「これが上手な人間の捨て方の手本さ！」
スーツアクター：高田将司
概要
天ノ川学園高校の3年生で、野座間友子が属する怪しい女子生徒4人の集団・ゴスのリーダーである鵜坂律子がアルタースイッチを押して変身した下級ゾディアーツ。
元々はそれほど強いゾディアーツではないらしいが、スイッチャーの律子がオカルトに傾倒している事に由来するためか空中を浮遊して移動したり、念動力や炎を扱う能力を駆使するなどユニコーン同様スイッチャーによる能力の進化を遂げた強敵である。
ペンダントに力を込める事で、それを身に付けた人物に念動力を使用させる事も可能。
このペンダントをゴスのメンバーである岡村雅美と倉持ゆりに付けさせて復讐を手伝った事から、生徒達からはゴスが本当の魔女の集まりと思われていた。
外見
祭壇座がモチーフだが、黒いローブと武器である杖アラディアから魔女にも見える。
頭部と爪先とアラディアの先端が炎を思わせる形状で、身体には祭壇座の大小様々なコアが随所に見られる。
10代の少女が変身しているのに変身後は老婆のように腰を曲げて杖をついているのが特徴的。
ゾディアーツの「無生物の星座モチーフのゾディアーツには昆虫の意匠を入れる」というコンセプトに従い、テントウムシの意匠が加えられているらしい。かつては魔女繋がりでドクターケイトが裏モチーフではないかとも言われていた。
その他
狙ったのかは不明だが時期的にもハロウィンである。
それとは直接は関係ないがハロウィン関係のイラストが仮面ライダーフォーゼのタグで多く見られた。
アラディアの由来になったのはチャールズ・ゴッドフリー・リーランドの著書に登場するディアナとルシファーの間に生まれたとされる女神「アラディア」から。
関連タグ
ホッパー・ドーパント：変身者が黒い服を着た不気味な女性繋がり。
動機と最期
※ネタバレを含む為、閲覧には注意
律子は学校で起きた事件を全て自分に押し付けられたことから、深夜の校舎屋上で儀式を行い、魔力の詰まった杖で校舎を跡形も無く焼き尽くし、天高に復讐しようとしていた。
力を分けたメンバー2人に仮面ライダー部を捕縛・監禁させた後4人で儀式を行うが、心変わりした友子にアラディアを奪われる。彼女を捕まえる為にラストワンのスイッチで変身し、3人で友子を追い詰めるも、ポテチョキンで脱出したフォーゼ達と戦闘。3対1で圧倒するも大文字隼が操縦するパワーダイザーに2人を捕獲され残りのライダー部にペンダントを破壊される。儀式を実行する為、アラディアを魔法陣に投げつけるもダイザーによって間一髪で弾き飛ばされ、へし折られて失敗。
後が無くなってしまい、フォーゼだけでも頭部からの炎で倒そうとするが、友子の言葉で判明したファイヤーステイツの能力により、自らの炎熱エネルギーを利用されたライダー爆熱シュートで逆に自分が焼き尽くされた。
第25話で再登場し、天高を襲撃。かつてスイッチャーだった律子が疑われるが、実際はコーマ・ゾディアーツが髪の毛から生み出した分身だった。
コーマやキャンサー・ゾディアーツと共に3対1でフォーゼを追い詰めるも、第26話でJKが操縦するパワーダイザーに倒された。
『MOVIE大戦アルティメイタム』ではアクマイザーの作り出した複製モンスターとして登場。シャムネコヤミーやジュエル・ドーパントと共に、ゲート救出にやってきた面影堂の皆様を迎え撃った。
火球を放ちまくってウィザードを空爆したが、火なので所詮水には敵わず、ウォータースタイルのスラッシュストライクでぶった切られ爆散した。
