スペック
| 機体番号 | GNW-20000/J |
|---|---|
| 頭高長 | 20.9m |
| 本体重量 | 99.4t |
| 所属 | イノベイター（リボンズ・アルマークの私兵） |
| パイロット | アリー・アル・サーシェス |
デザイナーは鷲尾直広。
概要
イノベイターが開発した擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
アルケーガンダムに追加装備を取り付けた機体で、これはチームトリニティの乗機であったガンダムスローネシリーズが装備していた物の改良型を一つにまとめた物となっている。腰部にはGNコンデンサー内蔵の追加アーマーが装着されており、増大した粒子消費量をカバーしている。また、両脚部には武装やGNステルスフィールド発生機能などを搭載したGNコンテナを装着している。
単機で敵部隊を殲滅する事を目的として開発されたが、装備重量26.5tもの追加装備ゆえに運動性が低下する為、少数精鋭の部隊（例：ソレスタルビーイング等）を相手にする場合には向かなくなっている。
兵装・特殊機能
GNバスターソード
GNファング
GNビームサーベル
詳しくはアルケーガンダムを参照
元々はオリジナルGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で出力を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間がある上、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
明言はされていないが装備を換装したヤークトアルケーで使用可能なので、もしかしたら換装前のアルケーでも使用可能かもしれない。
GNランチャー
背部右側に1門装備されているビーム砲で、スローネアインの物の改良型。
GNハイメガランチャー
スローネアインではツヴァイ及びドライとドッキングして粒子供給を受けなければ使用できなかったが、本機ではトランザムシステムを起動させれば単独で使用可能。
GNステルスフィールド
GNコンテナに搭載されている機能で、コンテナからGN粒子を広域に最大散布し、レーダー等を無効化する巨大なジャミングフィールドを形成する。スローネドライに搭載されていたものと同じもの。
GNミサイル
腰部のGNコンテナに12基格納されている対地・対艦用の実弾兵器。ミッションに応じてGNファングと換装する。
外部出演
ガンダムVSガンダムシリーズ
機動戦士ガンダム EXTREME VS.2全国大会『PREMIUM DOGFIGHT 2019』にてまさかのサプライズ参戦発表！最上位コストの3000で参戦となり大勢のプレイヤーを驚かせた。
サーシェスの声優は原作同様に藤原啓治であり新録セリフも多数存在する。ただし療養からの復帰後収録なのか、若干声の感じがTVシリーズ当時や通常アルケー・GVSのツヴァイと比べると声がやや高めになっている（なお、同氏は2020年に亡くなられた為、これがガンダムVSシリーズ最後の収録となった）。
アルケーの上位版になるとの事前予想とは裏腹に格闘はそこまで伸びが良いわけではなく機動力も若干重め。
その代わり全弾発射か小分けか発射の撃ち分け可能なGNミサイル・他にもGNランチャーやGNファングといった敵を動かし隙を作れる射撃武装の数々を持つ。
GNステルスフィールドも装備しており、短時間だが被ダメージが増えるデメリットがあるものの、自機のステップ時に敵攻撃の誘導を切る効果が付く。ウィングゼロと似ているがあちらと違い時間が短い分、こちらは相方にも効果がある。また、GNハイメガランチャーをトランザムしながら単独発射したことが反映されEXバースト(通称：覚醒)中はトランザム状態になる。
実はGNランチャーはレバー入力で回り込み発射や前進発射といった変則挙動撃ちが可能、他にも射撃兼特殊移動の攻撃を多数取り揃えておりキャンセルルートも豊富。それに加えてピョン格を組み合わせれば、横に縦に自在に動き回る不規則ムーブで敵を翻弄することができる変則軌道機体である。ただし移動撃ち武装こそ多いが普通にブーストダッシュしながら撃てる武装が無く複雑なムーブも多い。
それゆえ、スペックこそ高いが使いこなすには手練の必要な機体とされている。(それゆえか戦闘スタイルの引き合いには通常のアルケーではなく別の赤いMSな事も)
ピョン格を駆使し上空へ逃げ、対空テクで足掻くという、最上位コスト機体でもトップクラスにしぶとい立ち回りが可能だったために下方修正、続編移行時にはピョン格そのものをコマンド変更で出せなくなるという憂き目に会う事に。
なお、格闘は食らいつく性能は落ちたが、その代わり前格闘はダウン拾い可能・横格闘は強判定・BD格闘は出だしに射撃シールド付きと懐にもぐりこんだ時に大きなリターンをもたらすものを多く備えている。特にPVの0:28頃に見せた滅多切りからの大車輪締め(後派生)はダウンしにくい尚且つ大車輪は高度によってヒット数が変わるという特性があり、上手く格闘コンボで上まで運びこれで締めれば大ダメージが狙える。時間を犠牲にすれば素でも300ダメージ、覚醒を絡めれば400の大台すら見えてくるという度肝を抜く格闘火力を持つ。ヤークトアルケーを使う上ではぜひとも狙いたい大技である。
立体物
ROBOT魂で立体化され、プレミアムバンダイ限定商品として発売された。
GNランチャーの展開は勿論、腰部ファングコンテナは開閉可能で、GNファングとミサイルが取り付け可能となっている。
