怪人同盟
かいじんどうめい
何者かによって超能力を与えられた三人の中学生が「怪人同盟」を結成し、様々な問題に立ち向かう姿を描く。雑誌『冒険王』1967年3月号から8月号まで連載された。79年には短編「怪人同盟 恐怖植物園」が掲載。
MOVIE大戦アルティメイタムの怪人同盟
天ノ川学園高校に潜むミュータントたちの組織。
改心した後は少年同盟に名を改めた。
実は魔法使いの素質があるゲートであり、幼少期にアクマイザーに攫われ、上村優と共に無限モンスタープラントの生体ユニットにされていた。アンダーワールドに出現した左翔太郎、フィリップ、照井竜、火野映司、後藤慎太郎の幻影にWからバースまでのライダーリングを託されて、晴人のハンドオーサーに翳し、レジェンドライダーを召喚した。
このことから、超能力者とは魔法使いとは紙一重の存在であることが窺える。
元ネタは先述の漫画に加え、『少年同盟』や『イナズマン』に登場する組織少年同盟から来ており、両作品は風田サブロウやミヨッペが登場する。
メンバー
演:須賀健太/渋谷樹生(幼少期)
- 小牧瑠美
演:山谷花純/芳賀栞(幼少期)
同盟のサブリーダー。愛称は「ルビィ」。
他者をマインドコントロールして操るなど極力自分の手を汚さない遠距離戦法が得意。
名前の由来は漫画版『イナズマン』に登場する、新人類帝国の刺客『ルビィ』と『小巻先生』から。(ルビィは改心し協力者となる)
余談だが、坂本浩一監督によれば、今野鮎莉や飯豊まりえなど次年度の戦隊ヒロインがオーディションを受けていたと語っている。
- 近藤大太
演:キャッチャー中澤/坂本大河(幼少期)
愛称は「コング」。非常に無口で「ウホッ」ぐらいしか喋らない(一応、普通の言葉を話すシーンもある)。
パワーファイターではあるが、超能力を生かした戦法も得意。
名前の由来は漫画版『イナズマン』に登場する風田サブロウの戦友『コング大王』(こちらはよく喋るキャラである)。なお、漫画版における『揮大坊玲次郎』(竹刀をレーザーブレードみたいに光らせるキャラ)にあたるキャラは登場せず……。
『仮面ライダージオウ』EP05に登場。後述のネズミとともにソウゴ達を仮面ライダー部に案内した。
なお、改変の影響でただの人間となっている他、無口ではなくなっている。
演じたキャッチャー中澤は平成ライダーの変身ポーズ完コピを得意とする芸人でもある。
- 根津誓夫
演:原勇弥/阿久津秀寿(幼少期)
愛称は「ネズミ」。一見ひ弱そうだがすばしっこく、ダスタードと互角に戦える程の戦闘力を持つ。
名前の由来はこれまた漫画版『イナズマン』に登場する『チカメネズミ』から。原作ではむしろスパイ活動を得意としており、最後まで新人類帝国の側に付くなど敵キャラクターとして扱われた。
コング同様、『仮面ライダージオウ』EP05に登場。
こちらも改変の影響でただの人間となっている。
演:遠山俊也
『イナズマン』の帝王バンバを元ネタとする。
詳しくは該当項目にて。