概要
1989年4月から1990年3月にかけて日本テレビ系列局の一部に加えてフジテレビ系列局・テレビ朝日系列局各約1局ずつにて放送された。
アニメ放映前の1988年から、学研の「学習」各誌にて石ノ森章太郎を原作者とする漫画版の連載も行われており、学年ごとに執筆しているマンガ家が異なっていた。
漫画版とアニメ版では微妙にストーリーが異なっており、アニメ版では男性選手アンディとして広島カープに入団したメロディが、漫画版では中日ドラゴンズに入団し、最初から女性選手として活躍していたり、アニメ版の最後のライバルであったカルロスが漫画版では登場していないなどの違いがある。
現在、5年生分から連載が始まっていた石ノ森章太郎名義の連載分のみ「石ノ森章太郎 デジタル大全」シリーズにて単行本化されているが、それ以外の連載分は単行本化されていない。
経緯
子供達のプロ野球離れが話題になっていた当時、子供達の人気を呼び戻すために、子供がプロ野球選手として活躍する作品として作られた。また、1988年に完成した東京ドームのイメージキャラクターとして1989年から1991年までの間、東京ドームで巨人の選手がホームランを打つと童夢くん人形が手渡されていた。作品は読売ジャイアンツとセントラル・リーグの全面バックアップを受けており、巨人のみならず、セ・リーグの各球団に当時在籍していた選手や監督だけでなく、東京ドームを始めとする各球団のフランチャイズ球場、そして、当時の巨人北海道シリーズの舞台、札幌円山球場が実名で再現され、登場する。番組の終わりには巨人の選手・コーチによる野球指導の「童夢くんのジャイアンツ・いれコミ情報!」のコーナーもあった。
ストーリー
※wikipediaからの転載になります。その点はお含み置き下さい。
プロ野球選手となるためには年齢制限があるが、優秀な才能を持つ子供達を発掘するために、年間出場回数や出場可能時刻などの児童保護のための多くの限定付きながら、年齢制限が撤廃された。各球団は優秀な才能を持つ子供達の発掘に努め、並み居るプロ野球選手に勝るとも劣らない子供達が球界で活躍し始めた。
登場人物
アンディ / メロディ・パトリシア・ノーマン(CV:佐久間レイ)
カルロス / ドン・カルロス・フォン・ベルジュ(CV:速水奨)
主題歌
オープニングテーマ
「ボクらの夢によろしく」
作詞:平出よしかつ/作曲:多々納好夫/編曲:鷺巣詩郎/歌:CHA-CHA
エンディングテーマ
「やさしくされた、あの気持ち」
作詞:平出よしかつ/作曲:多々納好夫/編曲:鷺巣詩郎/歌:CHA-CHA
関連タグ
ミラクル・ジャイアンツ童夢くん:表記揺れ