曖昧さ回避
- 草書の書体。草書体。
- 映画『ガメラ2 レギオン襲来』に登場する宇宙植物。
ここでは2について解説する。
概要
レギオンと共生関係にある巨大植物。ビルを突き破って開花するほどの巨大な花。
「レギオンプラント」や「レギオンフラワー」とも呼ばれる。
大規模な爆発を起こして、種子を宇宙空間に飛ばすという特殊な繁殖方法を持っている。
この種子発射こそが、そのままレギオンにとっての繁殖方法でもあり、マザーレギオンは発射前にこの種子に卵を植えつけておくことで、他の惑星へと繁殖していく。
また、強力な電磁波のゆがみを発生させており、草体の周囲では緑色のオーロラが出現する。
レギオンプラントは、マザーレギオンが繁殖地と定めた場所へと運ばれ、レギオン達によって管理され発芽する。また、レギオン達がシリコンを生成する上で発生する高濃度酸素によって、種子の発射力(爆発規模)を高めている。
その破壊規模は単一の草体の爆発でも、NTT北海道のコンピュータを用いて行われたシミュレーションでは札幌中心部6km四方が確実に壊滅するとされた(しかもこのシミュレーション、終了直前にシステムエラーによって中断されたため、恐らくこれ以上の被害になった可能性が極めて高い)。複数の草体が同時炸裂した仙台の例では、仙台駅周辺そのものが消滅、クレーターと化す被害を出した。
完全に成長し切る前ならば焼却する事も可能(高濃度の酸素に引火する危険性はあるが、火器による破壊効果も上がる)。根っこを爆破すると、活動を停止・遅滞させることができるようで、電磁波の放射も停止する。
実際、初めて姿を現した北海道の個体は爆発直前にガメラに破壊され、都市壊滅の被害にならずに済んでいる。
余談
関連タグ
神樹:世界を滅ぼす力を持つ大怪獣と関係があり、それ自体が植物怪獣でもあり、同族が数々の星々に散らばって星の生態系や環境などに多大な影響を与え最終的には星を破滅させる可能性があるなど、若干ではあるがレギオンや草体との類似点がみられる。