キュネオサウルス
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きゅねおさうるす
爬虫綱有鱗目トカゲ亜目キュネオサウルス科に属し、中生代三畳紀後期に棲息した飛行能力のある爬虫類の1つである。
トカゲの仲間で、知られる限り最古の有鱗目であるが、すでに特殊化が進んでいる。有鱗目の起源は更に遡ると思われる。現生の近似種にトビトカゲがいて、トビトカゲは東南アジア各地に数種現存している。トビトカゲ同様肋骨から骨が伸びており恐らく現生のトビトカゲ同様その骨の間に皮膜が張り滑空出来た者と思われる。ペルム紀前期の単弓類ではディメトロドンやエダフォサウルス、恐竜ではスピノサウルスを代表とした多くの者達が帆を持っているがこれらは全て背骨から伸びた骨で一筋であるが、キュネオサウルスのみ肋骨から一対(二筋)で例外的である。飛行能力と体温調節のどちらから生まれた者かは不明であるがトビトカゲを見る限り飛行の為にあるのが有力である。
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