事をしていて、般田の因縁はこの頃に生まれた。鮫島を殺したのは象山と判明したが丑島にやられた後だったので特に怨みはないとのこと。