概要
『仮面ライダーディケイド』に登場する仮面ライダーディケイド及び仮面ライダーディエンドが使用するカード。
当時発売されていたガンバライドカードに似ており(と言うかそれその物)、これをディケイドライバーまたはディエンドライバーに装填する事でカードに応じた特殊能力を発生させる。ライダーカードと言う総称ではあるが、書かれている絵柄は仮面ライダーだけでは無く、特殊効果を発動する為のカードも数多く存在する。裏面にはカードの内容の元になったライダーのライダーズクレストが描かれている。この絵柄はディケイドライバーに挿入すると中心のクリア部分から丁度見える様になっている。
『MOVIE大戦2010』では「世界の破壊者」として覚醒したディケイド激情態がライダーを片っ端からライダーカードに封印して回っていた。
尚、これ自体が「仮面ライダーの力」である為か、『ジオウ』の世界観ではコレらを元にライドウォッチを生成する事も可能な模様。
また、ディケイドは物語開始当初は記憶を失っていた為か、初変身の後に平成1期ライダーのカードが遺影の様なブランク状態になってしまい、以後は各世界で一定の条件を満たすと使用可能状態に戻るのがお決まりの流れになっている。
また、ネガの世界ではダークキバにディメンションキックを浴びせようとした際にファイナルアタックライドディケイドのオーラが突然崩壊を始め、他のカードも再びブランク状態に戻った事があったが、ケータッチを入手したことで元に戻っている(尚、この時のブランクカードはそれまでの状態とは異なり、絵柄やライダーズクレストが描かれていない)。
主なライダーカードの種類
詳細は各項目を参照。
- カメンライド
- 仮面ライダーの基本的な力を内包するカード。変身あるいは召喚に用いる。
- フォームライド
- カメンライドで変身した仮面ライダーのフォームチェンジを行うカード。ディエンドは未使用。
- アタックライド
- 仮面ライダーの能力を発動するカード。カメンライドで変身している仮面ライダー専用の物も存在する。因みに「烈火大斬刀」と言った戦隊の力を宿すカードも存在する。
- ファイナルフォームライド
- 仮面ライダーを「超絶変身」させる特殊なカード。発動条件等の制限はあるが、強大な力を秘めている。
- ファイナルアタックライド
- 仮面ライダーの必殺技を発動するカード。
特殊なカード
- カイジンライド
- 仮面ライダーの世界の怪人の力を内包するカード。召喚に用いる。
- ファイナルカメンアタックフォームライド ディケイド
- 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム ジャンボフォーメーションの必殺技を発動する。
- カメンライド GACKT
- 「Journey through the Decade」のPVで士がGACKTから「カメンライド GACKT」のカードを受け取りそのままディケイドライバーに入れて使用したが、画面に「Gackt」の文字が表示された直後に映像が終わっているため実際の効果は不明(ガクトにカメンライドするのか…?)。続く「Stay the Ride Alive」のPVでGACKTと士が消え、このカードは仮面ライダーWに託された。
余談
『仮面ライダージオウ』に登場するライダーカードは『仮面ライダーディケイド』に登場したものからデザインが変更されている。
- フォント
- 両面の滲んだ解読不能の文字(?)と裏面の「KAMENRIDE」「ATTACKRIDE」「FINAL ATTACKRIDE」以外のフォントが全て変更されている。
- バーコード(左下の模様)
- ディケイドが使う二期系カード以外のバーコードが玩具基準のものに変更されている(ディエンドが使う二期系カードは玩具基準)。
ちなみに、劇中のカメンライド・フォームライド・アタックライドのカードは、玩具(DX、CSM)のカードと比べておもて面左下のバーコードと白い領域の横幅が狭い。
唯一の例外として、『仮面ライダージオウ DXネオディケイドライバー』のカードは劇中同様狭くなっているが、読み取り精度に影響したためかその後の他玩具では従来の広さに戻り、『仮面ライダージオウ 変身ベルト DXネオディケイドライバー&ケータッチ21』として再販された際にも変更されて広くなっている。
関連項目
アドベントカード ラウズカード ライダーチケット:歴代のライダーが使用するカード。
ゼインカード:似たデザインのカード型アイテム
コレクションアイテム