概要
2025年1月から3月までテレビ東京系列の「ドラマ9」枠で放送されるテレビドラマ。
主演は上白石萌音。主題歌はNovelbrightの「ワインディングロード」。
登場人物
- 天童竜美(演:上白石萌音)
「歩田法律事務所」の新米弁護士。将棋が得意。嘗ては棋士を目指していたが、3年半前のある出来事を機に突如奨励会を辞め、引きこもってしまう。しかし、香澄の勧めで弁護士へと転身。空気が読めないながらも、今度は自分のための勝負でなく相手のための勝負として将棋で培った経験を駆使しながら弁護を進めていく。とはいえ、例えが将棋用語ばかりなので虎太郎や利江には当初なかなか理解してもらえなかった。
勝負服として棋士時代から着用していた着物を着用しており、周囲からは好奇の目で見られているが本人は特に気にしていない模様。
酒が飲めない下戸であり、ビール一杯飲んだだけで泥酔するほどの弱さ。
- 歩田虎太郎(演:高杉真宙)
「歩田法律事務所」の所長兼弁護士。亡くなった先代の父・羊次郎から跡を継いだのはいいものの、経験不足もあって所長としての責任に耐えきれておらず、仕事ではろくな実績すら残せていないため、事務所存続の危機に陥る。そのポンコツっぷりの一例として証人の証言を信用しすぎて打ち合わせをろくにせず当日の証人の遅刻も相まって証言の順番を思いっきり間違えてしまい被告人に恥をかかせるという逆ウルトラCをかましまくった。(しかもその被告人は中学時代の同級生である郷田（演:稲葉友）。)
そういったこともあり、父親と比較して自分を卑下することもある。
裁判でボロ負けした時は餃子屋に行きやけ食いするのがお約束。
竜美の空気を読まない奇想天外な行動に度々頭を悩ませ時には対立するものの、バディとして依頼人を弁護していく。
周辺人物
- 駒木兎羽(演:白石麻衣)
将棋界における竜美の親友でありライバル。年齢は竜美より3つ上。3年半前の竜美との対局で敗北したことで突然涙を流し、そのまま立ち去ってしまった。
- 天童香澄(演:和久井映見)
竜美の母親で彼女が弁護士への道を歩むようになったきっかけとなった人物。奨励会を辞めて引きこもっていた娘に弁護士になるよう勧めた。
- 天童辰夫(演:田辺誠一)
竜美の父親で判事。娘のことを心配しているが、判事である手前、身内贔屓はできないことにもどかしさを感じている。
娘に近づく男性にも警戒心が強めで、虎太郎とプライベートで初対面となった際には仕事上の関係を理由に素っ気なく接していた。以降も態度を変えていない。
また、規則に縛られているからか妙に堅苦しく香澄からは「杓子定規」と評されている。
- 乾利江(演:小林聡美)
「歩田法律事務所」のパラリーガル。経理も担っている。虎太郎の情けなさ加減を先代と比較しながら悲観していた。
しかし、竜美が新人弁護士として入所してくれたことで3人で協力して依頼人の弁護を進めていく。
- 歩田羊次郎(演:藤井隆)
虎太郎の亡き父親で「歩田法律事務所」の先代所長。「法は人をナイフのように傷つけるためではなく、毛布のように包んであげるためにある」という持論を唱える人情派弁護士。虎太郎が跡を継いだものの、父の全盛期よりも状況は悪化する一方で今では閑古鳥が鳴くような有様。竜美の採用を機に徐々に依頼が舞い込んでくる。
