「お、お前…何のつもりだ?」
人間態、CV/森嶋將士
データ
身長 | 206.0cm |
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体重 | 122.0kg |
特色/力 | 20mのジャンプ力、合金をも瞬時に溶かすウォーターガン |
(出典:テレ朝版公式サイト、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
概要
カエル(ライダーシリーズでは珍しく蝦蟇ではない)の特質を備えたオルフェノク。
普段はごく普通の男性の姿で人間社会に溶け込んでおり、蛙の持つ20mに及ぶジャンプが可能な強靭な脚力と自由闊達な動きで相手を追い詰める戦法を得意としている。 更に右手に備えたウォーターガンで背中のボンベに詰まった溶解液を噴射して、如何なる合金も瞬時に腐食分解できる能力を有している。また、身体はよく見るとカエルの足型のような迷彩模様になっている事がわかる。
劇中、とあるクラブで澤田亜希=スパイダーオルフェノクの虐殺の現場に居合わせるものの、元からオルフェノクだったことでその場は何とか逃走することに成功する。
その後、(おそらくスマートブレインからの指令で)デルタギアを狙って出現。 元流星塾生の河内を殺害するが、駆けつけた草加雅人=仮面ライダーカイザに為す術の無く苦戦。 ウォーターガンからの溶解液で“カイザブレイガン”を溶解させた隙に逃亡を図るが、その先で木村沙耶が変身したデルタに運悪く遭遇してしまい、最後は(描写はないが)彼女の放った『ルシファーズハンマー』を受け致命傷を負い、追って来たファイズとカイザの目の前で力尽きて絶命。灰と化して消滅した。
スーツはバーナクルオルフェノクに改造され、更に5年後マンドレイクレジェンドルガに改造された。
派生作品
ハイパーバトルビデオでは、オックスオルフェノク&マンティスオルフェノクと共に何故か踊っていた。 出くわした啓太郎たちを襲撃しようとしたところで乾巧の変身した仮面ライダーファイズに邪魔され、アクセルフォームには手も足も出ずに叩きのめされる。最後は新兵器「ファイズサウンダー」で三人仲良く文字通りの意味で昇天していった。
『仮面ライダー913』第23話「花形の理想」にて登場した、完全にオルフェノク化する前に自然死した元明星塾生の成れの果てのうちの一体としても登場。液体の詰まった巨大カプセルに収容されている。
余談
その後、どうやってカイザブレイガンが修復されたのかは永遠の謎である。というか刃が溶けているという事は明らかにフォトンブラッドが漏れ出ている状態であり、普通ならかなり危ない状況なのであるが…誰も突っ込んでいない。
デザインイメージは特殊部隊の潜入工作員。身体の迷彩模様から両生類の皮膚を連想したことでカエルモチーフとなり、タートルネックのセーターと組み合わせて頭部を構成した。球体が連なったウォーターガンのデザインはカエルの卵のイメージ(『完全超悪』p.144)。
人間態を演じた森嶋氏は仮面ライダーキバにも別役で出演しているが、その時は因縁をつけた怪人に殺害される不良の役だった。
関連項目
オルフェノク カエル 仮面ライダー555 水鉄砲 アカ地雷ガマ:同じくカエルモチーフで、首筋に縦線の意匠がある点も同様。 メ・ガエラ・レ/フロッグアンデッド/フロッグファンガイア/ガエルマギア/プレミアムケケラ:ガマ以外のカエルモチーフ。