アウシュビッツ

あうしゅびっつ

現在のポーランドの南部にあるオシフィエンチム市のドイツ語読み（Auschwitz）。かつて第2次世界大戦中にユダヤ人強制収容所があった事で知られる

1. 現在のポーランドの南部にあるオシフィエンチム市のドイツ語読み。12世紀に存在したシロンスク（ドイツ語読みでシュレージェン）公国が、相続に相続を重ねた結果分裂した「シロンスク公国群」の一つとして1315年にオシフィエンチム（アウシュビッツ）公国が成立。1327年にハプスブルク家のボヘミア（チェコ）王に臣従しその属国となった。1454年にポーランド王に臣従し、1554年に正式にポーランド王国に併合された。1772年の第1次ポーランド分割後はガリツィア王国領としてハプスブルク家の手に戻り、第一次世界大戦でオーストリア・ハンガリー帝国が崩壊するとポーランド共和国の領土となって今日に至っている。
2. ナチスドイツの占領下にあったオシフィエンチム市郊外に設けられていた強制収容所ガス室で大量のユダヤ人・同性愛者・ジプシー、障碍者、政治犯、聖職者、捕虜を虐殺（ホロコースト）したとされる。

日本では一般的に、2の強制収容所の事を指す事が多い。フィクション作品で登場する架空の刑務所や収容所はこれをイメージしたものが多い。

最近はとあるブラウザゲームの影響で、秘密警察に連行されて来る提督が後を絶たないとか…

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