概要
別名「状袋(じょうぶくろ)」
主に手紙や文書、紙以外の添付物の配送、手渡し、保存などで用いられる。
日本においては主に紙質や形状で洋封筒と和封筒に分けられる。
今日では洋封筒の方が個人・法人で多く用いられており、さらに長封筒と角封筒などの種類がある。
商品のジャンルとしては文房具扱いが一般的で、日本産業規格(JIS)によって規格が決められている。
近年の技術の発達によりプラスチック製のものも存在する。
欧米においては16世紀頃には存在したが、本格的に使用されるようになったのは19世紀の郵便制度における重量料金制になってからであるとされる。
かつての日本では毛筆・墨汁などの筆記具や和紙の性質上、手紙を白紙で包む慣習が平安時代には存在。
江戸時代には筒型の封筒が普及し、文化・文政期では絵が描かれたものが流行したとされる。