データ
初出 | 第1世代 |
---|---|
タイプ | みず |
ぶんるい | 特殊 |
いりょく | 65 |
めいちゅう | 100 |
PP | 20 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
概要 | 10パーセントの確率で相手の素早さを一段階下げる |
英語名 | Bubble Beam |
概要
初代から存在する技。
大量の泡を相手に吹き付けて攻撃する名前からあわの上位互換に相当すると思われるがあわは全体攻撃であるので差別化は一応可能。
球状の泡と線状のビームをドッキングしたミスマッチ極まりないネーミングが素敵。バブルを光線のように高速で撃ち出すということだろうか。
初代ではカスミからもらえる技マシンだった。
その為、割と初代のポケモンは習得者が多い。ラッタやガラガラ、ペルシアンなんかも覚えたりした。
それ以降の世代では技マシンから外れたが、その代わりに水タイプの多くがレベルアップで覚える技になった。
対戦では不動の安定技のなみのりや追加効果が強力なねっとう等があるので余り好んで採用されない。似たような立ち位置にみずのはどう(威力60・2割の確率で混乱)があるが威力がアップできる特性テクニシャンやメガランチャー、追加効果発動率を2倍にできるてんのめぐみと組み合わせれば実用性のある技へ変貌する為みずのはどうにも押されがちなのが現実である。
しかし初代当初はわざマシンだった為、なみのりは覚えないけどこの技は覚えるというポケモンも一定数いた。ラッタやペルシアンがそれに該当し苦手ないわタイプに対抗する為採用される事も多かった。
現在ではアニメの影響からポッチャマのイメージが強い技だが、初代世代ならまず思い浮かべるのがカスミのスターミー。
ただでさえ破格の性能を誇ったこいつの「バブルこうせん」で数多のポケモンが泡のごとく沈められた。
そしてタケシで散々な地獄を見たヒトカゲを選んだプレイヤーをさらに精神的に追い込んだ技でもある。
特に、当時のエフェクトは耳を劈く効果音と共に泡がシャッフルしながら勢いよく発射されるという非常に特徴的で中毒性あるモーションだったのも割と大きかったりする。
フシギソウ辺りで全抜きした?いや、まあ……。
今までのシリーズでは泡状の光線を放つ技としての扱いだったが、第六世代以降のモーションでは光線の名前に準じて細い光線を一緒に放つ技として描写されている。一方ポケダンではより光線としての要素が強調されたモーションになっている。
漫画では、ポケットモンスターSPECIALにてワタルのギャラドスと二体のハクリューが使用。
それぞれが、赤・青・黄の泡を吐き、それらを太陽光と干渉させて無色の見えない攻撃として放つという中々トリッキーな芸当を見せる。
四天王なだけあって、威力も相当で、被弾したイエローは腕を骨折してキャタピーの即席ギブス着用を余儀なくされた。
おまけに、撃ち出す間は弾力溢れる泡のバリアで自分達を防御する周到さ。嫌らしいとも言えなくもない。
ちなみにシャワーズがこの技を習得できるのは初代だけ。
……みずのはどうを自力習得にするなら「あわはきポケモン」らしくこちらを習得するようにして良いとは思うが……。
みずタイプの特殊攻撃技が高威力のサブウェポンに乏しくみずのはどう頼みのポケモンも少なくないため、威力で僅かに勝るこの技を過去作からフリーザーやルージュラが採用していることもある。
ちなみにサトシのヘイガニの使うバブルこうせんは他のポケモンの物とは異なり、赤色のエフェクトになっている。
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ポケモン ポケモン技一覧 わざマシン一覧 カスミ ポッチャマ:ヒカリのポッチャマの得意技の代名詞としてこの技が挙がる事が多い。