エンドオブワールド
えんどおぶわーるど
13ライダーの必殺技の中でも最大の攻撃範囲を持つ豪快な技で、ミラーモンスターを隠れた建物毎跡形も無く吹き飛ばす事が可能である。有り体に言えば「フルバースト」。使用される場所がミラーワールドで良かった
圧倒的な制圧力と迫力、「世界の終わり」等という凡そヒーローのものとは思えない物騒なネーミング等から高い人気を誇る。
- 先ず契約モンスターであるマグナギガを召喚し、その背中のジョイントにマグナバイザーの銃口を接続、待機状態に移行させる。さながら給油する車の様である
- 引き金を引くとマグナギガの各部装甲が展開し、前方広範囲にミサイルやレーザー、砲弾がドカドカと降り注ぐ。
- 大爆発!
この様に実に身も蓋も無い技であり、敵味方共に巻き込まれたライダーは数知れない。「ゴチャゴチャした戦いは好きじゃない」と宣うゾルダ=北岡らしい必殺技である。ゴチャゴチャした戦いに一番向いているライダーなのにね
APも強化フォームであるサバイブ用のファイナルベントを除けば最大なのだが……広範囲に砲弾をバラ撒くと言う大雑把な必殺技故かファイナルベントなのに相手を倒しきれない事が多く本編で完全駆除出来たのはワイルドボーダーとシアゴーストの群勢位である。
当然、ライダーバトルでも大ダメージを与えこそすれ倒しきれた事は無く、「大爆発でウヤムヤになって仕切り直し」という状況が多かった。
このうち、仮面ライダーガイは直撃を食らったであろう一人だが、それでも息があり、トドメは王蛇が刺している。
また、大技過ぎるが故に隙や死角も非常に多く、マグナバイザーをマグナギガに接続して引き金を引く事が出来なければ不発してしまうと言う欠点があり、仮面ライダーインペラーが使役するガゼル軍団に邪魔をされて失敗したり、王蛇との最終決戦でも後ろからジェノサイダーの攻撃を受けた事でマグナバイザーを落としてしまい、発動が遅れた事でドゥームズデイを受けて敗北している。
同時に距離を詰められてしまうと自分も巻き込まれる為撃てないらしく、王蛇が初めてドゥームズディを発動した時も撃つ事が出来ず技を喰らっていた(この時はゾルダがすぐさま撤退し、マグナギガが腕を振った事で直撃を免れたがそれでも威力が高かったらしく、反動でマグナギガも横転してしまっている)。
一応、この戦いでは発動前にギガキャノンで王蛇を遠ざけるという手段を取ってはいたのだが…。
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』でも仮面ライダートルクのファイナルベントとして登場しており、至近距離からの一斉砲撃により仮面ライダーキャモ(原作におけるベルデ)をベントしている。
- なお、ファイナルベントは発動さえすればモンスターがその場に召喚される仕様なので基本的にはアドベントを使う必要はないが、第10話ではアドベントで召喚後、ファイナルベントを発動するという手順になっている(第34話でもアドベント使用語に発動)。
- ちなみにアドベント(マグナギガ)は単にマグナギガの召喚として使われる事が多かったが、他媒体ではマグナギガの援護射撃が発動するカードとして扱われている。
『クライマックスヒーローズ』シリーズ、『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』シリーズ、データカードダス『仮面ライダーバトル』シリーズなど多くのゲーム作品でゾルダの必殺技として登場している(『仮面ライダーバトルラッシュ』ではSDサイズのゾルダがエンドオブワールドを発動する)。
特に『仮面ライダーバトル』シリーズの最新作「ガンバレジェンズ』では演出が第10話の原作再現となっている。
『R&M(ライダー&モンスター)シリーズ』、『S.H.Figuarts』、『SO-DO_Chronicle』などマグナギガとゾルダが双方共に立体化されているシリーズではしっかり再現可能。
ただし、R&Mシリーズがセット商品なので再現が容易なのに対して、残り二つはゾルダが一般販売枠なのに対し、マグナギガがプレバン限定商品なので入手が非常に困難である。
仮面ライダー龍騎 必殺技 フルバースト 仮面ライダーゾルダ ファイナルベント
クラフト(ロックマンゼロ):実はもう一人いたパ……オマージュした人。
ガンダムヘビーアームズ/フルオープンアタック:同じ様な手段で一斉掃射するロボット及びその手段の名称。
ノクティス:まさかの名前被り。同名の範囲攻撃持ち。
桜凛月:2020年10月に披露した3Dにて、よく似た必殺技を披露。突如乱入してきた謎の黒子を撃破している。
マスターオブエピック:一部のボスが使う設置技「エンド・オブ・ザ・ワールド」。尚、ゾルダより古い。
仮面ライダースナイプシミュレーションゲーマーレベル50:必殺技「バンバンクリティカルファイア」が同じくフルバースト攻撃。因みにスナイプが登場する仮面ライダーエグゼイドと、ゾルダが登場する仮面ライダー龍騎には、デスゲームものという共通点もある。