墨汁

ぼくじゅう

墨を水とともに磨って作る液体。

墨を水とともに磨り得られる液体。

歴史は意外と浅く明治日本の開明墨汁が最初である。

書道の練習では市販の墨汁を用いることが一般的であるが、市販の墨汁は墨を機械か何かで磨って作れられているものではなく、水に煤などの色素粒子と安定剤を混ぜてこしらえているため、立体感や個性が出ないとして清書ではためらわれることが多い。

大抵は黒いが、最近はさまざまな色のものが出回っている。また赤い（朱色の）墨汁はかなり昔からあった。

服などに付くとなかなか落ちないので洗濯に苦労する。ご飯粒を揉みこむと良いと言われる。

墨汁も面倒な場合は筆ペンという文明の利器もある。

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