「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」
概要くん
作品の主人公。だが、客が主な視点となって物語が進むため、実質的な狂言回し。
闇金融会社「カウカウファイナンス」の若き社長。年齢はバイトくん編時点で23歳。作中でも相応の時間の経過を示唆した描写はあるが、最終的な年齢は不明。
人物くん
中学時代には人の頭めがけて金属バットをフルスイングできる別世界の人間である。
性格は沈着冷静で冷酷無慈悲。債務者に対しては情け容赦のない取り立てを行い、借金はびた一文負けない。また、場合によっては債務者の巻き添えにあった被害者に対しても高圧的な態度で選択を強いたり、肩代わりさせるなど、取り立てにおいては一切の手段を選ばない徹底した薄情さの持ち主である。
しかし、その反面返済意志を持っている者やどん底から立ち直ろうと努力する者に対しては一定の敬意をはらい温情を見せるなど、ある程度の人情は持っている。
また、闇金漫画の主人公としては珍しく、臓器売買に手を染めていない。このため、完全に支払い能力がなくなった債務者でも殺害はされず、強制労働によってケリを付けられることが多い。ただし、態度の悪い者はこの限りではない。
中学生の頃からウサギを飼っており、現在は4代目のウサギ16羽をペットシッターも驚くほどこまめに世話している。このウサギは元々亡くなった母親の形見だったもの
潔癖症な一面を持ち、電車の吊り革はティッシュを介して掴む。また、自動車で移動する際には靴の汚い者は車の中には入れず(やむを得ない場合は靴にビニール袋をかぶせる)、車内も全面禁煙としている。
仕事柄、ヤクザに対しては基本的に慎重かつ丁寧な態度で接する。
自らの職業を「人並み以下でありながら人並みの生活をしているクズの人生に終止符を打つ職業」であると認識している独特な価値観の持ち主である。
そのためか、読者からはある種の「ダークヒーロー」として認知されており、誌上の悪役コンテストでも堂々一位を受賞している。サブカルチャーの世界に置いて闇金の代名詞として扱われており、様々な作品で彼をオマージュしたキャラ及び表現が作られている。
丸眼鏡がトレードマークとなっているが、10年前に受けた獅子谷鉄也による拷問の後遺症が原因である事が示唆されている。
経歴くん
妾の子として生を受け、劣悪な極貧環境で育つ。中学への進学に前後して最愛の母親を亡くし、以後は酒浸りかつ寝たきりになった病身の身内を介護をしながら、その介護していた男性に罵倒され続ける生活を送っていた(丑嶋はこの男性を「じじい」と呼んでいたが、外見では父親か祖父かは見分け辛く名言も特にない為、続柄は不明)。
演者くん
実写版:山田孝之
YouTube版CV:伊藤タカユキ