漫画「怪人同盟」
何者かによって超能力を与えられた三人の中学生が「怪人同盟」を結成し、様々な問題に立ち向かう姿を描く。雑誌『冒険王』1967年3月号から8月号まで連載された。79年には短編「怪人同盟 恐怖植物園」が掲載。
ストーリー
無人の洋館で道草を食っていた魚屋の息子の小政竜二、大企業の御曹司の計七夫、体力派の大山五郎の三人は、一時間ほど昼寝していたつもりが帰ってみると自分たちが一週間行方不明になっていたことを知った。しかもその一週間の内に竜二には「変身」、七夫には「未来予知」、五郎には「怪力」といった超能力が授けられていた。
三人はこの力を正しい事に使うことを決め、偶然この秘密を知った団刑事と共に様々な事件に立ち向かう。
MOVIE大戦アルティメイタムの怪人同盟
天ノ川学園高校に潜むミュータントたちの組織。
改心した後は少年同盟に名を改めた。
実は魔法使いの素質があるゲートであり、幼少期にアクマイザーに攫われ、上村優と共に無限モンスタープラントの生体ユニットにされていた。アンダーワールドに出現した左翔太郎、フィリップ、照井竜、火野映司、後藤慎太郎の幻影にWからバースまでのライダーリングを託されて、晴人のハンドオーサーに翳し、レジェンドライダーを召喚した。
このことから、超能力者とは魔法使いとは紙一重の存在であることが窺える。
元ネタは先述の漫画に加え、『少年同盟』や『イナズマン』に登場する組織少年同盟から来ており、両作品は風田サブロウやミヨッペが登場する。
メンバー
演:須賀健太/渋谷樹生(幼少期)
- 小牧瑠美
演:山谷花純/芳賀栞(幼少期)
同盟のサブリーダー。愛称は「ルビィ」。
他者をマインドコントロールして操るなど極力自分の手を汚さない遠距離戦法が得意。
名前の由来は漫画版『イナズマン』に登場する、新人類帝国の刺客『ルビィ』と『小巻先生』から。(ルビィは改心し協力者となる)
余談だが、坂本浩一監督によれば、今野鮎莉や飯豊まりえなど次年度の戦隊ヒロインがオーディションを受けていたと語っている。
- 近藤大太
演:キャッチャー中澤/坂本大河(幼少期)
愛称は「コング」。非常に無口で「ウホッ」ぐらいしか喋らない(一応、普通の言葉を話すシーンもある)。
パワーファイターではあるが、超能力を生かした戦法も得意。
名前の由来は漫画版『イナズマン』に登場する風田サブロウの戦友『コング大王』(こちらはよく喋るキャラである)。なお、漫画版における『揮大坊玲次郎』(竹刀をレーザーブレードみたいに光らせるキャラ)にあたるキャラは登場せず……。
『仮面ライダージオウ』EP05に登場。後述のネズミとともにソウゴ達を仮面ライダー部に案内した。
なお、改変の影響でただの人間となっている他、無口ではなくなっている。
演じたキャッチャー中澤は平成ライダーの変身ポーズ完コピを得意とする芸人でもある。
- 根津誓夫
演:原勇弥/阿久津秀寿(幼少期)
愛称は「ネズミ」。一見ひ弱そうだがすばしっこく、ダスタードと互角に戦える程の戦闘力を持つ。
名前の由来はこれまた漫画版『イナズマン』に登場する『チカメネズミ』から。原作ではむしろスパイ活動を得意としており、最後まで新人類帝国の側に付くなど敵キャラクターとして扱われた。
コング同様、『仮面ライダージオウ』EP05に登場。
こちらも改変の影響でただの人間となっている。
演:遠山俊也
『イナズマン』の帝王バンバを元ネタとする。
詳しくは該当項目にて。
関連タグ
反怪人団体:真逆の組織。