ピクシブ百科事典

ジーダス

じーだす

ガメラシリーズ中に登場する怪獣に関連するイラストおよびタグ。デビュー作は、2006年に公開された特撮映画「小さき勇者たち~ガメラ~」。
目次[非表示]

概要

大映(現:角川映画)の特撮映画作品『小さき勇者たち~ガメラ~』に敵怪獣として登場する、エリマキトカゲや恐竜を思わせる風貌の怪獣。

当初は、昭和ガメラシリーズのバイラスを思わせる触手を持ち、全身が「特殊な核廃棄用食用バクテリア」でコーティングされた軟体怪獣として設定されたが、製作の途中で変更され現在の形に収まった。

特徴

体高30m(志摩波切出現時)、50m(名古屋出現時)
体高90m(同上)、150m(同上)
重量2000t
年齢・性別不明


通称「海魔獣」。
英語表記は "Zedus"。

比較的変わり種が多いとされるガメラシリーズの怪獣では珍しい、オーソドックスな恐竜型の怪獣で、造形も今までのガメラ怪獣とは趣が異なる。

日本の恐竜型怪獣には珍しく、前腕が比較的短いという現実の獣脚類にアプローチがかった体型になっている。体型とジャンプ力はゴロザウルスを思わせる。名前の由来は、後述のジラースへのオマージュと"G(ギャオス)(ガメラ)-Dust"、つまりは「ギャオスから出たゴミ」 または 「ガメラの遺した者」という負の遺産的なニュアンスの意味合いを掛けている。ちなみに、名前の由来を「舌を出す」や「舌足らず」と予想していたファンもいる。

角川社からの要請で劇中からは除外されたが、出自は1973年にアヴァンガメラの自爆により爆散したオリジナルギャオスの肉片が海に流れて南方の島に漂着、それを摂取した陸上凄の爬虫類が水陸両用に適応化&怪獣化したものであるとされる。ギャオスの肉片を食べて怪獣化したことにより、小説ではギャオスの怨念のようなものに取り憑かれ、ガメラへの憎悪と人間を喰らい尽くすという本能で突き動かされている描写がある。

  • なぜ誕生シーンが削除されたのかは厳密には判明していないが、単純明快な勧善懲悪を目指したためとも言われており、これは往年の昭和ガメラに近い作風への歩み寄りとも取れる。

ウルトラマングレートの宿敵ゴーデスや、東宝のゴジラシリーズにおけるビオランテスペースゴジラオルガ等と似たポジションにある。ガメラ(トト)との関係は、ミニラとガバラに通じるいじめっ子とその被害者。ちなみに、沖縄近海で捕食を行った点ではゴジラジュニアと同じ。

なお、ジーダス以外にも「ギャオスの遺産」とする怪獣が続編が作られた場合は出てきたと思われ、一部小説では昭和怪獣全員を「G-〇〇」などという形で出演させていた。その際は、初戦では打倒ガメラを目的とした輩が集まっただけのカオスな乱戦状態だったが、次戦ではジーダスが指揮官となっていた。

ManEater.
嵐の決戦



性質は極めて残忍で、好んで人肉を喰らう。
天晴れなほどに「悪役」に徹した怪獣の一体であり、ファミリー向けの映画でありながら志摩の住民を追い詰め食すシーンは多数の観客のトラウマとなり物議をかもした。

ギャオスも真っ青な成長速度を誇り、わずか数日の間に二周りも巨大化した。

ギャオスからの超音波や空気系の能力は受け継がず、光線技や飛び道具は持たない地味な怪獣ではあるが、得意技はハープーン舌、尻尾ムチ、200m大ジャンプ、溶解液分泌線など多彩。あれだけの極太で長大な舌を、窒息を起こさずに体内に収めていられるのが不思議ではあるが。

肉食恐竜型に恥じない強大な脚力が特徴で、これを使った「200m大ジャンプ」や必殺技「喧嘩キック」を武器とする。陸海で高い機動性をもち、短い腕だが高層ビルに素早く登る腕力もある。

ジーダス
組めない奴ら



バルゴンのオマージュからか「ハープーン舌」と呼ばれる長大(100m)で強固な舌は武器になる。血液を充満させる事で舌を硬化させて勢いよく発射でき、鉄板を易々と貫くばかりか最終的に幼体とはいえガメラの甲羅を貫通するにまで威力が上がる(ジャンプ力が高いのも共通)。

なお、劇中で使用されたか否かは不明であり、多数の媒体ではオミットされた設定だが、ハープーン舌の先端や手足の爪に強酸性の溶解液の噴射線があり、これで攻撃力を増大させる。
劇中でガメラの甲羅を舌で貫通できたり、ガメラの拳を貫通した際に煙が上がっていたのも、この溶解液の恩恵によるものかもしれない。

