負の遺産

ふのいさん

人類が犯した過ちを記憶にとどめるために残されている歴史遺産など、複数の意味を持つ単語。

1. 虐殺など、人類が犯した過ちの記憶として残されている遺跡や建築物。原爆ドームやアウシュビッツ強制収容所などの「負の世界遺産」が代表的なものである。
2. 利益を全く産まないにもかかわらず、維持・廃止のために莫大なコストがかかっている施設。重金属を含んだ強酸性の毒水を垂れ流す廃鉱山（松尾鉱山など）や、大規模な事故を起こし廃炉作業中の原子力発電所（福島第一原子力発電所など）がある。
3. 遺族に継承される負債（借金など）。遺族が引き継ぎたくない場合は相続放棄できるが、不動産や株式など「正の遺産」も一緒に放棄しなければならない。

関連タグ

惨事　戦争　虐殺　奴隷　黒歴史 核実験　ガチャは悪い文明

借金