概要
魔族の中でも最凶最悪の怪物と呼ばれファンガイアすら見下している。
世界各国に伝承する怪物や伝説に登場するモンスターに酷似した姿をしている。他の13魔族にカテゴライズされないモンスターは大体レジェンドルガ族であると考えて良いだろう。
ロードとよばれる長がおり、他のレジェンドルガ達は、その長に忠誠を誓っている。この為、ファンガイアのような派閥争いは基本的に見られない。
人間の悲鳴を「何物にも代えがたい最高の音楽」として好み、それを聴く事を何よりの快楽としている。
自らの細胞を人間や魔族に取り込ませることで、相手をレジェンドルガ化して操ることが可能なため、倍々ゲームで全人類をレジェンドルガにすることすら可能。次狼は「奴らが目覚めたということは人類滅亡のカウントダウンが始まったということだ」とさえ言っている。
レジェンドルガに襲われた人間はしばらく経つと胎児のように体を丸め、月の眼の影響で完全にレジェンドルガ化してしまう。レジェンドルガ化した人間は手から蛇や包帯を出して触手のように操る事が出来る。なお、レジェンドルガ化してからまだ日が浅い人間は、レジェンドルガが全滅すると元に戻る。
はるか昔に初代キングによってロードが封印され種族の大半が殺されたためしばらく息を潜めていたがマミーレジェンドルガの復活を皮切りに再結集し、甦ったロードと共に世界を支配しようとした。
しかし現代のライダーたちに敗れ去り全滅した。TVシリーズではレジェンドルガ族が復活した描写がない為、末路は明らかにされていない。どうやら僅かに生き残りがいるのはどの媒体でも同じな様子なので、TVシリーズの世界では未だに人間社会に潜伏しているのかもしれない。
キバのメインの敵がファンガイアと言う事もあり、作中ではファンガイアに間違われるシーンがあるが、本人たちはファンガイアより上位の魔族と信じて疑わず、一緒くたにされる事を非常に嫌っている。
ファンガイアが個体ごとに鳥類の意匠を持っているのに対し、この種族に属する個体には植物の意匠が見られる。デザインの特徴故なのか、本質が魔樹故なのかは不明。
ちなみにテレまんがヒーローズの劇場版のコミカライズではイメージ図に何故かモモタロスやウラタロスが混じっているという小ネタがある。
一覧
ロード/仮面ライダーアーク
レジェンドルガの長。
マミーレジェンドルガ
CV:大川透
ミイラ型レジェンドルガ。4体の中ではリーダー格の存在で高い戦闘能力を持つ。
他種族をレジェンドルガ化して操る「コントロールデスマスク」の他、
包帯での攻撃や衝撃波など多くの特殊能力を扱う。
キバやイクサを圧倒するも、最終的には紅音也が変身するイクサに隙をつかれ「ブロウクン・ファング」をくらい爆死した。
植物モチーフは薔薇。
メデューサレジェンドルガ
ヘビ型レジェンドルガ。マミーレジェンドルガについで高い能力を誇る女性の個体。
頭部から蛇を出し噛み付かせることで他種族を操ることができる。
サヤカという人間体を持つ。皆さんの予想通り大食い。
最後は麻生親子が変身する2人のイクサの「ブロウクン・ファング」をうけ爆死した。
植物モチーフは彼岸花。
ガーゴイルレジェンドルガ
CV:藤田圭宣
子鬼型レジェンドルガ。石像の様な姿をしていてレジェンドルガの中でも最速のスピードと最固の頑丈さを持ち合わせている。高層ビルから転落してもびくともしない。
イクサと戦闘中、乱入してきた仮面ライダーレイの攻撃を間違ってくらってしまい、そのまま「ブリザードクロー・エクスキュージョン」で倒された。
植物モチーフは蔦。
また、スーツはローズオルフェノクの改造。
マンドレイクレジェンドルガ
CV:塩野勝美
植物型レジェンドルガ。全身から蔦を出し攻撃することができる。
また植物のフィールドを作り出すことが可能。『てれびくん』2008年8月号によれば「鳴き声で人間を殺す」らしい。
最後はブロンブースターに轢き殺された。
レジェンドルガで唯一最終決戦前に倒されている。
植物モチーフはその名の通りマンドラゴラの花。
また、スーツはバーナクルオルフェノクの改造。
バーナクルオルフェノクもフロッグオルフェノクの改造なので2度目の改造となる。