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エダフォサウルス

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えだふぉさうるす

石炭紀後期からペルム紀前期の北米大陸とヨーロッパに生息した単弓類(旧称:哺乳類型爬虫類)である。

概要

名前の意味は「土のトカゲ」。古生代石炭紀後期 - ペルム紀前期のユーラメリカ大陸(北米大陸とヨーロッパに相当)に生息していた原始的単弓類の一種。

全長3メートルほどで背中には体温調節のための帆をもっており、これらの点は同時期の同じ地域に生息した近縁種ディメトロドンとほぼ同じ(違いとしてエダフォサウルスには横から短い突起が出ている)。

食性

エダフォサウルスは肉食で獰猛なディメトロドンとは異なり、大人しい植物食動物だった。

それまでの陸生脊椎動物はほとんどが他の動物や昆虫などを食べる肉食性で、栄養分が少なく消化しづらいため植物を食べるものはほとんどいなかったと考えられている。

しかしエダフォサウルスは枝や葉を引きちぎるのに適した釘のような歯と、植物をすり潰すのに適した口蓋歯が発達しており、明らかに植物食に適応していた。顎の筋肉も植物をすり潰すために適した動きができたようで、大きな体にはできるだけ多くの栄養を摂取するための長い管が収まっていた可能性が高い。これらの特徴を生かし植物食に適応したエダフォサウルスは、地球史上最初の植物食の有羊膜類の一つである。

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