「デネビックバスター!」
「最初に言っておく、これは自分でもビックリだ!!」
概要
仮面ライダーゼロノスの相棒・デネブが変身したガトリングガン型の射撃武器。
桜井侑斗がゼロフォームに変身した際、彼を守りたいと思うデネブが勢いで変身した武器のため、当初は元に戻れるのかすら把握しておらず、変身のメカニズムもよくわかっていない。
ゼロノスの力ではなくデネブが自主的に変身しているため理論上は電王やアルタイルフォームでも使用可能と思われるが、劇中では"ゼロフォーム専用武器"として扱われている。
変身の影響なのかゼロガッシャー同様オーラアーマーの一種「ゼロメタル」で構成されている。銃の根元にデネブの顔があり、顔の前に両手を突き出したような形になっている。
デネブの指が変化した10本の砲門「ゴルドフィンガー」からフリーエネルギーの光弾を高速連射して攻撃する。銃身は非常に頑強に出来ているため、直接叩きつけ(デネブ視点では裏拳の要領で)接近戦を行う事も可能。
デネブの意思は残っており会話は可能だが、武器の制御はすべてゼロノスによって行われている。
必殺技
「ハアアァァァ! 弁ーッ!!」
バスターノヴァ
グリップ上部にある「ガッシャースロット」にフルチャージしたゼロノスカード(赤)を装填して発動。10つの砲門全てから強力なビームを放ち対象を爆殺する。
踏ん張ったゼロノスが後退するほどの反動、長時間光線を照射する、と言った前作のマキシマムハイパーサイクロンを彷彿させる。
立体物
「仮面ライダーゼロノス 超連結武装DXデネビックバスター」名義で2007年11月17日発売。
玩具オリジナル要素としてトリガーを弾くたびにデネブのセリフが鳴る点やゼロガッシャーとパーツの互換性があるが、音声等の変化はない。
ただし必殺技発動音が微妙に異なっており、劇中では「(カードセット→)ハアアァァァ!(トリガー→)弁ーッ!!」であったが、玩具版では(カードセット→トリガー→)「ハアアァァァ! 弁ーッ!!」である。
余談
声にエコーが掛かる、必殺技発動音がイマジンの掛け声という点はデンカメンソードと共通。
- 急遽デザインが求められたライダーウェポンであり基本部分はゼロガッシャー、グリップ部分は『特捜戦隊デカレンジャー』のディーナックルの造形を流用している。
- ゼロノスの最強フォーム専用装備なのだが、デネビックバスターに関しては元々デネブが滅茶苦茶強いので逆に頼りになる戦力の行動を制限していると指摘される事も。
- 「バスター」と名の付くライダーウェポンはデネビックバスターが初である。
- バンダイ公式サイトやライダー図鑑でもガトリングガンと紹介しているが、デネビックバスターに回転機構は一切ないためガトリングガンではなく多銃身の機関銃である。
- さらに言うとガトリングガンは「ガトリング氏が作った機関銃」という意味の『固有名詞』である。
関連タグ
ギガランチャー:プロデューサーと脚本家が同じ作品の牛がモチーフの緑のサブライダーが使用する大砲型武器。こちらも敵怪人を一撃で吹き飛ばすほどの威力と命中精度を有するが、発射する際にしっかり腰を落として撃ってもズズズと後ろに引き下がるほどの強烈な反動が生じる。
カイザクロスラッシャー←デネビックバスター→イクサライザー