なお、小説版では一瞬のうちに肩から巨大な翼が生え、飛ぶことも可能となっている。
また、ジーダスまたはギャオスの肉片そのものに意思や呪いが宿り行動することも小説では示唆されている。

エリマキトカゲの様なカラフルなエリマキが首元にあり、展開することで威嚇に使う。戦闘に直接機能しないボディパーツを持つという意味でも非常に珍しく生物的とも言える。陸上では肺呼吸、水中では背びれの付け根に存在するエラ呼吸に切り替えることができ、地味ながら多機能を持つ。

尻尾が異様に長く、劇中では分かりにくいが全長は150mもある大型の怪獣である。イリスの触手に次ぐ長さであり、ガメラ怪獣で最重量でもある。

また、100m以上もある巨躯を持ちながら高層ビルを素早く登る様はハリウッド版Godzillaに通ずる部分もある。脚力とキックを大技に持つのはゴロザウルスゆずり。なんと200m もの距離を反動や助走なしで放物線上にジャンプし、ビルからビルへと飛び移るなどとんでもない脚力と身軽さを誇り、その足腰の強靭さは「喧嘩キック」にも応用できる。

ガメラを察知して日本に来た可能性や、更に成長して強大な怪獣になった可能性も指摘されており、飛び道具を持ち得たのかもしれない。なお、ギャオスやエメゴジ同様、雌雄同体の可能性も指摘されている。

劇中での活躍

誕生後は海を渡って(途中で漁船などを沈めてはその船員らを捕食していた)日本へ向かい、遂にガメラ(=トト)のいる三重県の志摩に上陸、街の人を喰らいながら破壊活動を開始する。そこに10mほどに成長したトトが現れ、その体格差を生かしてトトを圧倒するも、自身の舌攻撃を逆手に取ったトトの火炎弾を受けて負傷し撤退に追い込まれる。

その後はトトが運び込まれた愛知県の名古屋を襲撃し、政府の研究者の手で50mまで巨大化させられたトトと再戦、それでもまだ力不足なトトを容赦なく攻め立てて苦しめた。しかしトトが育ての親である相沢透はじめとする多くの子供達と共に運んできた赤い結晶体を取り込んでパワーアップを遂げると形勢が逆転、飛行能力を発現させたトトの動きに翻弄された挙げ句、最後はトトの放った最大威力の火球「トトインパクト」を浴びて滅ぼされた。

他シリーズとの関連性

怪獣図鑑・ジーダス
怪獣図鑑・ジラース

 
今更ながらだが、名前と見た目のモチーフはウルトラマンに登場する怪獣ジラース

また、撮影時のスーツの中の人は、平成ガメラシリーズの監督とスタッフが手がけた『ゴジラ・モスラ・キングギドラ-大怪獣総攻撃-』のゴジラ役のスーツアクターと同じである。

なお、意図的に東宝怪獣らしさを目指したデザインがされた事は制作陣が明かしており、ジラースは言わずもがな、とくにゴロザウルスを軸にバランバルゴンエメリッヒ版ゴジラなどの要素を組み合わせて行ったとされる。余談だが、エメリッヒ版ゴジラにも小説では背びれでジャンプ時に羽ばたく描写がある。

  • 一説にはジーダスの容姿が大映染みてないのには「大映からの呪縛の解放」という制作陣の意志と「角川が『ガメラ vs ゴジラ』を東宝に持ちかけたのに一蹴されたことに対する物申し」としてデザインされたからだという意見も存在する。
  • 前身である徳間大映の故徳間康快氏も存命中に何度か両者の対決を東宝に打診してきたが、その度に蹴られてきたという噂もある。
  • 一方、ガメラとゴジラの対決が実現しないのは、両者の玩具のメーカーがバンナムであり、人気のバランスを崩すと商品展開に支障が出るからだという意見もある。怪獣映画と玩具の成功が密接に関係している。実際、1998年のハリウッド版ゴジラが、興行では成功したが玩具の売上が悪いために続編の企画が流れてしまったという例もある。

余談

当初、舌が伸びる怪獣ということで「バルゴン復活かっ!?」と話題になった。また、コンセプトの時点ではたくさんの触手を持つイカ型怪獣として話が進んでいた。
小説版では、例えばGーバルゴンのように昭和の敵全員にGが付いたのが出てくるという、ガメラシリーズ初のお祭り状態であった。
んなことより早よガラシャープを出s ry.

登場作品

2006年『小さき勇者たち〜ガメラ〜』(ガメラシリーズ第十二作)

関連イラスト

ジーダス
血肉
ガメラvsジーダス的な何か



関連タグ

ガメラ怪獣 特撮 悪役 ゴジラ

ダイダラボッチ…波切・大王島に上陸して人々に迷惑をかけていたという伝承がある。

pixivに投稿された作品 pixivで「ジーダス」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 11979

コメント