トビトカゲ

とびとかげ

アジアに生息するトカゲの仲間。

概要

有鱗目アガマ科に属するトカゲの一種で、東南アジアを中心としたアジア圏の森林に生息するトカゲの総称。顔の脇と前足と後ろ足の間にある皮膜で滑空するという変った特性を持っており、皮膜を広げた姿はさながら小さなドラゴンのようである。その為かトビトカゲ属を学名で表すと「Draco」とほぼそのまんま。

オスには黄色い喉袋があるのが特徴で、土中に2〜4個の卵を産み、アリなどの小さな昆虫を捕食する肉食性である。

なお、皮膜で飛行するタイプのトカゲは古代に多数確認されており、代表例でいえば、クエネオスクースやキュネオサウルスが挙げられる。姿の類似性からトビトカゲもまた原始的なグループではないかと考えられている。

トビトカゲをモチーフとしたキャラクター

空を飛ぶトカゲという姿が人々の興味を引く為か、キャラクターのモチーフになることもしばしばあるが、他のトカゲとの複合モチーフになることも少なくない。

ポケットモンスターシリーズ

• インテレオン(ただし、カメレオンとバシリスクの要素が強い)

その他

• ゲッコ・グライダー(皮膜以外はほぼヤモリ)
• カックー

関連タグ

爬虫類 有鱗目 トカゲ　滑空

リザードン:トビトカゲモチーフ…ではない。トカゲから進化するが、こっちは完全にドラゴンになってしまう。