銃器類の水中銃
水中での破壊活動用に作られた銃で、地上で使うものと異なり弾丸は水の抵抗による影響を少なくするため矢のように細長く作られており、また発砲時に弾丸が銃口から出て行くまで時間がかかるため銃身内の圧力過大による破裂を防ぐためライフリングが彫られていないことが多い。そのため、陸上でも使用可能とはないっているものの、殺傷距離は短く、使用環境は限られている。
ASM-DT水中アサルトライフルでは水中ではAPS水中銃と同じ矢状の5.45mm弾を使用し、陸上ではAK74の5.45x39mm弾が使用可能だが、2種の弾薬持ち運ぶ必要があった。
ADS水陸両用アサルトライフルでは水中と陸上において同じ5.45x39mm弾を用いており、陸上では通常弾を、水中では5.45x39mmPSP水中弾を使用する事になっているが、通常の弾薬と変わらない形状の弾丸を使用している事から陸上でも通常弾とほぼ変わらない性能を持つという。
代表的な水中銃
アメリカ合衆国
- Mk 1 Underwater Defense Gun
ドイツ
- Heckler & Koch P11
ソ連/ロシア
銛を発射する水中銃
スピアガンともよばれ、銛をゴムやバネ、圧縮空気の力で打ち出す。
水中では水の抵抗のため発射した銛は数メートル程度飛ぶのがやっとだが、地上で発射すると軽く数十メートルは飛ぶので取り扱いに注意が必要。上項目の水中銃とは異なり飛ばした銛で突き刺して魚を捕らえるための道具。